kazさんの日々彩々2

どうして花は咲くのだろう?どうして小鳥はさえずるの?
やさしい想いや言葉にふれて、どうして人は泣くのかな?

得した気分。

2007年09月21日 | 「秋」の彩り
仕事場の大掃除に続いて、先日は車の大掃除を。

ボールペンや書類の類い、子どもの小さなおもちゃや、
お菓子の包み紙など、色んな物が出て来るわ、出て来るわ。

あんまり色んな物が出て来るので、だんだん楽しくなってきて、
娘を叱ることも忘れてしまった。

出て来た物の一つに文庫本が有った。
『かきつばた・無心状』(短編集)、井伏鱒二著。



カミさんは以前読んだと言っていたが、自分は全く記憶が無いので、
得した気分。

川釣りが好きだった井伏鱒二さんの作風は、
どこか淡々飄々としたところが有り、また旅情豊か。
太宰治の無理心中事件の真相を、これまた淡々と綴った
“おんなごころ”は特に興味深く読めた。

この短編集には、全部で15編が収められているのだけれど、
読んだのはまだ5編ほど。
こういった本は、ゆっくりゆっくり楽しみながら読むのが好きだ。
焼酎を、ちびりちびりと呑むように・・。

読書の秋、
皆さんはどんな本を読まれますか?

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