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分からない
見えない
会えない
だから
負けたくない
それが
私を強くする。
ひさしぶりに とりだした ことば は
まるで わすれかけてた 宝物
とり残された ゆめみたいに
大切にひかってた
あの日のように まっすぐなせりふは にあうはずないから
はずかしくて みないふり して
なのにどうして いとおしくて なつかしいんだろう
ときのながれ
ねじのきれた おるごーる
奏でる曲が ゆっくりと とぎれはじめても
それでも うたは あの日のまま
空たかくのぼって とまることなく まわりつづける
はじけることのない しゃぼん玉 おいかけた あの日と同じ
きれいなにじが 今も みえるよ
大きなひとみで ぼくら みあげて呼んだ
あの日のきみは 今でもまだ わらっているのかな
すてられるはず
なかった
うそくさいほど ましろな うたは
こんなにも やさしくて
なきむしな ぼくらを
だきしめてた
はなれられるわけ
なかった───
とても大事な最後のお別れを
出来なくて私は むしろ
良かったと思っていたのです
ふと 思いついた時にだけ
貴方に浸って
ふと 泣きたい時にだけ
散々涙して
それで良いのだと
思っていたのです
思っていたのに
それだから私は今 貴方に
帰れないでいるのですか?
不意打ち食らった ぎこちない笑顔は
貴方の目に どう映っただろう
耳を塞いでも 目を逸らしても
求めるのは貴方の声 仕草
選んだのが 貴方だったなら
選ばれたのが 私だったのなら
HEROは もう 来ない
彼の大切なお姫様の元へ急ぐの
HEROは もう いない
ページめくっても ハッピーエンドは見つからない
あきらめた と うそぶくには 近すぎて
貰った花一輪抱いて ただ眠れたなら
どれほど楽しい夢を 見られたかしら
一歩ずつ 一歩ずつ 踏みしめて
目指すは 雲の中に
ガラスは足を冷やして
眼下に透けて見えるの 泣いてる私
体温で溶けて散りゆく
昨日 今日 明日
ヒトは昔から 止まることのない時間を恐れ
それでも 割り切れない永遠を夢見て来た
高くそびえたはずの 天空の塔
渦巻く負の意識は螺旋と共に
ひとつひとつ
昇華して
辿り着く終着は 天上か 地底か
この目で
確かめに行く
しづかの中に佇む本能
小さな掌に灯る炎 消せはせず
沈みゆく世界が 我等 嗤っても
古より続く音色は
二本鎖を呼び覚まし
震える口唇が象る未来は
たとえ不完全でも諦めることなく
竹藪が漣立ち
点滅する記憶 渡しきれなかった希望
通り抜ける風が落としていった
・・・・・・一房のおもひで
擦れ違う事が運命というならば
舞ってみせましょう 望みのままに
薄紅の花吹雪 白刃に彩添えて
暁にて 紅 注せば
いざ共に往かん 妖しの世へ
我が心に
倭 あり
つまんない と呟いて
電源OFFのボク
今日は何だか 反抗期
笑顔も冴えない 缶詰授業
頭はフリーズ 刺激をプリーズ
ウン回目のあくびが 降り積もる
1人モードに切り替えONの心の扉 覗き込んで
ムリするなよ と君は 笑って閉めた
あー あー 本日は晴天なり
感度良好 ツー カーでいこう
いつも隣にいなくても 凸凹コンビでいいんじゃない?
光合成で充電完了 照れ笑い 噛み潰し
ハッピーパワーを
今度は 君に。