kazuhi49の写真館

お花、山、飛行機、鉄道、船、などなんでも撮っています。

観音崎からの風景「50年前の貨物船」

2020-02-06 09:32:02 | 船ウオッチング

今回、観音崎を往来する船舶を撮りましたが、これが観音崎を訪れたのは2度目になります。

最初は50年前で、撮ったのはこの写真、日本郵船「伊豫丸」です。

そうなんです本船の船長が私の父、戦中からの生粋の船乗りなんです。

一度航行中の父の写真を撮りたく、機会を狙っていましたら、〇〇時観音崎通過の電報が入り、

慌てて撮り行ったのが、この一枚の写真です。

拡大してみましたが、粗くて写真が醜くて申し訳ありません、ここを通過する今どきの船舶と違い、

かなりの速力が出ている事がわかります、もちろん水先案内人なしでで入って来ました。

清水港からと思いますが、横浜港に入ってすぐに荷役ができるようにデリックを上げたままのです。

太平洋横断時には下げるそうです。

 

ここで「伊豫丸」のご紹介 9,931総トン 12,3936重トン 全長145.0m 1965年(昭和40年)20次造船として

名村造船所(大阪)建造 主機 三菱横浜MANディーゼル10,000馬力 航海速力18.2ノット 試運転最高21.0ノット

昭和54年に売却リベリア船籍となり「IYO」と改名 昭和57年再び売却して「SOMALI NAVIGATOR」と改名

昭和60年解体のため台湾高雄に到着して20年の歴史に幕をおろしました。

この写真は、横浜港で撮りました。一等航海士が船首で指示しています。

この当時、岸壁が足りず沖のブイでの荷役が多くありました。

訪船するのには通船で行くしかなく、私はそれが大好きで父の船の停泊が、

ブイと聴くと、通船に乗りたさに良く出掛けました。

日本郵船のIクラスの「伊豫丸」は8隻ある同クラスの2番船で第一船の「伊勢丸」が常連の

三菱重工神戸で建造された以外は本船も含め、

あまり取引のなかった名村造船・日本鋼管・日立造船・石川島播磨で

2年間の短期の間に作られました。

日本郵船の貨物船は、頭文字でそのランクがわかります。ランク下から、Mクラス12隻、Hクラス4隻、

 Nクラス2隻、Aクラス11隻、Sクラス15隻、Iクラス8隻、Fクラス3隻Yクラス4隻、Kクラス4隻、

重量物運搬船がW,タンカーはT,

鉱石運搬船はOでした。

昭和40年建造ですが、今見てもとてもスタイルの良い貨物船でしたね。


観音崎からの風景(国内セメント船・タンカー他)

2020-02-04 10:08:00 | 船ウオッチング

これで最後の1月19日の観音崎を往来する船舶の最後になりますが、国内の流通で頑張っている数多くの船舶が航行している事を再認識しました。

一般貨物船はもとより、他に多かったのは、セメント運搬船です。 

「陸龍丸」 6.544総t 10.836重t 全長132.6m 太平洋沿岸汽船 1997年常石造船

本船は2011年の東日本大震災時に、大船渡港で津波に遭遇しながら辛くも逃げ切って、話題になったセメント運搬船です。

今回は函館から横浜に向かっています。

かなりのお年ですが、まだまだ存在感がありますね!

こちらは、新造船です。

「第33すみせ丸」 748総t 2.168重t 全長79.6m 2019年建造 ナラサキスタックス/九州マリン

両船が行きちがいます。

次はケミカルタンカーです

「第33東洋丸」 全長127.4m 旭タンカー/大和海運 2014年 三浦造船所

「おおあみ」 999総t 12,428重t 全長79m 旭タンカー 2007年建造

今回は旭タンカーが圧倒的に多く航行していました。 同社のタンカーが行き違います。

最後は一般貨物船です。

「北翔丸」 4.675総t 6.350重t 北星海運 2011年新高知重工建造

国内では大型ですが、石炭・石灰石・コークスを運搬しています。

499総トンクラスの一般貨物船は数多く航行していましたが、そのうち1隻を掲載します。

「栄伸丸」 499総t 1.600重t 2010年 山中建船建造 栗林商船 よく見かける丸七のフアンネルマークです。

 


