SANSIN サンシン ラージフランジハブ(其の2)
前回までの記事はコチラ→ 「SANSIN サンシン ラージフランジハブ」
SANSINのラージフランジハブ。前回灯油で洗浄したまま中断していましたが、リアの玉押しと前後のベアリングボールが手に入ったのでメンテナンス作業を再開しました。
既に磨き終えたリアハブです。320番の耐水ペーパーで軽く、600番でソコソコ、1000番でソコソコ、最後はピカールで仕上げって感じです。前×2、後×1で作業時間2時間程。
もともと使われていたリアの玉押し。良いものに見えますが、完全にやられてます。不思議なほどにボールにダメージが無かったのですが、ボールは一応交換する事に。もう一方の玉押しは無事だったので宝箱行き。
サンシンプロフェッショナルの玉押し。前輪用も欲しかったけど、後輪用しか手に入りませんでした。
ベアリングボールは日本製のG3等級というボールを用意してみました。見た感じに違いが分かります。ただ、相手側の精度も当然求められるわけで効果の程は…。まぁ自己満足の世界。フロント用は3/16(4.76mm)で1個14円。リア用は1/4(6.35mm)で1個19円。
カップ側は前×2、後×1、それぞれ左右共に無事でした。
メンテナンス終了。「ソコソコに」ピカピカになりました。肝心の回転具合ですが、リアはとても良い。ヌルヌルのクルクルとでも言いましょうか、本当に良く回ります。比べて、フロントは少し落ちる感じ。リアハブとは玉押しの感じが異なってその辺りが原因と思いますが、ランドナーで使うには何の問題もありません。もう一つあるフロントハブはリア同等に良い品に見えましたが、玉押しが完全にやられていて入手も出来きませんでした。