風の声

想いつくまま

彼岸の中日に逝った母

2018年03月21日 | 日記
彼岸の中日に逝ってしまった母。

まさか、不信心な子どもらを気遣ってのことではなかったろうが。
おかげで、おふくろの命日を忘れることはない。

長雨になる前日、車を走らせ、墓掃除と一緒にお参りをしてきた。
好きだったカーネーションの花を供えると、心なしか嬉しげだった。

53歳で逝ってしまった母。今の平均寿命からすれば30年以上も早い。
気苦労ばかりさせて、親孝行らしいことは何一つ出来なかった。
半年間の入院闘病の付き添いを親父と交代でしたのが、せめてもの償い。

そんな、不出来な息子を今も笑って見てるだろう。

何歳になっても、おふくろはおふくろのままだ。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

誰のための国家公務員

2018年03月21日 | 日記
昨日から、ずっと冷たい雨が降る。
ほころび始めた桜も足踏みして震えてる。

寒さに震える桜もあれば、「証人喚問」に震え上がる人物もいる。

来週の27日実施で、やっと決まった佐川前国税長官の証人喚問。
安倍官邸は、徹底して反対していたが、世論を恐れた自民本部が折れた。

「もう、長官を辞めて民間人だから」を理由に証人喚問を拒んできた首相官邸だった。

まだ、財務省本省の関与を認めていない段階で、急に辞任した佐川長官。
えらい手際よく辞めたなぁ、と思っていたら、証人喚問逃れの策だったということだ。

1年前、佐川局長は国会答弁で、嘘八百をしゃあしゃあと答弁していた。
だが今度は、ウソを言えば偽証罪に問われる証人喚問だから、そうはいかない。

「刑事訴追の恐れがありますから・・」と、お得意の答弁で逃げる気だろう。
今辺りは、必死で、わが身を守るために弁護士と打ち合わせしてるに違いない。

国民の税金で養っている国家公務員。その頂点に立つ高給取りの官僚たち。
そんな官僚らのトップに立つ財務官僚が、組織ぐるみで犯罪に走った今回の森友事件。

税金徴収では事細かく書類を求め、血も涙もなく取り立てる国税だけに、罪は深い。

一体、誰のための国家公務員なのか。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする