以前からオシドリを一度見てみたいと思っていたところ、昨日の新聞でオシドリの里の存在を知りました。我が家から車で1時間ほど走った場所にありました。
オシドリは人の気配を嫌い、中々近くでは目にすることが難しい鳥だそうです。現地に着くと観察小屋が設けられていて、その中から静かに観察するように規制されていました。
観察小屋に設けられた小さな窓からオシドリの姿を探しますが一向に見つけられません。しばらく待ってみましたが現れることはありませんでした。
仕方なく諦めて観察小屋から車に戻ろうとしました。未練で戻る途中もう一度川岸を振り返ってみました。すると綺麗な羽色の鳥がたくさん群れているではありませんか。
喜び勇んで写真をたくさん撮り、ワクワクしながら家に帰り、すぐさまパソコンに入れました。しかし大きな画面に映し出されたのは、思いこんだオシドリではなくすべてカモだったのです。がっかりです。
「願いというものは、そう簡単には手に入りませんよ」と、どこからか冷めた声が聞こえてきました。