kazuhi49の写真館

お花、山、飛行機、鉄道、船、などなんでも撮っています。

東京湾の風景「日中コンテナ船は元気です」

2020-07-18 10:16:54 | 船ウオッチング

コロナ騒ぎで、一時停滞していた日中間の物流を支えるコンテナ船の動きが

活発になり多数の中型コンテナ船が往来しています。

大半が朝早くここを通過して東京港か横浜港に向かい荷役後、すぐに戻っていきます。

残念なのは、殆どか中国の船会社が運航していて、日本勢を見る事ができません。

  朝靄の6月9日5時に中国、上海海華輪船有限公司(HASCO)のコンテナ船

  「GLORY ZHENDONG」が上海から入ってきました。

   これから朝の日中コンテナ船入港ラッシュが続きます。

「GLORY ZHENDONG」

       9,993総トン 12,337重トン 全長 142.0m  香港船籍

       コンテナ積載 1,020TEU

       主機 三井製 出力 7,300KW

                          2016年 常石グループZHOUSHAN造船所-中国

         OWNER : GLORY ZHENDONG SHIPPING

                         MANAGER : SHANGHAI HAI HUG SHIPPING CO,LTD

こちらは、日中航路の最大大手のSTIC(海豊国際控股有限公司)の「STIC TOYOHASHI」

アジア域内12ケ国59港を結ぶ航路で80隻を運航している上海、香港を根拠地にしています。

剣崎灯台と城ヶ島が見えています。

「STIC TOYOHASHI」 

      9,967総トン 12,336重トン 全長 141.0m  香港船籍

       コンテナ積載 1,011TEU

                     2018年 DAE SUN SHIPBUILDING & ENGINEERING-BUSAN

                     OWNER : STIC TAYOHASHI SHIPPING MANAGEMENT

       MANAGER : STIC SHIPPING MANAGEMENT

 観音崎沖で、宇部興産海運のセメント運搬船「貴興丸」をあっさり追抜き、

 東京港に向かいます。

 上海錦江航運(錦江シッピング)のコンテナ船「MILD CHORUS」

 が上海から入ってきました。

 対航船は、同じ会社の同型のコンテナ船「MILD SONATA」で

 面白い光景を撮ることができました。

 船名がコーラスとソナタですよ。

 「MILD CHORUS」 

                      9,994総トン 13,294重トン 全長 147.9m  香港船籍

      コンテナ積載 1,098TEU

                      2014年 JIANGNAN SHIPYARD LINHAI-CHINA

                      OWNER : JIANGNAN SHIPPING GROUP-SHANGHAI

        MANAGER :JIANGNAN SHIPPING GROUP-SHANGHAI

 こちらが「ソナタ」まったくの同型船ですね。

 「MILD SONATA」 

                9,994総トン 13,238重トン 全長 147.9m  香港船籍

     コンテナ積載 1,098TEU

                2014年 JIANGNAN SHIPYARD LINHAI-CHINA

                OWNER : JIANGNAN SHIPPING GROUP-SHANGHAI

     MANAGER :JIANGNAN SHIPPING GROUP-SHANGHAI

 寧波遠洋運輸公司(NINGBO OCEAN SHIPPING,略称NBOSCO)

   のコンテナ船「NEW MINGZHOU 28」が名古屋から入ってきました。(左手前)

   「SINOTRANS HNGKONG」が追抜いていきます。

「NEW MINGZHOU 28」 

                   9,998総トン 13,281重トン 全長 147.9m  香港船籍

     コンテナ積載 1,098TEU

                   2016年 CSSC HUANGPU WENCHONG SHIPBUILDIN GUANGZHOU-CHINA

こちらが追い抜いて行ったSINOTRANS(中国外運有限公司)の「SINOTRANS HNGKONG」です。

 「SINOTRANS HONGKONG」

                9,590総トン 12,829重トン 全長 142.7m  香港船籍

       コンテナ積載 1,049TEU

        主機 STV ENGINE CO,LTD 出力 7,860KW

                      2006年 DAE SUN SHIPBUILDING & ENGINEERING-BUSAN

      OWNER : BRIGHT SINCERE LIMITED

                      MANAGER : SINOTRANS CONTAINER LINES CO,LTD

 各船のご安航をお祈りします。


東京湾の風景クリーンエネルギー「LNG船」

2020-07-11 11:14:12 | 船ウオッチング

日本の物流の大動脈である浦賀水道を行き交う船を千葉県側から撮って見ました。

今話題のクリーンエネルギーのLNG(液化天然ガス)は100%海外からの

輸入なので頻繁にLNG船が往来していますので集めてみました。

クエートのラスラファンからLNG船が入港してきました。 

東京湾フェリーとすれ違います。

「BW MAGNOLIA」 114,622総トン 95,547重トン 全長295m

                   2019年 大宇造船海洋

           MAGNOLIAは和名モクレンです。

 BM グループはイギリスとシンガポール根拠にする世界最大級の輸送船団で
  120隻のガス船を保有しています。

LNG船とは、マイナス162度の液化天然ガスを専門に運搬する船で、甲板上には、

大きなタンクが並びそのムタンクは断熱構造の超低温用の特殊素材が

使用されています。

残念なことには、最近日本は韓国にまったく勝てず、韓国のメンブレン型LNG船が

主流となっています。

行先は、千葉県袖ケ浦LNG基地です。


  

ブルネイ王国から「AMADI」が入ってきました。 

東京湾パイロット乗船のため減速しています。

 「AMADI」 102,585総トン 85,466重トン 全長288.3m  ブルネイ船籍

          2015年 現代重工業

         OWNER : BRUNEI GAS CARRIERS

                           MANAGER : BRUNEI GAS CARRIERS

             BGCはブルネイ政府、三菱商事、SHELLの合弁会社ですが、

   韓国現代重工製とは驚きですが、船価でかないません。

 本日は、静かな東京湾ですね。

  行先は千葉県姉崎火力発電所です。 

 日本製のLNG船も入港してきます。右手は、剣崎灯台と城ヶ島です。

 韓国製と違いに日本製のタンクはモス型、さやえんどうの愛称があります。

「ENERGY HORIZO」 141,136総トン 87,257重トン 全長300.0m 

                                         日本船籍 母港 東京

                   主機 川崎重工 製 出力 28,890KW  

                                        2011年 川崎重工 坂出工場 

                     OWNER : 日本郵船/東京エルエヌジータンカー

                                     MANAGER : NYK LNG TANKER

  日本郵船と東京ガスの子会社、東京エルエヌジータンカーとの共有船です。

アップしてみます、日本籍なのでカタカナ表記があります、

 「エネルギー ホライズン」意味は水平線

 ファンネルマークは東京ガスのロゴマークです。

西オーストラリア、ダンピアから行先は横浜の東京ガス扇島LNG基地で、

観音崎を通過します。

                             


東京湾の風景 日本の超大型コンテナ船

2020-06-15 11:47:12 | 船ウオッチング

 令和 2年 6月 9日 撮影

同じ千葉県でも、かなり遠い東京湾フェリーの金谷港付近にでかけ、

出入りする船舶の写真を撮りに行きました。

お目当ては、日本の超大型コンテナ船です。、外国勢に対抗するため

日本の三大大手海運会社、日本郵船、大阪商船三井船舶、川崎汽船のコンテナ部門を統合して

ONE(Ocean Network Express)を2017年に設立して、運航をしています。

そして今までの各社の伝統のファンネルマークも船体色も新たに一新しました。

朝もやの中、5時30分に北米西海岸、オークランドから東京湾に入ってきました。

この大きさが日本に寄港するのはまだ2隻目ですが、これからは毎週見ることができます。

東京湾の水先案内人が乗船するため減速しています。

真横を通過します。対岸は三浦半島久里浜です。

「ONE GRUS」146,694総トン 138,611重トン 全長364.1m コンテナ積載 14,000個

       2019年 ジャパンマリンユナイテッド呉造船所 建造

       運航者 ONE  運航管理者 日本郵船 日本船籍  母港 東京港

       とても派手なカラーリングですね。

 ブリッヂ付近をアップしてみます。コンテナ8段積みです。

 居住区が窮屈ですね、乗組員は25名前後です。

 煙突もスリムですね。

 観音崎灯台が見えてきました。行先は横浜南本牧埠頭です。

 とても忙しい船で、夕方には香港へと出て行きました。

 香港からタイのLaem Chabang(レムチャバン)~ベトナムの

 カイメップ(Caip Mep)~シンガポールへ行き、押し返しで

 オークランドに戻りますが横浜は帰港しません。

 前日にアメリカ海軍の原子力航空母艦「ロナルド・レーガン」が

 コロナの集団感染で一時横須賀港に帰港していましたが、

 出港してきました。こちらは全長333mなので30mも「ONE GRUS」が

 長いので、いかに大きいかわかりますね。

 

 

 

 