観音崎からの風景(その他の外航船)

2020-02-02 11:51:55 | 船ウオッチング

1月19日に観音崎で撮った一般貨物船・コンテナ船などの外航貨物船を掲載します。

日本郵船の子会社のNYKバルクプロジェクトの多目的船、フアンネルマークは同じです。

「MUROTO(室戸)」 10,444総t 14,117重t 132.5m 2008年 新高知重工建造

写真ではわかりませんが、クレーンは左舷側にあり、両吊りで100トンの重量を吊ります。

まずは、コンテナ船「HYPERION」9,971総t12,469重t 148m 2008年村上秀造船(今治)建造 コンテナ1,102個上海から入ってきました。

上海泛亜航運有限公司、運航はCOSCOスケジュールにあります。

コンテナ船「HANSA STEINBURG」 23,579総t 18,252重t  175.4M

  2010年WENCHONG SHIPYARD - GUANGZHOU, CHIN建造

コンテナ1,740個大連から入ってきました。

こちらも上海泛亜航運有限公司、運航はCOSCO。

在来貨物船「QIAN DAO HU」4.109総t6.094重t 全長100m パナマ船籍 2009年

  CHANG AN SHIPBUILDING建造

オーナーも中国の会社です。在来船の良いスタイルの貨物船ですね。

「TG GLORIA」4.105総t6.225重t 全長99.3m 韓国船籍2009年建造


韓国大栄商船所有、中国LAIZHOUから千葉港に向かっています。

満載ですが、積荷は何でしようね?

「KAI DA」1,199総t1,382重t 全長74m トーゴ船籍 1992年 小池造船所


以前は、日本船双竜丸、今は香港の会社になっています。

かなりのロートルですが、良く頑張っていますね。

スクラップでも積みに来たのでしょうか?

チョット怪しな中国船「TT STAR」5,675総t5,675重t 全長121m シエラネオネ船籍 2008年 


中国ZHEJIANG SHUNHANG SHIP MANUFACTURING - YUEQING,造船所

オーナー運航は香港の船会社です。

最後は、LPB船「CHAMPION ROAD」4、224総t4,866重t 全長99m パナマ船籍 

2007年 村上秀造船、川崎から天津に向けて出て行きました。

 


観音崎からの風景(大型タンカー.ばら積み船)

2020-01-31 10:05:32 | 船ウオッチング

商船三井の「YAKUMOSAN(八雲山)」がJXTG横浜根岸製油所から出てきました。

159.943GT 302.165DT 全長333mのVLCC(Very Large Oil Carrier)タンカーです。

原油輸送の20~30万トンクラスの大型タンカーをそう呼んでいます。

JXTG横浜根岸製油所はもうすぐENEOSに社名変更するそうです。

やはり大きいですね。

「YAKUMOSAN(八雲山)」 旧三井船舶の船名ネーミングを継承していて好感が持てます。

ハウスはこんな感じでとてもシンプルですね。

IHIマリンユナイテット呉工場2008年竣工、すぐ日本製とわかるスタイルですね。

アラブ首長国連邦フジャイラ港へ2週間の航海です。気をつけて行ってらっしゃーい。

ばら積船「AOM GEORGINA」43,022総t82,146重t228.9m 2014年常石造船の

グループ会社フィリピン・インダストリーズ(セブ)で建造のカスムサマックスバルカー型で

ギニアのカムサール港に入れる最大の長さ229m

に対応できる船型をこう呼んでいるそうです。

木更津からオーストラリア グラッドストーンに向けて出て行きました

石炭の積込みですね。


観音崎からの風景(RORO船・自動車専用船)

