北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

『妹の力』その1

2021-11-18 15:36:46 | 日記


「いもうとのちから」じゃなくて、「いものちから」と読むみたいです、、、。


これは、某ハウスメーカーの CM なのですが、、、










特に上の動画、肝心の、その某ハウスメーカーの製品・商品としての住宅がまったく出て

きません、、、。「少女の成長」篇として、同じ坂道を歩いて上ってくる建て主さん、

または、これから某ハウスメーカーで住宅を建ててくれるであろう建て主さんの『娘さん』

の、小学校の高学年くらい?から、中学校、高校、大学、社会人、彼氏が出来て結婚する

かも、、、? そして、もしかしたら結婚して2世帯同居 、、、? でも、まだ孫は生まれて

なくて犬が 1 匹(もしくは犬も大きくなりました)みたいな、、、。



でも、どうして、このCMの主たる登場人物は『娘さん』で、『男の子』だったり『息子

さん』じゃないんでしょうか?



どうやら、住宅には『その家から娘を嫁に出す』役割 ? (もしくは機能 ? )があるみたい

なんです、、、。





日本では、大学の職員住宅でも、( 公営住宅でも、市営住宅でも、URでも、、 )その

家から娘を嫁がせる事については、何の問題もない事が、広く一般に認知される事に

なったはずなのですが、、、。それでもやっぱり、自分たちの家から、自分たちの娘を

嫁に出すについては、それなりの家から送り出したいという『深層心理( ? )』を、

件のCMは、上手に衝いていると言いいますか、何と言いいますか、、、。




『貴種流離譚(きしゅりゅうりたん)』じゃないけれど、(たぶん)8年間も家を出て

しまって、その間、1度も実家に帰らなかった『男の子』の結婚式。

北海道大学名誉教授にして兵庫県龍野市在住の志村 喬(しむら たかし)さんの挨拶が、

泣かせるのです、、、。





これも、倍賞千恵子さんが演じる、寅さんの妹の『さくらさん』が、いかにも、しっかり

としたお嫁さんだからこそ、成り立つ訳で、、、。まあ、日本では『男の子』は、どうで

も良いんですね、、、。『娘さん』さえ幸せになってくれれば、、、。でも、『男の子』

は、その『娘さん』を幸せにしなければいけないから、話は厄介なのですよ、、、。



                           『妹の力』その2  につづく






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする