-アラジンストーブ メンテナンスと販売- 暮しの道具とストーヴ『KEM-G』

芯上下式石油ストーブのメンテナンスと在庫ストーブのご紹介などなど
(石油機器技術管理士の資格を取得しています)

二個イチ兄弟の話

2013年01月22日 | 日記
旧いストーブを探していると、「いやぁこれは参った!」というぐらい

サビサビ、ボロボロのストーブに出会います。

そんな中でも「これなら何とかなるかな」というのを手に入れて、

分解バラバラにして、整備するんですが、

当然見た目は厳しいわけで、頑張って磨いても、お買い求めいただくには、

ちょっとばかり気が引ける状態にしか仕上がらないことがあります。


さて、昨年、ほぼ同じ時期に、#38型のストーブが2台、我が家にやってきました。




それぞれのストーブを、一生懸命磨きましたが、

やっぱり「よし、これで大丈夫!」というレベルにはなりません。


そこで、2台のストーブをバラバラにし、程度の良いパーツを集めた1台と、

残った状態の悪いパーツを使った、もう1台を作ることにしました。

これが、『二個イチ兄弟』です。


出来の良いほうが兄で、名前は『二個イチ ヨシオ』、

もう一台の出来の悪い方は、弟で、『二個イチ ダメ太郎』。

弟の名前は、なんとも可哀そうな名前ですが、

名前を考えているときに、ふと、カミサンがお世話になっているカフェ

のオーナーさんが飼っている柴犬「豆太郎」君の姿が頭をよぎったのが、

決め手になりました。


お兄さんの「二個イチ ヨシオ」君には、ストックで持っていた置き台(受け皿)や

その他のパーツも奮発し、なんとか生まれ変わりました。



おかげ様で、きちんと青い炎も確認できて、あとは、気にいってくれる人が

現れるのを待つばかりです。


さてさて、弟の『ダメ太郎』君。

サビサビのパーツが多いので、見た目がちょっと・・・・。


次回は、この「ダメ太郎」君を紹介します。




遅ればせながら、KEM-Gの自己紹介などを

2013年01月20日 | 日記
アラジンストーブのメンテナンスなどのご紹介をしてきましたが、

「KEM-G」って何だ? といぶかしく思っていらっしゃる方が

恐らく何人もいるんだろうなと考え、先ずは、自己紹介をせねばと。

というわけで、今回のテーマは“「KEM-G」って何だ?”



我が家のアラジンストーブ(#25と#39の2台)のメンテナンスを

毎年やっていて、そのうちに、知り合いのストーブのメンテナンスも

引き受けているうちに、「あれ? 結構、同じような人がいるんだなぁ」

と思ったのがきっかけでした。

昨年から準備を始めて、秋には、石油ストーブを整備するためには

最低限必要な「石油機器技術管理士」の資格を取りました。

まだまだ始めたばかりで、実績などは語るのもお恥ずかしい限りですが、

おかげ様で、数台のストーブをお買い求めいただいたり、

メンテナンスのご依頼もいただいています。

今は、地元近くの骨董市などで、ストーブを並べて『宣伝活動』をしている

だけですので、KEM-Gをご存知の方はほとんどいらっしゃらないのが

現状です。



さて、下の写真は、ストーブに興味を持ってくださった方にお渡ししているチラシです。



また、現在の在庫ストーブは、こんな状態です。(我が家のストーブ2台も参加してます)



近々、#39がもう一台、我が家にやってきて、仲間に加わる予定です。



始めたばかりの仕事ですが、ストーブのパーツを磨くように、ゆっくりとじっくりと、

楽しんでいければいいなぁと思ってます。







メンテ済みストーブを無事お届けしてきました

2013年01月18日 | 日記
先日の大雪の日に、じっくり、ゆっくりメンテナンスをして、

無事に青い炎が確認できたアラジン#15をオーナー様にお届けしてきました。

オーナー様のお宅はメインの暖房器具はエアコンということでしたが、

せっかく復活したストーブなので、残りの冬を、是非アラジンでお楽しみ下さいと

お願いして帰ってきました。

しっかりと役に立ってくれることに期待してます。



アラジンストーブ#15メンテナンス完了

2013年01月14日 | 日記
天気予報どうりの雪。

それにしてもここまでしっかり降るとは思わなかった。

桐生が中止になったので、お預かりしている#15のメンテナンスをすることに。

非常に程度の良いストーブながら、細かな部分には年式相応の疲れがチラホラ。




いったん、これ以上分解できないところまでバラバラにして、

一つづつパーツの汚れ落しと磨き作業。

チムニーやタンクなどは、強くこすると塗装が剥げてしまうので慎重に慎重に。

芯は、今の芯が使えそうなので、いったん外して、新鮮な灯油でよくもみ洗いして、汚れを落す。

じっくり、ゆっくり全部のパーツを磨き上げてから、もう一度組み上げ。






燃焼に関係のあるパーツ達は、特に念入りにピカピカにするのが、KEM-Gのこだわり。

さてさて、組み上げが終わったところで、タンクに灯油を入れ、しばらく待って火をつける。

いつもこの瞬間が、ワクワクとドキドキ。




いやいや、おかげ様で、きれいな青い炎が確認できました。

この50年前のストーブも、まだまだ現役で活躍してくれそうです。





※今月は、28日の川越でまたストーブを並べたいと思ってます。
 できれば25日の浦和でも。
 ゆっくり見てみたい方、お好きな方、是非どうぞ。




1月14日は雨か雪?

2013年01月11日 | 日記
14日の三連休最終日は、

桐生の骨董市出店のつもりで

準備していたけれども、

今日の天気予報では雨か雪。

ちょっと厳しいかなぁ。

もし桐生がうまくいかなかったら、

28日の川越でがんばろう。

冬が終わる前にストーブを嫁がせないと。