2020-01-28 10:47:00 | 船ウオッチング

観音崎は海上輸送の大動脈ですので、色々な種類の船舶の航行を

近くで見る事が出来、ファンには堪らないスポットです。

朝6時30分に東京港に向けて入っていきます。

「神川丸」13.018総t 6.387重t 全長162.9M 川崎近海汽船 2002年竣工

13時過ぎに名古屋に向けて出て行きます、ちょっと船体が汚れていますね。

航路は釧路~苫小牧~仙台~東京~名古屋~大阪の定期船です。

積荷は、主に紙製品・古紙だそうです。

すぐ続いて来たのは、

「琉球エキスプレス3」10、034総t 6,055重t 全長168.7M 

マルエーフェリー 2015年竣工

航路は那覇~志布志~東京~志布志~那覇の定期船です。

東京港有明の東京港フェリー埠頭に向かいます。

「すおう」11,675総t 6,100重t 全長179.9M 商船三井フェリー 2019年竣工

航路は東京~苅田のピストン航路で、航海速力23ノットの快速です。

ピカピカの新造船ですね、東京港有明の東京港フェリー埠頭に向かいます。

こちらは、外航航路の大型自動車専用船

川崎汽船 「DELHI HIGHWAY」58,997総t18,891重t全長199.9M 2011年竣工

豊田からやってきました。トヨタを積んでいるのでしょうね

全長200mを超えると巨大船扱いになるので自動車専用船の多くは

199.9mに抑えています、横浜に向けて入ってきました。

トヨタグループのトヨフジ海運の「とよふじ丸」12,687総t 5,490重t 

全長165.0M  2005年竣工

やはり東京湾観音を入れて撮りたくなりますね。

国内自動車専用船ですが、2,000台も積めます、イルカが可愛いですね。

仙台から横浜に向けての航行です。


リュウキンカ

2020-01-27 09:19:44 | 我家のお花

我家の庭でも、ぽちぽちと春のお花が咲き始めました。

リュウキンカ(立金花)はキンポウゲ科リュウキンカ属の多年草で、昨年の秋に近所の空き地に

あったのを少しもらってきて、植えましたらこんな早い時期に開花しました。

昔からある我家のキンリュウカはまだ冬眠中です。

茎が立ち金色に輝いたお花が咲くのでリュウキンカ(立金花)、良いネーミングですね。

他には、いつも最初に咲くのは黄色にクロッカスで今年も咲き始めました。

こちらは、水仙(モノフィラス)

 

 

 

 

 

 


観音崎からの風景(LNG・LPGタンカー)

2020-01-25 10:03:00 | 船ウオッチング
朝の交通ラッシュの観音崎、最初に入って来たLNG船は
「SCF MITRE」 113.876GT 93.585DT 2599.9Mの大型LNG船です。

アラブ首長国連盟ドバイから満載でやってきました。

メンブレン型のLNG船、建造は2015年韓国STX造船所、リベリア船籍です。

今は残念ですがLNG船建造ではまったく韓国製にかないません、船価が全然違うそうです。

川崎にある東京ガスとJXTGG共同の火力発電所に向かいます。

すぐ「SCF MITRE」の後ろに続いて来るのは「ARKAT」 98.490GT 72.800DT 284.2M

ブルネイの国営ガス会社(BGC)の運航で国籍もブルネイです。同国のムアラから来ました。

2011年韓国大字造船所建造製のこれもメンブレン型です。

本船は、姉ヶ崎にある東京電力火力発電所に向かいます。

「PUTERI FIRUS SATU」94.446GT 76.197DT 276M

メンブレン型ですが、なんと珍しく三菱長崎造船所2004年製造、うれしいですね。

マレーシア北カリマンタンのビントゥルからやってきました。船籍もマレーシアです。

手前の小型コンテナ船は井本海運の「まいこ」です。

横浜扇島にある東京ガスLNG基地に向かいます。

今や、日本の電力はクリーンエネルギーのLNG発電が全体の40%に達して、

東京湾内に沢山のLNG発電所がたくさんある事を再認識しました。

LPG船もやってきます。

「PHOENIX GAIA」が入ってきました。

商船三井のシンガポールにある関連会社フェニクスタンカーの所有です。

47,231総t 53,928重t 全長229,2mでパナマ運河を通過できる最大級クラスです。

本船は、川崎重工坂出工場で建造、2020年1月16日引渡したピカピカの新造船です。 

18日の撮影ですから多分これが処女航海かな?

