所要で久しぶりに鶴舞公園を訪れました。
明治42年に名古屋市が設置した最初の公園で、桜、バラ、菖蒲などの花の名所として、又緑豊かな憩の場、スポーツ、レクレーションの場として親しまれています。
北の端の方には古い茶店があり、桜の季節になると田楽などが楽しめますが、ここ数年はどうなっているのか?
名古屋市公会堂は、昭和5年に開館。3000名収容の大ホールは当時国内最大規模を誇ったそうです。
戦中戦後の空襲や米軍に寄る接収を経て現在もコンサート、講演会、大会、式典などに数多く利用されています。
私も数十年前にコンサートで何度か訪れたことがあります。
公園のヒマラヤスギは樹齢90~100年とのこと。
公園のシンボル噴水搭はローマ様式の大理石に岩組みという和洋折衷式。
花見の時期には賑わう桜林
公会堂前の立派なクロガネモチの木は今が見頃です。
鶴舞図書館
開園当初からの和洋折衷式の造園様式や噴水搭、写真はありませんが奏楽堂などその歴史を今に伝えています。
激しく変化する時代に、時代を通じて変わらぬものを目にした時、そこに積み重なった時間を感じることに大きな喜びを感じます。
※鶴舞を鶴間と表記した箇所が所々ありましたが、山小屋さんのご指摘で鶴舞と訂正できました。
山小屋さん、有難うございました。
以前は鶴舞をそのまま”つるまい”、と呼んでいましたが、その後、つるま、と変更になり、ついつい鶴間と変換表記してしまいました。
ただしJRと名古屋市地下鉄は鶴舞、を昔の儘”つるまい”と呼称します。複雑になりました。
2022-1-15