2014年8月に戦後70年を見据えて発行された書籍です。
読もうと思いながら重たいものを感じて置きっぱなし…
読もうと思いながら重たいものを感じて置きっぱなし…
4年以上手元にありました。
この本に興味を持ったのは、この本は直接関わってはいないようですが戦争孤児をテーマにした日本テレビの特集を見た為です。
2015年3月23日放送の「戦争孤児たちの遺言 地獄を生きた70年」。
その特集がとても印象的だったのです。
こちらのリンクからまだ見ることが出来ます。
46分ちょっとですが、一気に見られると思います。
上野が闇市から始まったことは知ってましたが、戦争孤児たちがそこに集まり暮らしていたことは知らず。
そして、戦争中よりも戦後が辛かった、と皆一様に語ります。
親と一緒に死んでいればよかった、何故一人だけ助かったのか…
苦悩する人生。
書籍も戦争孤児を訪ね歩いてお話を聞いたことがまとめられています。
筆者は10年、5年遅かったらこの本は日の目を見ることはなかったと書いています。
GWがコロナ騒ぎで外出自粛になったので読了出来ました。
今も昔も本質的なところはあまり変わっていない、と感じる今日この頃です。