近頃埼玉あたりでは余震もだいぶ少なくなってきました。
でも あればあったで不安ですし 無くても何となく不気味で嫌なものです。
と言った所で この連休いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は こどもの日のご招待で息子のところへ行った以外は引き籠り状態でした.....
最近はこのブログも不安な話題が続きましたので
今回は私得意の 閑話本題(こんな四文字熟語はありませんが)でのんびりいきたいと思います。
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この画像は家から歩いて1分程にある城山公園の向かいにある荒れ地です。
人の手がまったく入らない自然がかなりの広さで残っています。
この時期は 菜の花が咲き乱れて なかなかいい風情です。
菜の花と云えば
菜の花や 月は東に日は西に 与謝蕪村
実に絵画的・日本画的な句です。
季節は丁度今頃なので上記の荒れ地の中で
この句と同じ状況を見てみたいと思うのですが
片方に曇が架かっていたり 雨だったりで 今年も実現出来ませんでした。
また この状況とまったく逆の情景もあります。
ひむがしの 野にかぎろひの立つみえて かえりみすれば月かたぶきぬ 柿本人麻呂
(かぎろいは朝焼け)
この場所はどこなのか 季節もいつなのかは 私には判りませんが
何となく うら侘しさが漂う風景のようです。
俳句と和歌で日と月の位置が逆になっているところが面白いです。
で 突然ですがクイズ 上記の月二つはどんな形でしょうか。
理科の得意な方はすぐ判りますね。
そこで<今日の花>も 菜の花
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菜の花は別名「アブラナ」
絵の状態まで育ってしまうと食べられませんが 花芽の出たては美味しいです。
私は塩漬けが好きなのですが 相方はお浸し どちらもちょっと「苦み」が大人の味になっていますね。
(私は、菜の花畑を見ると、”うまそー”と思ってしまいます・・・・相方)