マーガレットの気まぐれ写真日記

2015-5-8 尾張富士(犬山)

犬山で、忘れられないもう一つの思い出は、石あげ祭りでも有名な尾張富士です。

子供のころ、父に連れられ何度か登ったことがありますが、麓から山頂までゴロゴロ土が続き、フーフー言いながら登った記憶があります。麓に浅間神社があり山頂に奥社があります。

 

祭りは8月の第一日曜日に行われます。石あげの由来が看板に書かれています。

標高275mの山頂に向かいます。最初からゴロゴロ土で、果たして頂上まで登って行けるかどうか。

行けるところまで行ってみようと思いました。

昔は登る人も多かったけれど最近はめっきり少なくなったようです。登って行く人の姿を見たのは私を除いてたった2人。

あと少し、あと少し、と言い聞かせ何とか頂上に辿り付きました。

山頂の奥社。昔は、神職の方が常駐していたそうだが、今は無人。

次は下りです。今から又この険しい山道を降りなければ、と思っていたところ別のルートから登ってきた人がいました。尋ねてみると、距離は長いけれど道幅も広くなだらかということを知り、帰りはそのルートで降りることに。

この別ルートは後年作られたようでした。往きの山道と比べるとずいぶん楽です。途中、途中に句碑がいくつか置かれています。

その中の一つに目が留まりました。作者が母と同名です。

子供のころ、まだ若かった両親と一緒に登ったこの尾張富士で、今日このように母の名前を見つけたことに何か不思議な因縁を感じました。死者の姿は生者には見えないけれど、いつもそばにいるのではないだろうかとそんな気がします。

優しい色合いと香りのつつじが、疲れを癒してくれます。

こちらはニガナ

ハート形の葉をした小さなスミレが群生していました。

帰り道はなだらかで苦も無く降りてこられましたが、やはり尾張富士の真骨頂は往きに登ったあのゴツゴツ岩を登ることではないでしょうか。次回もし又登る機会があれば、もう一度、昔ながらのあのゴロゴロ土で覆われた道を選ぶでしょう。

コメント一覧

マーガレット
ヒューマンさんへ
人間が、自然を破壊することを戒めているのではないでしょうか。
高層ビル然りで、人はもともと地に足を付けて生活すべきと思いますね。
マーガレット
shizenkazeさんへ
よっこいしょ、どっこいしょはそんな意味があるのですね。
死者は、人間の目に見えないだけで、実は周りに存在しているような気がしますね。
悪いことは、できませんね。因果応報です。
ヒューマン
おはようございます
神様が富士山と琵琶湖をつくり、こぼれたのが尾張富士
なるほどね
その神様が最近怒って、各地で火山が活発化しています
shizemkaze
http://shizenkaze.exblog.jp/
書かれていた『死者の姿は生者には見えないけれど、いつもそばにいるのではないだろうか、とそんな気がします』の言葉は本当のように思います
私がいつも感じているのは少し大変なことをしたり疲れた時に『よっこいしょ どっこいしょ』なんて声が自然に出ますがあれは『横一緒 何処一緒』と考えずに出る言葉だと思います
先祖達が自分のすぐ横にいて何処へ行くにも一緒についていてくれるって思います~

懐かしい場所に行くと一度に昔の思い出がフラッシュバックしますね~(*´∀`*)
マーガレット
hashiba511さんへ
猿はモンキーセンターですね。そのすぐ近くには、モンキーパークもありました。
遠足は、たいていそのあたりでした。
マーガレット
フクちゃんへ
両親と一緒に過ごした頃のことが懐かしくなり
思い出の場所を、巡っています。
hashiba511
http://d.hatena.ne.jp/hashiba511
生まれは木曽でしたので、犬山(猿?)や恵那峡は子供を連れてよく行った記憶が・・・
犬山市には小学校のクラスメイトが2名も住んでます。
フクちゃん
http://blog.livedoor.jp/non1188/
こんな散策もいいですね楽しく拝見しました
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