-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

アラジン#39のメンテナンス びっくり生まれ変わり!

2013年01月29日 | 日記
28日の川越は、現地まで行ったものの、雪が降り出店断念。

二個イチ兄弟を探しにきた方がいたら、すいませんでした!



そんな訳で、早々に帰宅し、ちょっと休憩してから、

先日手に入れた、アラジン#39のストーブのメンテを開始。

このストーブ、程度はいい方ですが、芯が固着しており、このままでは使えません。

今日は、メンテ前・メンテ後の写真をいくつかご紹介しましょう。



先ずは、メンテをするために、分解バラバラにします。




まず最初は、一番キレイに変身した煙突(チムニー)のご紹介から。

メンテ前は、ホーローの割れた部分に錆びが浮いて茶色い線がビッシリ。



これはこれで、とても味のある、芸術的なサビ具合です。

もしかしたらダメかなと思いつつ、ゆっくりと磨いてみたら・・・・・



なんとこんなにキレイになりました。



これに気を良くして、これまた汚れの目立った「上面板(煙突のてっぺん)」に着手。

磨く前は、こんな状態だったのが・・・



磨いた後は・・・・・



ビックリするほどキレイになりました。

今日のメンテはなんだかいい感じです。



KEM-Gとして一番こだわっている、燃焼系付近パーツのメンテ前は、・・・



これまた、じっくり、ゆっくり磨いたところ・・・・



これが、KEM-Gの真骨頂です。



その他に、“ こんなとこまで磨いてるんだ ”というところをご紹介しましょう。


煙突部分の下の、火が燃えているところに最も近い部分は、

一番、煤(スス)がつきやすくて、真っ黒に汚れていることが多いところです。



この部分は、煙突を外さないとうまく磨けない、ちょっと手間のかかる部分です。

さてさて、磨いた結果はというと・・・・



いやいや、なんともいい感じになりました。


もうひとつオマケでご紹介。

いわゆる「のぞき窓」は濁っていて中が見えませんでした。



それを、破かないように、それはそれは慎重にメンテしたところ・・・・



なんと、中が見えるほどキレイになりました!

「ウソつけ!こんなにキレイになる訳ない!雲母を交換したんだろ!」という方がいても

おかしくないぐらいのキレイさです。(正直、自分でもビックリしました)


一通りのメンテナンスが終了し、最後に、灯油タンクの中の汚れを洗い落とし、

芯を装着して、火をつけてみました!

いつもこの瞬間が一番ドキドキします。



あぁ、なんという幸せ! 

対震消火装置も、全く問題なく作動し、極上の仕上がりです。

また1台、復活させることができました。

何とも嬉しい限りです。


2月2日の桐生、雨と雪さえ降らなければ、ストーブ並べます。

お楽しみに!