鹿島港の風景「VLCC大型タンカー」

2020-02-22 13:43:00 | 船ウオッチング

我家からほど近い、茨城県鹿島港には、鹿島石油の石油コンビナートがあり、大型のタンカーが原油を

積んで入港してきます。その30万重t級のタンカーをVLCC(Very Large Crude Oil Carrier)と呼んでいます。
 

まずは、鹿島港原油1号バースに、鹿島石油はENEOSグループの一員なので、

タンカーも同じグループのJXオ-シャンのVLCCです。

「ENEOS EARTH」 160,723総t 312,175重t 全長339.5 2018年JMU有明事業所 パナマ船籍 



カタールのフラルアイランドから直行です。このバースは平成22年にー22mに掘り下げ、

VLCC対応工事を終えていますので、本船クラスの入港が可能になりました。

ENEOSのログが見えますね

本船は、排ガス洗浄装置「スクラバー」を装着してあるので、煙突が

二つあります。


こちらは、日本郵船のVLCC「TANZAWA(丹沢)」です。



160,597総t 312.374重t 全長339.45m 2019年 JMU呉造船所 パナマ船籍



新造船なので、こちらもスクラバーを装着しています。

やはり煙突が二つですよ、面白いですね。


こちらは、VLCCではありませんが、サハリンからロシア原油を

運んできました。

「VICTOR KONETSKY」60,434総t101,018重t 全長246.8m 

キプロス船籍 2005年 現代重工 韓国



船首に何か装置があり、見たことのないスタイルをしています。



 船首に付いている装置の意味が分かりませんでしたが、

本船が荷役を荷役しているこんな写真がありました。

これでこの装置の用途が納得できました。



鹿島港は、サハリンから距離が近いため、ロシア原油の輸入が多いそうです。


観音崎からの風景「50年前の貨物船」

2020-02-06 09:32:02 | 船ウオッチング

今回、観音崎を往来する船舶を撮りましたが、これが観音崎を訪れたのは2度目になります。

最初は50年前で、撮ったのはこの写真、日本郵船「伊豫丸」です。

そうなんです本船の船長が私の父、戦中からの生粋の船乗りなんです。

一度航行中の父の写真を撮りたく、機会を狙っていましたら、〇〇時観音崎通過の電報が入り、

慌てて撮り行ったのが、この一枚の写真です。

拡大してみましたが、粗くて写真が醜くて申し訳ありません、ここを通過する今どきの船舶と違い、

かなりの速力が出ている事がわかります、もちろん水先案内人なしでで入って来ました。

清水港からと思いますが、横浜港に入ってすぐに荷役ができるようにデリックを上げたままのです。

太平洋横断時には下げるそうです。

 

ここで「伊豫丸」のご紹介 9,931総トン 12,3936重トン 全長145.0m 1965年(昭和40年)20次造船として

名村造船所(大阪)建造 主機 三菱横浜MANディーゼル10,000馬力 航海速力18.2ノット 試運転最高21.0ノット

昭和54年に売却リベリア船籍となり「IYO」と改名 昭和57年再び売却して「SOMALI NAVIGATOR」と改名

昭和60年解体のため台湾高雄に到着して20年の歴史に幕をおろしました。

この写真は、横浜港で撮りました。一等航海士が船首で指示しています。

この当時、岸壁が足りず沖のブイでの荷役が多くありました。

訪船するのには通船で行くしかなく、私はそれが大好きで父の船の停泊が、

ブイと聴くと、通船に乗りたさに良く出掛けました。

日本郵船のIクラスの「伊豫丸」は8隻ある同クラスの2番船で第一船の「伊勢丸」が常連の

三菱重工神戸で建造された以外は本船も含め、

あまり取引のなかった名村造船・日本鋼管・日立造船・石川島播磨で

2年間の短期の間に作られました。

日本郵船の貨物船は、頭文字でそのランクがわかります。ランク下から、Mクラス12隻、Hクラス4隻、

 Nクラス2隻、Aクラス11隻、Sクラス15隻、Iクラス8隻、Fクラス3隻Yクラス4隻、Kクラス4隻、

重量物運搬船がW,タンカーはT,

鉱石運搬船はOでした。

昭和40年建造ですが、今見てもとてもスタイルの良い貨物船でしたね。


観音崎からの風景(国内セメント船・タンカー他)

2020-02-04 10:08:00 | 船ウオッチング

これで最後の1月19日の観音崎を往来する船舶の最後になりますが、国内の流通で頑張っている数多くの船舶が航行している事を再認識しました。

一般貨物船はもとより、他に多かったのは、セメント運搬船です。 

「陸龍丸」 6.544総t 10.836重t 全長132.6m 太平洋沿岸汽船 1997年常石造船

本船は2011年の東日本大震災時に、大船渡港で津波に遭遇しながら辛くも逃げ切って、話題になったセメント運搬船です。

今回は函館から横浜に向かっています。

かなりのお年ですが、まだまだ存在感がありますね!

