自然と共存することは本当はとても大事なことです。それは人間も地球上の生命の一つだからです。
ある一つの生きものは、その生きもの単独で生きているわけではありません。他の生きものたちとも関わり合いながら繋がりを持って生きています。それが生態系というものです。
人間も人間単独だけで生きているわけではありません。人間もまた自然の恵みを失くしては生きていけません。だから自然との共存はとても大事なことなのです。
しかしながら非常に残念なことに、私たちは自然と共存しようとする姿勢を持とうとしなくなってしまいました。このブログを見てくださったり自然観察会に参加してくださるみなさんは、そのようなことはないことを知っています。ただ、都市がより都市らしく整備されるのに並行して、自然の草原や木々をまるでゴミでも見るかのように汚いもの扱いし、私から見ると異常なまでに綺麗に綺麗にと言って一掃してしまった方が良いと考えるような人々が増えたというとです。
地球温暖化やプラスチックゴミも大きな環境問題ですが、このように自然と共存しようとする気持ちを人々が持とうとしなくなってしまったことは深刻な問題で、こうしたことが身の回りの自然環境を消滅させたり、生きものたちを絶滅へと追いやっているということに、いい加減気づいても良いのになと思います。
本当に、温暖化やプラスチックゴミにばかりに問題をすり替えないでいただきたい。この点、行政がしっかり環境教育などの形で力を入れていくべきだと考えますが、その行政の人々までもが自然と共存する姿勢を持とうとはしておらず、このことを全く問題視していないように私は感じています。
私は個人レベルでできることをお思い活動していますが、もうちょっと行政なんとかしてもらえないですかねぇ、といった感じです。