しばらく放ったらかしで埃を被ってしまった記事ですが、airbone ZT-703でポンピング選手権を開催。
パッケージはこんな感じ(写真上)
airbone三兄弟の真ん中のヤツ。おさらいすると、ZT-702が全長99mm/100psi仕様、ZT-703が全長120mm/120psi仕様、ZT-705が全長150mm/160psi仕様。
ZT-703だけで3シリーズ(米式・仏式・英式)+アダプター2種(仏式・英式)。
前回ZT-702の時に「さくらなみきさん」がコメントしてくれたairbronの正しい使い方」の図。
付属品はフレーム取付用のブラケットと、米式から仏式に変換するアダプター。ウチのは米式仕様ですが、仏式仕様の場合は箱の図からすると仏式から英式に変換するアダプターが付属ってコトになりますでしょうか。
ZT-702(写真上/左)との比較。ZT-702が99mm、ZT-703が120mm。さて、この差は実際のポンピングでどれ位の差になるでしょうか。
底部の仕上げが少しだけ違いました。ZT-703の方は底が厚く丸みがあります。120psi仕様で少し丈夫に出来てあるのかもしれませんが、押し込むときの掌への当たりが多少優しくなります。
ポンピングスタイルは前回のZT-702 と同じ方法。で、ココからが本番。
500回のポンピングで670kpa(6.7bar/97.2psi)。コレくらいあればとりあえず乗れる範囲。
600回のポンピングで760kpa(7.6bar/110.2psi)。
一旦空気を抜いてリセット。リトライ後はノンストップ650回のポンピングで820kpa(8.2bar/118.9psi)。
更に50回追加の700回ポンピングで860kpa(8.6bar/124.7psi)。いやいや、優秀ではないでしょうか。120psi仕様のポンプに124.7psiと思わず入れ過ぎてしまいましたが、600回もポンピングすれば必要十分なところまで持って行けます。
全長が20mm小さいZT-702が800回のポンピングで740kpa(7.4bar/107psi)ですから、その差は200ポンピング。その分一回の重みが増したようにも思いますが、20mmの差は思った以上に大きいみたい。実際にZT-703でポンピングしていると100回程でそれなりに手応えを感じ始め、200回ではもうシッカリ入れてる感があります。たぶん、ZT-702ベースで300回以上に相当する力感。
airboneシリーズ3兄弟のうち2種類を試した結論(個人的な見解デス)。
ZT-702/800回/740kpa(7.4bar/107psi)
ZT-703/600回/760kpa(7.6bar/110.2psi)
全長20mmの差は、純粋にポンピング約200回の差。ってことは、150mmのZT-705は更に200回少なくて済むって計算?
一番小さいZT-702最大のメリットは、その大きさ(当然か)。ポンピング回数を要するものの、確実に空気は入ります。試していませんが、3兄弟で一番大きい(長い)ZT-705(150mm)はZT-703よりも更に少ない回数で求める空気圧まで入れられると思います。ですが、TZ-703より更に30mm長い150mmクラスってのがネック。150mmクラスになると小さめのサドルバッグには微妙になってくるし、他社ラインナップにも選択肢が出てくる。ん???、でも150mmクラスの有名どころTOPEEK Micro Rocket が700回ポンピングで820kpa(8.2bar/119psi)ですから、airbone の方はZT-703(120mm)の650回/820kpa(8.2bar/118.9psi)だけでも十分に秀逸。ってことは、150mmクラスのZT-705はライバル不在なのかな?って気が…。ウーン、大きさと実際の労力バランスからすると、使い易いのはTZ-703かなぁって気がしますが、ZT-705も気になって来たゾ(笑)
ってな訳ですが、もう止めておきマス。運用方法に悩みますが、当面はお気に入りのMicro Rocketをロード用(で、Co2併用)に、TZ-703はランドナー用に運用しようかな…φ(。_。*)メモメモ…アレ?、ZT-702が余ってしまうゾ…。(汗;
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