古今輪風@自転車ふぁん

わからない事だらけのレストア&メンテナンス備忘録

RALLYとSTRADAの進行方向

2016-01-11 06:37:02 | 日記

Vittoriaの定番チューブラータイヤ、RALLY(ラリー)と STRADA(ストラーダ)

練習用として定番のチューブラータイヤですが私は練習用とは思っていませんで、チューブラーを使うようになってからこの2種類しか使った事がありません(笑)

安いですし、オールドレーサーをチューブラーで乗りたいって私の用途には十分。主として使っているのはストラーダの方ですが、前回交換と今回取り付けの2本は以前入手した中古ホイール外しのラリー。ストラーダがラリーの高級版ってイメージでしたが、Vittoria Japanのサイトで確認すると現在の定価設定はラリーの方が少し高い。

写真上は左右共にラリー。

左側のトレッドは、\/ ↑ \/ ※ロゴは右
右側のトレッドは、/\ ↑ /\ ※ロゴは左

今使っているのが左で、新しく組んだホイールに付けたのが右。進行方向はどちらも↑(上)方向。今回(右)は左と逆に付けてみました。ラリーの装着方向については巷で色々考え方があるみたいで様々。基本どっちでも良いんじゃないかってところですが、気になったので調べてみました。

写真(上)、赤い印と黄色い印がそれぞれの進行方向の根拠。黄色の方は外側のトレッドを無視、赤の方は内外合わせて考えている。構造(繊維の方向等)上の理由やグリップ性能云々が根拠ではなくて、単にトレッドの方向による「排水性」が論点と思います。RALLYに限ってはどっちとも取れる気がしますが、Vittoria Japanからの丁寧な回答は…。

「基本的には乗車位置から見てトレッドパターンが 『ハ』の字に見える方向に装着します。その際一般的にはロゴマークが右側になりますが、 ラリー、ストラーダの場合は共に左側となります。」

STRADAの方は、中央のイボイボスペースに幅があって左右のトレッドは一方向のみ。一方RALLYの方は中央のイボイボスペースが狭く、左右のトレッドが2方向。これが装着方向を考えさせる原因と思いますが、乗車位置から見て左がロゴっていうならこの両側のV字を進行方向と考えると判り易い。「中央のイボイボスペースが狭いこと」に着目すると、2方向のトレッドもV字を有効として考えて排水面でも利に適っているかも。まぁ、販売元の説明なので私レベルではこれ以上深く考える必要がありません。

ちなみに…

性能及び仕様上の違いについては、1.バルブコア(ラリーは外れませんが、ストラーダは外れる/バルブエクステンションを取り付け可能)。2.耐パンクベルト(ラリーは使用していないが、ストラーダには使用しており、耐パンク性能に優れる)。3.コンパウンド・ケーシング(両モデルに大きな違いはない)。

価格については、昨年まではストラーダの方が高かったけど、ラリーの値上げに伴い逆転。これはストラーダが日本国内限定品、ラリーはグローバルモデルであることが原因。

といった内容についてもご説明頂きました(゜-゜)アリガトウゴザイマス/~~~

貼り付ける際にバルブ付近が浮いてしまう事が多かったので最近は4~5気圧時点で「当て物」をして、その後で高圧まで入れて接着しています。写真(上)の「当て物」は粘着面を貼り合せたガムテープで、タイヤやホイールに粘着面が当たらないようにしています。タイヤ自体の精度は、巷で語られているように当たり外れがあるかもしれません。それでも今のところパンクはしていませんし、減り具合も許容範囲。もう少しセンターが安定して出ていてくれると有難いのですが…。

タイヤに限った事では有りませんが軒並み「値上げ」の傾向で、ラリーやストラーダも数年前と比べると随分高くなりました。今のところ定価が逆転したストラーダの方がお買い得な気がしますが、実売状況を見てみると相変わらずラリーの方が安いみたい。

一昨年安かった時にまとめ買いしたストラーダがあと二本残っていますが、ゴム製品のタイヤは保管状況によっては使わなくても著しく劣化します。私の場合、乾燥を防ぐラップ巻き&紫外線対策の暗所保管。すぐに使う予定はありませんし、これ以上、何か対策があるかなぁ?(゜-゜)

関連サイト 「Vittoria Japan」 



post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。