はじめに
仕事柄、水に関わりがあるので今回は水について考えてみる。
この星は、70%の海に覆われ、まさに水の星といわれている。
水は、上水道と下水道のふたつに分類され、この国では整備されている。
今回は、上水道について考えていく。
上水道
我々が飲料水として飲んでいるのが、上水道として供給されている水である。
人は水分がないと生きていけなく、人体の60~70%は水分で出来ている。
20%以上の水分が失われると、生命を失うこともある。
では、飲料水はどのように処理されて家庭などに届いているのだろうか?
昔はそれぞれ井戸を掘り、その井戸の水を生活に使っていた。
井戸水は、地下水をくみ上げて使う方法で、一般的には50年前の水を利用していた。(井戸の深さにもよる)
島など海辺の集落は、地下水に塩分があるため、山からの湧き水を利用していたところもある。
現在は、川や池などから取水して水処理を行い、飲料水として供給している。
取水した水を、ろ過し塩素により殺菌して飲料水とする。
一昔前は、大阪の水はにおいがあり、
喫茶店などで出されていた水にレモンのスライスが入っていた。
現在は水処理技術も向上し、それぞれの自治体の水道水がペットボトルで売られているようだ。
ところで、自治体によって水道料金が違うことを知っているだろうか?
水道事業は、厚生労働省の管轄でそれぞれの自治体の独立採算制をとっている。
地域によって、水が豊富なところと水不足なところがあり、水道料金も変わってくる。
四国の早明浦ダムは、全国的に渇水状態のニュースが流れるほど有名であるが、
ため池の多い地域は、昔から水不足の問題が多い地域である。
水道料金の一番安い自治体は、静岡県伊豆の国市で882円/月となっている。
では、一番高いところはと言うと、熊本県宇城市の12,600円/月である。
これほど格差があるのは、水の供給量以外に利用者の数も考えられる。
蛇口をひねれば、いつでも飲み水が出てくるこの国。
レストランに行けば、ただで水が出てくるこの国。
いつまでもそうあって欲しいが、保水能力を失ってきている森の減少など、
この国も考えなくてはいけない問題が多い。
もともと日本の国土の地形から、降った雨は一気に海へと流れていく。
山の保水力が、水の確保に必要なのである。
近年、ミネラルウォーターを買って飲んでいる家庭が多い。
しかし、家計に負担がかかり大変である。
取水する水を、汚れていない水にするために下水道の整備が必要になってくる。
取水する水が汚染されていなければ、飲料水として処理する費用も安価になる。
次回は、下水道について記事を書く。
仕事柄、水に関わりがあるので今回は水について考えてみる。
この星は、70%の海に覆われ、まさに水の星といわれている。
水は、上水道と下水道のふたつに分類され、この国では整備されている。
今回は、上水道について考えていく。
上水道
我々が飲料水として飲んでいるのが、上水道として供給されている水である。
人は水分がないと生きていけなく、人体の60~70%は水分で出来ている。
20%以上の水分が失われると、生命を失うこともある。
では、飲料水はどのように処理されて家庭などに届いているのだろうか?
昔はそれぞれ井戸を掘り、その井戸の水を生活に使っていた。
井戸水は、地下水をくみ上げて使う方法で、一般的には50年前の水を利用していた。(井戸の深さにもよる)
島など海辺の集落は、地下水に塩分があるため、山からの湧き水を利用していたところもある。
現在は、川や池などから取水して水処理を行い、飲料水として供給している。
取水した水を、ろ過し塩素により殺菌して飲料水とする。
一昔前は、大阪の水はにおいがあり、
喫茶店などで出されていた水にレモンのスライスが入っていた。
現在は水処理技術も向上し、それぞれの自治体の水道水がペットボトルで売られているようだ。
ところで、自治体によって水道料金が違うことを知っているだろうか?
水道事業は、厚生労働省の管轄でそれぞれの自治体の独立採算制をとっている。
地域によって、水が豊富なところと水不足なところがあり、水道料金も変わってくる。
四国の早明浦ダムは、全国的に渇水状態のニュースが流れるほど有名であるが、
ため池の多い地域は、昔から水不足の問題が多い地域である。
水道料金の一番安い自治体は、静岡県伊豆の国市で882円/月となっている。
では、一番高いところはと言うと、熊本県宇城市の12,600円/月である。
これほど格差があるのは、水の供給量以外に利用者の数も考えられる。
蛇口をひねれば、いつでも飲み水が出てくるこの国。
レストランに行けば、ただで水が出てくるこの国。
いつまでもそうあって欲しいが、保水能力を失ってきている森の減少など、
この国も考えなくてはいけない問題が多い。
もともと日本の国土の地形から、降った雨は一気に海へと流れていく。
山の保水力が、水の確保に必要なのである。
近年、ミネラルウォーターを買って飲んでいる家庭が多い。
しかし、家計に負担がかかり大変である。
取水する水を、汚れていない水にするために下水道の整備が必要になってくる。
取水する水が汚染されていなければ、飲料水として処理する費用も安価になる。
次回は、下水道について記事を書く。