岐阜県本巣市に美味しいお蕎麦屋さんがあると聞きました。
本巣市へは、谷汲さんをはじめ今まで何度か行ったことありますが、ちょっと距離があるのが玉にキズ。
もう来たくない、と何度か思ったにもかかわらず、蕎麦の評判の魅力に負け、懲りずに行くことに。
岐阜羽島インターを降り、しばらく走ると展望の開けた道路に出ました。
突如眼前に雪山のパノラマが現れました。
右、御嶽と、左、乗鞍のツーショットです。
西方には伊吹山も見えます。
思いがけず美しい雪山を見られたことに満足し、目的の蕎麦屋さんへ向かいます。
お店は、いかにも美味しそうな雰囲気の店構えでした。
蕎麦は冷水できゅっと引き締められた歯ごたえのある常陸の9割蕎麦でした。
そのあと、子供の頃、思えば60年?近く前、両親に連れられ時々お参りに行ったことがある御首さまを探しました。
首から上の病気にご利益があると聞いていましたが、正確な由来は?、とパンフレットをいただきました。
60年前の風景は、こんなだったろうか?。当時の様子を思いだそうとしますが、随分前のことで思いだせません。
神社の前の道は今よりもっと細く、天気の悪い日にはぬかるみになっていて足元に注意しながら歩いたような、参道もこんなに綺麗で無く、ごくごく田舎の小さな素朴な雰囲気の神社だったような記憶です。
当時の写真が残されているなら是非見てみたいと思うけれど、今と違いそんなにやたらと写真を撮る時代ではありませんでした。
鳥居の右手に太い幹と枝だけの古木がありました。葉が無く何の木かと社務所で確認すると、イチョウとのことでした。
60年前の当時の様子を知りたかったら、この古木に聞くしかありませんね。