北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

"Villa le Lac" もしくは "Une Petite Maison" その3

2018-08-26 23:45:56 | 日記


最初の平面図  (おそらくル・コルビジェLe Corbusier大先生の手書き)  が、小さくて

薄くて、判りずらくて、不親切でしょうから、、、



 





上下を反転させて、必要なところだけ拡大してみます、、、


 





ほぼ同じ縮尺にして、インキングされて、部屋番号のふられた図です。上が道路、下が

レマン(Léman)湖。右下に、メートルの縮尺があります。(建物の幅は内寸で4メートル)


    

   部屋番号はおそらく、、、

   1 門扉  2 玄関  3 ボイラー (下の四角い、番号のない小部屋はトイレ)

   4 台所? (何故かダイニングまで猛烈に遠そう、、、) 5 ユーティリィティー? 

   6 裏口? 7 リビング・ダイニング (ピアノの先生だったお母さんのピアノ)

   8 たぶん、お母さんの寝室   9 浴槽・洗面   10 たぶん、クローゼット

   11 たぶん、お父さんの寝室  (何故か、不便そうな洗面台が付いている、、、)

   12 屋根付き屋外テラス?  13 不明 (わかんない、、、)  でしょうか、、、?






敷地の西側の、当初『舟屋』か『船溜り』を計画していた部分を拡大してみます、、、


        



最初に、まだ敷地が見つからなくて、まったくの図上の計画段階では、『舟屋』か

『船溜り』は、建物本体と『左側のスクリーンのような構築物』の間が、3メートル

弱くらいあって構造的にも無理はないし、ユーティリィティーの裏口からのサービス

ヤードも取れそうで、塩梅が良さそうだったんですが、、、、



  




  どうやら、見つかった実際の敷地は想定してたより、東西で4~5メートルくらいは

  足りなかったようで、ル・コルビジェLe Corbusier大先生、なんと『エイヤッ!』で

  『舟屋』か『船溜り』を中止して、建物本体と『左側のスクリーンのような構築物』

  の間に階段を挟んで、くっ付けてしまったみたいなんです、、、。



              





構造的には無理がなくて良さそうなんですけど、住宅としての使い勝手としては、どうだ

ったんでしょうか、、、?




こんな図もあるんですけど、、、

                 



構造的には、どうだったんでしょうか、、、?







        "Villa le Lac" もしくは "Une Petite Maison" その4 につづきます










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