6月は綱島公園で「プールのヤゴ救出」を行ないました。綱島公園での次の活動は、梅雨が明けたころ、8月に「真夏の夜の自然探検」を行ないます。
注意点がありますので、よくお読みください。
1.この観察会は「真夏の夜の自然探検(自然観察会)」であり「セミの羽化の観察」ではありません。:セミの羽化が一つの目玉ではありますが、いつもはあまり見ることのない夜の森の中に入り、園内を歩きながら探索するものです。セミの羽化の観察なのにどうしてカラスウリの花なんか見るのですか?と綱島公園以外の場所で質問を受けたことがあるため、念のためお話ししました。
2.観察会では生きものを持ち帰らないでください。:「プールのヤゴ救出」の時はヤゴを持ち帰っていただきましたが、それはプールの清掃でヤゴも汚れと一緒に流されてしまうためでした。今回の観察会では掃除されたりしてしまう生きものはいません。そのまま綱島公園に生息し続けられるので、持ち帰らないでください。綱島公園に来る人たちがみんなで持ち帰ったら、特にクワガタやカブトムシなどは綱島公園からいなくなってしまうかもしれません。
3.セミの羽化を観察する際は、近寄りすぎず静かに見ること。:セミを捕まえようとするときどうしますか?そーっと近づきますよね?人の気配を感じ逃げてしまうからです。羽化中のセミは逃げたくても逃げられない状態なので、静かに観察しないとセミのストレスになります。
4.蚊取り線香は炊かない。電灯は電球色のものを。:蚊取り線香は蚊以外の昆虫も殺してしまいます。またブルーライトを含んだ光は生きものの活動に影響を与えます。極力人工的な影響を与えないようにしましょう。