古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

のむラボホイール5号

2020-07-15 06:00:00 | 手組ホイール

のむラボ。

手組みをやろうと調べれば必ず出てくるワード。最近はご無沙汰ですが、自分で組み始めた頃から気になっていていつか使ってみたいと思っていたホイール。

選んだのは5号。

アルミリムの軽量クリンチャーです。注文する段で体重や希望を聞かれますが、こうしたいというのは特に無くて、私の場合は前20H後24Hになりました。耐久性に不安がないこともありませんがなるべく軽く仕上げて欲しかったし、のむラボさんいわく普段使い出来る程の耐久性は十分にあるらしい。

ハブはTNIエボライト。フロントは20Hのラジアル組でスポークはサピムCX-RAY。シマノやカンパのハブを見慣れているからとてもスリムに見える。

リア24H。フリー側が4本組みでスポークはDTコンペティション。

反フリー側は6本組でスポークはサピムCX-RAY。そして結線してあります。そんな感じで、たぶん発注時(2018年9月頃?)の5号としてはスタンダードな仕様。

実測重量はフロントが570g(クイック無、リムテープ有)。

リアは772g(クイック無、リムテープ有)。前後で1342gはアルミリムとしては激軽。

リムはキンリンのXR200(たぶん)。このリムは直前まで使っていたRS80よりだいぶ細くて、測ってみると外寸で18.6mm程度。内寸はカタログ値で13.8mm。一昔前のシマノ完組ナローリムよりも更に細くブレーキ面の高さも無いので初期調整はシビア。なのでポン付けで付け替えという妄想は消えたけど、最近は自転車の使い分けも出来てきているからロードはこれ一本で良いかなと思ってます。

流行りのワイドリムからは逆行で25cだと少し太い感じだから、23cか24cまで。もちろん計算上は25cも無理なく履けるけど、今の25cってワイドリムに最適化されてると、勝手に推測すればサイドが丈夫なタイプが良いかもしれない。

元々軽量化を進めたCAAD9用でしたが、そのCAAD9はもうなくて今はスチールフレームで使っています。最近はロード自体の出番がとても少なくて、実はもう半年以上まともに乗ってない。それでも導入から1年半が経過したのでボツになる前に感想を書いとく。

まず漕ぎ出しが軽い、圧倒的に軽い。前に幾つかの完組ホイールでも感じたけど、それより明らかに軽い。衣類や靴に例えるならノーパンとか裸足になったとか、そんな感じ。サンデーライダーの常用域、20Km後半から30km前後での反応はとても良くてサクッと加速できる。

本命の登坂。ギア1-2枚軽いという表現は私も使ったことがあるしこのホイールでもそう感じる。それよりも、かかりの良さ、なるほどこういう感覚かと。綺麗に回す意識を高くもつとより恩恵を受けれそう。

乗り心地はc-24のDURA-ACEとかRS-80とか、シマノカーボンコンポジットの方がずっと良い。でもスチールフレームで使うようになってからは「むしろ乗り心地も悪くない」って思い始めた。

基本的には登坂用という認識で間違いない。しかしアベレージスピードが速い上級者や踏み込むようなパワー系ライダーは別として、私のようなサンデーライダーですとそこまでスピードもパワーも出せませんし、むしろストップ&ゴーの多い市街地など普段使いも良いと感じる。

軽さは正義。

でも軽いだけじゃない。使用する材料の選定にはじまり、仮に同じパーツであったとしても私には同じようには組めないでしょうし、そこには経験と技術があってこの感覚に至るのは容易に想像できる。

コスパは抜群で問題は納期だけですが、丸々信じて間違いないのむラボ品質は信頼性からくる安心感も代え難いメリット。

それにしても、ロードネタをまともにアップしたのは久しぶりで、この記事自体はもう半年以上暖めて再編集という形。梅雨があけたら、ロードにも乗ろう^_^;



2 Comments

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Unknown (96kumao )
2020-07-16 10:02:01
漕ぎ出しが軽いのはかなり魅力的ですね〜♪
僕もロードはご無沙汰してます。何年乗っていないやら、、、w
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Unknown (ken-boon)
2020-07-16 17:28:00
いや
本当に
乗らないと、、、
まさに床の間自転車化しています(笑)
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