自動車や人々が行き交う道路沿いに、アオサギやコサギが飛来し、バン(ツル目クイナ科の水鳥)が一年中生息している。
これが、町なかのビオトープ(生物生息環境・生息場所)篠原池です。
篠原池には横浜では昔からクチボソと呼ばれて親しまれてきた小魚やハゼの仲間のトウヨシノボリ、ヌマエビやスジエビなどの小型のエビが生息しています。
また水際にはアシやガマの茂みとともに草っぱらがあり、初夏にはキイトトンボという黄色い綺麗な色をしたイトトンボの成虫が多数見られます。
このように色々な野生の生きものたちが関わり合いながら生息している場所、環境のことをビオトープといいます。
決して、一から人の手で作った小さな池のことを言うわけではありません。
ビオトープは、生きものたちが生きていくために必要不可欠な、とても大切な場所です。
ですから生きものたち(野生の在来種)を滅ぼしてしまわないようにするためにも、本来の意味、あり方から離れたものを作ったり(創出型ビオトープ)、保全の仕方をするのはよろしくないと思います。
町で生活する私たちが、こうした町なかの自然環境と共存するということ。それは、こうした生きものたちや生息環境をむやみに気味悪がったり汚がったりせずに、むしろ町にあることいることを歓迎し、大切にしていくことだと考えます。
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追記・・・
写真は今年3月の篠原池です。
水生植物の緑の色をした新芽が綺麗ですが、昨年の枯れた部分がたくさん残っています。
こうした枯草の茂みを汚ならしいという見方もできます。
町にこんな汚らしいものを残しておくのは良くないのではないかという人もいらっしゃるでしょう。
でも、この枯草の茂みも、冬の間水鳥たちが過ごすために大切なものなのです。
野外なのですから、元々こうした環境があって当たり前です。
「汚らしくは確かに見えますね。だけど、これも生きものたちにとっては大切な環境なんですよ。」
こうお話して納得してくださることが、生きものたちに対する優しい眼差しと自然を大切にする思いを持つということなのです。
これが、町なかのビオトープ(生物生息環境・生息場所)篠原池です。
篠原池には横浜では昔からクチボソと呼ばれて親しまれてきた小魚やハゼの仲間のトウヨシノボリ、ヌマエビやスジエビなどの小型のエビが生息しています。
また水際にはアシやガマの茂みとともに草っぱらがあり、初夏にはキイトトンボという黄色い綺麗な色をしたイトトンボの成虫が多数見られます。
このように色々な野生の生きものたちが関わり合いながら生息している場所、環境のことをビオトープといいます。
決して、一から人の手で作った小さな池のことを言うわけではありません。
ビオトープは、生きものたちが生きていくために必要不可欠な、とても大切な場所です。
ですから生きものたち(野生の在来種)を滅ぼしてしまわないようにするためにも、本来の意味、あり方から離れたものを作ったり(創出型ビオトープ)、保全の仕方をするのはよろしくないと思います。
町で生活する私たちが、こうした町なかの自然環境と共存するということ。それは、こうした生きものたちや生息環境をむやみに気味悪がったり汚がったりせずに、むしろ町にあることいることを歓迎し、大切にしていくことだと考えます。
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追記・・・
写真は今年3月の篠原池です。
水生植物の緑の色をした新芽が綺麗ですが、昨年の枯れた部分がたくさん残っています。
こうした枯草の茂みを汚ならしいという見方もできます。
町にこんな汚らしいものを残しておくのは良くないのではないかという人もいらっしゃるでしょう。
でも、この枯草の茂みも、冬の間水鳥たちが過ごすために大切なものなのです。
野外なのですから、元々こうした環境があって当たり前です。
「汚らしくは確かに見えますね。だけど、これも生きものたちにとっては大切な環境なんですよ。」
こうお話して納得してくださることが、生きものたちに対する優しい眼差しと自然を大切にする思いを持つということなのです。