北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

『妹の力』その2

2021-11-19 12:39:31 | 日記

江戸時代の歌舞伎の演目『与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)』

左が『切られ与三』(きられよさ)、右が『お富』(おとみ)






それを題材に、昭和30年代の前半に大ヒットした、春日八郎さんの『お富さん』




さて、この歌なんですけど、『粋な黒塀 見越しの松に~』とか『エッサオー 源氏店

(げんやだな)』とか、意味がさっぱり判らなかったのに、当時の子供たちは、普通

に学校や家や道路で、みんな歌っていました、、、。だいいち『死んだはずだよ お富

さん』って、死んじゃっていたらダメなんでないの、、、?




それを嬉しそうに聴いている、普通のオバサンたち(当時)





なんで日本人は、こういうのが好きだったんだろう、、、? このオバサンたちだって、

実生活で自分たちの娘が、『お富さん』みたいな人生だったら困るんでないの、、、?

(木更津の、その筋の親分さんに囲われていた『お妾さん』だったんだから、、、。)

他所様(よそさま)の家の、他人の『娘さん』や『息子さん』の、あーだの、こーだの

の悲惨な人生は、面白可笑しくて楽しいだけなの、、、? それとも、実は、自分も、

自分たちの『娘』や『息子』も、現実生活の実際のところでは、『お富』や『与三郎』

ほどではないにしても、たいして変わりがなくて、『どちらさんも程度の差こそあれ、

たいして違わなくて、子供で苦労するのは、お互い同じだわねぇー』って、すこし安堵

したり、ホロッとしたりしているだけだったのかな、、、?



    歌舞伎 与話情浮名横櫛


    

    いつの間にか、『与三郎』は『お富』のお兄さんになってしまっています、、、。

    つまり『お富』は『与三郎』の『妹』、、、?




                   『妹の力』 その3 につづく

コメント
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