こちらは、新造船です。

「第33すみせ丸」 748総t 2.168重t 全長79.6m 2019年建造 ナラサキスタックス/九州マリン

両船が行きちがいます。

次はケミカルタンカーです

「第33東洋丸」 全長127.4m 旭タンカー/大和海運 2014年 三浦造船所

「おおあみ」 999総t 12,428重t 全長79m 旭タンカー 2007年建造

今回は旭タンカーが圧倒的に多く航行していました。 同社のタンカーが行き違います。

最後は一般貨物船です。

「北翔丸」 4.675総t 6.350重t 北星海運 2011年新高知重工建造

国内では大型ですが、石炭・石灰石・コークスを運搬しています。

499総トンクラスの一般貨物船は数多く航行していましたが、そのうち1隻を掲載します。

「栄伸丸」 499総t 1.600重t 2010年 山中建船建造 栗林商船 よく見かける丸七のフアンネルマークです。

 


観音崎からの風景(その他の外航船)

2020-02-02 11:51:55 | 船ウオッチング

1月19日に観音崎で撮った一般貨物船・コンテナ船などの外航貨物船を掲載します。

日本郵船の子会社のNYKバルクプロジェクトの多目的船、フアンネルマークは同じです。

「MUROTO(室戸)」 10,444総t 14,117重t 132.5m 2008年 新高知重工建造

写真ではわかりませんが、クレーンは左舷側にあり、両吊りで100トンの重量を吊ります。

まずは、コンテナ船「HYPERION」9,971総t12,469重t 148m 2008年村上秀造船(今治)建造 コンテナ1,102個上海から入ってきました。

上海泛亜航運有限公司、運航はCOSCOスケジュールにあります。

コンテナ船「HANSA STEINBURG」 23,579総t 18,252重t  175.4M

  2010年WENCHONG SHIPYARD - GUANGZHOU, CHIN建造

コンテナ1,740個大連から入ってきました。

こちらも上海泛亜航運有限公司、運航はCOSCO。

在来貨物船「QIAN DAO HU」4.109総t6.094重t 全長100m パナマ船籍 2009年

  CHANG AN SHIPBUILDING建造

オーナーも中国の会社です。在来船の良いスタイルの貨物船ですね。

「TG GLORIA」4.105総t6.225重t 全長99.3m 韓国船籍2009年建造


韓国大栄商船所有、中国LAIZHOUから千葉港に向かっています。

満載ですが、積荷は何でしようね?

「KAI DA」1,199総t1,382重t 全長74m トーゴ船籍 1992年 小池造船所


以前は、日本船双竜丸、今は香港の会社になっています。

かなりのロートルですが、良く頑張っていますね。

スクラップでも積みに来たのでしょうか?

チョット怪しな中国船「TT STAR」5,675総t5,675重t 全長121m シエラネオネ船籍 2008年 


中国ZHEJIANG SHUNHANG SHIP MANUFACTURING - YUEQING,造船所

オーナー運航は香港の船会社です。

最後は、LPB船「CHAMPION ROAD」4、224総t4,866重t 全長99m パナマ船籍 

2007年 村上秀造船、川崎から天津に向けて出て行きました。

 


観音崎からの風景(大型タンカー.ばら積み船)

2020-01-31 10:05:32 | 船ウオッチング

商船三井の「YAKUMOSAN(八雲山)」がJXTG横浜根岸製油所から出てきました。

159.943GT 302.165DT 全長333mのVLCC(Very Large Oil Carrier)タンカーです。

原油輸送の20~30万トンクラスの大型タンカーをそう呼んでいます。

JXTG横浜根岸製油所はもうすぐENEOSに社名変更するそうです。

やはり大きいですね。

「YAKUMOSAN(八雲山)」 旧三井船舶の船名ネーミングを継承していて好感が持てます。

ハウスはこんな感じでとてもシンプルですね。

IHIマリンユナイテット呉工場2008年竣工、すぐ日本製とわかるスタイルですね。

アラブ首長国連邦フジャイラ港へ2週間の航海です。気をつけて行ってらっしゃーい。

ばら積船「AOM GEORGINA」43,022総t82,146重t228.9m 2014年常石造船の

グループ会社フィリピン・インダストリーズ(セブ)で建造のカスムサマックスバルカー型で

ギニアのカムサール港に入れる最大の長さ229m

に対応できる船型をこう呼んでいるそうです。

木更津からオーストラリア グラッドストーンに向けて出て行きました

石炭の積込みですね。


観音崎からの風景(RORO船・自動車専用船)