 

最近の新造船によくある独特の船首ですね、このスタイル、タイタニックを思い出させます。

川崎重工の開発した、船首(SEA-ARROW)を採用して、波の抵抗を抑えているそうですが、

私は好きに好きになれません。

またフアンネルの形状が独特ですね、硫黄酸化物(SOx)の低減装置(スクラバー)を設置しているため、

大きさの違うフアンネルが二つあります。

手前の小型タンカー船のLEGは、エチレンガスです。それにしても近過ぎませんか!

行き先は坂出から千葉港になっていましたが、空船だろうしLPGは千葉では積まないだろうし、

どうして東京湾に入って来たのか分かりません。

現在は、パナマのBALBOW港に向かって航海中です。

写真の島は第二海堡です、これを過ぎ舵を右に切って千葉港に向かいます。


観音崎からの風景(コンテナ船)

2020-01-23 11:03:00 | 船ウオッチング

引続き、観音崎を通過する船舶ウオッチングの様子です。

今や、世界一のコンテナ会社、デンマークのマースクラインのメガコンテナ船

「MAERSK EDINBURGH」です。142.105重T全長366.4Mコンテナ積載13100個

東京湾海上交通センターの大型船入港予定情報通りの朝6時30分に観音崎を通過します。

ロスからやってきた本船は一時休止していた欧州航路に就航ですが、日本は横浜港だけの寄港です。

やはりでかいです。このクラスを見るのは初めてですので興奮気味です。

 横浜本牧埠頭のコンテナバースに向かいます。

横浜本牧埠頭で4時間ほど荷役して、すぐ出港です。

上海などの中国各港を経由して、スエズ運河経由でドイツ、ブレーメンハーフェンに3月3日に到着です。

中国寧波(Ningbo)に直行です、気を付けてね。

こちらは、大井ふ頭から出てきたのは台湾のWAN HAI LINEの「WAN HAI 505」です。

 右は本牧ふ頭に向かう「MAERSK EDINBURGH」

「WAN HAI 505」 52.146重t全長268.6mコンテナ積載3866個

東京~香港~シンガポール~ポートケルン~大阪~神戸~名古屋~横浜~東京の

航路に就航しています。


観音崎からの風景

2020-01-20 17:10:08 | 船ウオッチング

半世紀ぶりに観音崎に行って来ました。お目当ては東京湾浦賀水道を往きかう大型船ウオッチングです。

観音崎灯台は、日本最初の西洋式灯台で明治2年初点灯です。

最近お色なをしして白く輝いていました。

9時開場なので、それまでが遊歩道のある海岸で撮りました。

本日のお目当ては、日本の大手海運3社のコンテナ部門が統合した

「Ocean Network Express」「ONE」のコンテナ船「ONE HANNOVER」です。

東京大井埠頭から早朝の出港です。

「ONE HANNOVER」98.849重t336mコンテナ積載8212個 元川崎汽船のコンテナ船です。

積んでますね。ロス到着1月30日 FP1航路でロス、オークランドから日本に戻り欧州へ向かいます

本船はパナマ船籍ですね、気をつけていってらっしゃーい。

 こちらもONEですが、まだ統合前の商船三井のカラーのままです。

「MOL CREATION」90678重t全長316mコンテナ積載8110個の大型コンテナ船です。

日本~中国~北米西岸の航路で、中国に向かっての出港です。

船舶は右側通行なので、出港船は観音崎近くを通過します。


オキザリス

2020-01-14 11:29:00 | 我家のお花

カタバミ科オキザリス属の一年または多年草で我家にも色々な種類があります。

まずはバーシカラー

閉じるとパラソルのようで可愛らしいですね。

葉が赤っぽいのが、サンラックス 大きな赤いお花を咲かせます。

ロバータ、葉の割には大きなお花を咲かせます。

この名前はわかりません。

これも不明です。

同じ仲間で、一年に何度も咲く、ムラサキカタバミ

赤っぽいのがイモカタバミ

うちの庭では、雑草で嫌われ者の黄色いカタバミ