BIKE FRIDAY Pocket Rocket 完成♪♪♪

とても久しぶりの小径車は、BIKE FRIDAY Pocket Rocket。

ブロンプトン、ダホン、KHS…等々、数ある折り畳み自転車の中でも割とコアな存在。縦折り式の折り畳み機構と堅牢設計のクロモリフレームは、特に走行性能と耐久性に定評があります。ですが最大の特徴は量産型の折り畳み式小径車でありながら、フレーム各所の細かいサイズと仕様の選択が可能なセミオーダーシステム。BIKE FRIDAY tokyo PC版サイト内にあるPocket Rocket/Pocket Rocket Pro紹介ページの一番上にあった、赤いPocket Rocketがとにかく格好良く見えて、決めました。

この車体はたぶん2008-2009年ごろのモデル。中古で購入後すぐにバラしてフレーム状態で保管。いつかシマノで組み直そうと1年半ほどあたためて、今回漸く組む気になりました。パッと見分かりませんが小径車としてはかなり大きいサイズで、身長179cm/股下85cmの私に合う大きさ。ステムライザー(グースネック)が丁度良かったこともありますが、フルサイズの自転車以上に苦労せずポジションが出せました。

折り畳みの仕組みやレビュー詳細なんかはまたそのうち書こうと思っていますが、とりあえず特徴的な部分だけ紹介。10速ダブルのSTI仕様で、基本的なコンポはシマノ5600系の105。使ったパーツは殆どが手持ちの部品ですが、直付けのフロントディレイラー、ワイヤー類、アウターストッパー、変速バナナなどの小物は新たに用意しました。

フロント、ステムライザーと呼ばれる部分の根元。折り畳みの際にクイックを緩め、この部分から上がスポッと抜けます。接合部に細工があるのでちゃんと前を向くようになっていて、いちいち調整する必要はありません。高さの調整が出来ない軽量タイプもありますが、ウチのはクイック上のアーレンキーで高さ調整出来る普通のタイプ。

リア三角の接合部分。クイックを緩めるとリア三角の上の部分(シートステーにあたる部分)がBB付近を中心に後方へ倒れ、シートポストが斜め前方に折れます。加重が集中する部分だけに厚み補強共に十分な感じ。クロモリパイプにも厚みがありますし各所堅牢に造られているので、自転車としては決して軽くありません。

ハンドルはお気に入りのNITTO(モデル不明)を分割式に自作。そして、補助ブレーキ。ロードスタイルの自転車で楽乗りするには最高のパーツで、ハンドル肩に手を置いてからの親指ブレーキは一度使ってしまうと外せなくなります。なかでもテスタッチエイドアームはクランプ部が薄く出来ているのでお気に入り。

ブレーキワイヤーはBB下を回ります。今回組むにあたってワイヤーの取り回しが分からず苦労したので、後日別の記事で詳細にふれたいと思います。

タイヤはミニベロの定番(らしい)、シュワルべ デュラノ。

451ホイールは元々カンパ仕様だったので、元リム(ALEXRIMS)に32Hの5700ハブ、DTのスポークで組み直しています。まるで自分でやったかの様な言い様ですが、今回は出番の少なかった手組みホイールを1セットバラし、そのハブと元リムを持ち込んでプロに組んでもらいました。元からそうなのか流石プロなのか、乗り心地がとても良いホイールが出来上がりました。

サドルは次に組もうと思っているロードからとりあえず流用。サンマルコの刺繍サドルですが、なかなか良い具合にフィットして十分使える感じ。

最初の印象は、「これ、普通にロードじゃん！」って感じ。何度も乗っているとロードとはやはり違うことに気付きますが、とても良く走るし、とにかく乗り心地が良い。でも、自分がミニベロに乗ってる様子がとても気になって動画を撮ってもらい確認しましたが、いやいや、想像以上にサーカスの熊^^;

先日のパスハンターに続き、乗れる自転車が1台増えました。特に中古の自転車は組み上がるまで精度の面で大きな不安がありますが、そういう意味でもこの自転車は当たりの部類でしっかり走ってくれました。まずは一安心。

久しぶりにドッチ乗ろう？みたいな選択出来る幸せを感じていますが、少なくともあと2台は近々に生えて来る予定で、そんなコト言ってられるのも今のうち。しばらくは間違いなく乗りますので詳細はまた後日、折り畳んだ様子と合わせて記事に出来ればと。

関連記事
分割ハンドル試作(自作)/宿題/ミニベロ計画/ミニベロ回帰

バイクフライデーに興味がある方はこちら。
BIKE FRIDAY TOKYO 
ehicle(イークル)