2020-01-28 10:47:00 | 船ウオッチング

観音崎は海上輸送の大動脈ですので、色々な種類の船舶の航行を

近くで見る事が出来、ファンには堪らないスポットです。

朝6時30分に東京港に向けて入っていきます。

「神川丸」13.018総t 6.387重t 全長162.9M 川崎近海汽船 2002年竣工

13時過ぎに名古屋に向けて出て行きます、ちょっと船体が汚れていますね。

航路は釧路~苫小牧~仙台~東京~名古屋~大阪の定期船です。

積荷は、主に紙製品・古紙だそうです。

すぐ続いて来たのは、

「琉球エキスプレス3」10、034総t 6,055重t 全長168.7M 

マルエーフェリー 2015年竣工

航路は那覇~志布志~東京~志布志~那覇の定期船です。

東京港有明の東京港フェリー埠頭に向かいます。

「すおう」11,675総t 6,100重t 全長179.9M 商船三井フェリー 2019年竣工

航路は東京~苅田のピストン航路で、航海速力23ノットの快速です。

ピカピカの新造船ですね、東京港有明の東京港フェリー埠頭に向かいます。

こちらは、外航航路の大型自動車専用船

川崎汽船 「DELHI HIGHWAY」58,997総t18,891重t全長199.9M 2011年竣工

豊田からやってきました。トヨタを積んでいるのでしょうね

全長200mを超えると巨大船扱いになるので自動車専用船の多くは

199.9mに抑えています、横浜に向けて入ってきました。

トヨタグループのトヨフジ海運の「とよふじ丸」12,687総t 5,490重t 

全長165.0M  2005年竣工

やはり東京湾観音を入れて撮りたくなりますね。

国内自動車専用船ですが、2,000台も積めます、イルカが可愛いですね。

仙台から横浜に向けての航行です。


観音崎からの風景(LNG・LPGタンカー)

2020-01-25 10:03:00 | 船ウオッチング
朝の交通ラッシュの観音崎、最初に入って来たLNG船は
「SCF MITRE」 113.876GT 93.585DT 2599.9Mの大型LNG船です。

アラブ首長国連盟ドバイから満載でやってきました。

メンブレン型のLNG船、建造は2015年韓国STX造船所、リベリア船籍です。

今は残念ですがLNG船建造ではまったく韓国製にかないません、船価が全然違うそうです。

川崎にある東京ガスとJXTGG共同の火力発電所に向かいます。

すぐ「SCF MITRE」の後ろに続いて来るのは「ARKAT」 98.490GT 72.800DT 284.2M

ブルネイの国営ガス会社(BGC)の運航で国籍もブルネイです。同国のムアラから来ました。

2011年韓国大字造船所建造製のこれもメンブレン型です。

本船は、姉ヶ崎にある東京電力火力発電所に向かいます。

「PUTERI FIRUS SATU」94.446GT 76.197DT 276M

メンブレン型ですが、なんと珍しく三菱長崎造船所2004年製造、うれしいですね。

マレーシア北カリマンタンのビントゥルからやってきました。船籍もマレーシアです。

手前の小型コンテナ船は井本海運の「まいこ」です。

横浜扇島にある東京ガスLNG基地に向かいます。

今や、日本の電力はクリーンエネルギーのLNG発電が全体の40%に達して、

東京湾内に沢山のLNG発電所がたくさんある事を再認識しました。

LPG船もやってきます。

「PHOENIX GAIA」が入ってきました。

商船三井のシンガポールにある関連会社フェニクスタンカーの所有です。

47,231総t 53,928重t 全長229,2mでパナマ運河を通過できる最大級クラスです。

本船は、川崎重工坂出工場で建造、2020年1月16日引渡したピカピカの新造船です。 

18日の撮影ですから多分これが処女航海かな?

 

最近の新造船によくある独特の船首ですね、このスタイル、タイタニックを思い出させます。

川崎重工の開発した、船首(SEA-ARROW)を採用して、波の抵抗を抑えているそうですが、

私は好きに好きになれません。

またフアンネルの形状が独特ですね、硫黄酸化物(SOx)の低減装置(スクラバー)を設置しているため、

大きさの違うフアンネルが二つあります。

手前の小型タンカー船のLEGは、エチレンガスです。それにしても近過ぎませんか!

行き先は坂出から千葉港になっていましたが、空船だろうしLPGは千葉では積まないだろうし、

どうして東京湾に入って来たのか分かりません。

現在は、パナマのBALBOW港に向かって航海中です。

写真の島は第二海堡です、これを過ぎ舵を右に切って千葉港に向かいます。