北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

早稲田麻雀大会

2015-12-10 09:03:46 | 日記








いつのまにか、30年以上前に住んでいた早稲田の木造アパート(例の無頼の生活をして

いた、、、)で麻雀大会をする話は進んでおり、麻雀さえ出来ればいいM野君やS君にKu田

君、今は横浜で中学校の美術教員をしているY津さん、中には函館の下請け協力会の電

気屋のS井さんまで集まり始めていて、総勢で2卓は囲める10人程が集まりだしていたの

であった、、、。S君が名付け親の『○○山房』のアパートは、2階に上がってみると玄

関の脇に「こんな横長の受付みたいな窓あったかなぁ?」という感じの窓があったけれども

、部屋数はあるので2卓は十分に囲める、、、。30年ぶりなのに、何故か雀卓と雀牌

は、すでに2卓分がアパート内に用意されており、奥の部屋では何人かが雀卓を組み立て

たりの準備をし始めている、、、。(みんな、こういうのはテキパキと早いのだ。)

奥の部屋は北側で、さすがに麻雀をするのには暗くて、牌の字が読みずらくてダメだとな

って、照明を点けようとしたが、点かない。電気屋のS井さんに頼んで、電源を切って貰

って僕が電球を調整する。S井さんは「あいよっ!」と手馴れたものだ。そのとき窓の外を

見たら、何だか外壁の色が違う、、、。赤いエンジ色なのだ。それに、だいいち3階建て

じゃなくて、木造なのに4階建てになっている、、、。屋根は桐生の織物工場のように

ノコギリ状のギザギザだ、、、。







「おかしいな?」と思って、外に出ようとしたら建物の中だったはずの階段が、建物の外に

突き出していて、華奢なアルミのササラ桁1本の両側に踏み板が交互に1枚ずつ出ている

のだか、肝心の手摺りが付いてないので、グラグラしているし落ちたら危なくてしょうが

ない造りなのだ。

それでも下に降りて、『○○山房』のあった『○○坂』の周辺を少し歩いてみたら、その

赤いエンジ色の4階建ての建物は、どう見ても『○○山房』じゃない、、。1階にあった

洋品店もラーメン屋も豚カツ屋もないし、向いのパン屋の3軒長屋もない。建っている場

所が200メートルくらいは、元の『○○山房』より坂の上じゃないか、、、!!!

「こりゃ大変だ。」と思って、件の華奢なアルミの階段をのぼってみると、もう麻雀の音は

ジャラジャラと始まってしまっている、、、。








みんなに「『○○山房』じゃないよっ!大変だよ!」と言っても、もう麻雀始めちゃってい

るから「だから何なの?もう麻雀始めちゃったよ。何とかならないの?何とかなるんでない

の?」モード。(麻雀始めちゃうと、すでに普段とは人格が変わってしまっている、、。)

そこに下の洋品店のおばさんらしき女性が上がってきて(店はもうないし、例の階段をど

うやって登ってきたのかが不思議。)、「あんたら、大きな音を出して冗談じゃないよ!

勘弁してよ!やめて頂戴!」と、怒鳴り込んできた。そこに、やはり例の階段を上がって

来た郵便局の男の人が、あて先がカタカナ名前の郵便物を僕に渡そうとする。「やっぱ

り、ここは『○○山房』じゃないんだ。ヤバイ、どうしょう、、、!」と、僕はますます

1人で焦る、、、。


それでも、みんなは麻雀をやめようともせず、「お前がなんとか対応しろ」モード。こっち

は「なるべく大きな音とか声を出さないように気をつけますし、なるべく早く終わらせる

ようにしますから。」とペコペコ。それでもカタカナ名前の本当に住んでいる人(人達)

が帰ってきたら大変な事になってしまう。ますます、僕だけが焦り続ける、、、。


そのうち、S君かM野君のどちらかが「下のラーメン屋か豚カツ屋にも気を遣って、店屋物

を人数分とってやればいいんじゃないの、、、?」とか言い出す始末。でも、それって僕に

「雀飯」の手配をしろって言う、体の良い口実じゃないか、なんて勝手な奴らなんだ!!!



と、言うところで夢から醒めた、、、。





    (夢の中なのに、あんなに麻雀の好きだった幸田君は出てきません、、、。)





追記  2階から建物の1階に降りようとした時に出てきた「華奢なアルミのササラ桁1

    本」の不思議な階段は、なんだか「黄泉比良坂(よもつひらさか)」のようです。



追記の追記 『2階に上がってみると玄関の脇に「こんな横長の受付みたいな窓あったか

      なぁ?」という感じの窓があったけれども』とあるのは、目白の吉村事務所の

      玄関を入ってすぐ左の受付事務の窓口なのかも知れない、、、。今は吉村

      順三ギャラリーの為に撤去されてしまっているけど、、、。




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