北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

『ぼくの伯父さん』(Mon Oncle)

2015-08-16 14:01:53 | 日記
20年以上も前に、深夜にテレビで偶然見た映画です。(今は家にテレビありません、、。)

建築の設計を商売にしている人間にとっては、「何?これ!」っていう映画なんです、、。







「伯父さん」は、こんな家に住んでいるんです、、、。









右の階段室をトコトコ上がっていって、真中の階段を一度下がって、建物の真中のトンネ

ル?を潜って裏に抜けて、ペントハウス?の伯父さんの部屋の周りの外廊下をグルッと廻っ

て、雨風吹きさらしの入口から入るのですが、肝心の伯父さんの部屋の中は、この映画、

一度も出てこなかったような、、、。



伯父さんは、何故か、伯母さん?の家に行くのです、、、。






伯母さん?の家は、いかにも「建築家」が設計したような、近代建築で、現代建築な、超ウ

ルトラ・モダーンな建物なのです、、、。






入口の門扉は遠隔操作の電動式。庭も柳何とかさんみたいで、現代式なのです、、、。



住人とお客様?




伯父さんは、まったく不釣合いと言うか、似合わないのでした、、、。



(「伯父さん」の役は、どうもジャック・タチ監督ご本人のようです、、、。僕も、この

カーブした通路の上は、歩かされたくない感じ、、、。)



伯母さん?の家は、家具調度も今風で、、、




台所も、1958年にしては、システムキッチン風なのです。





映画の後半、「伯父さん」は何故か、どこかの事務所に現れます、、、。



1958年の映画なのに、よくぞお見通しで、、、。



「伯父さん」は今日も、パリの街?だか何処かを、トコトコ歩いているのでした、、、。







それでは動画をどうぞ














追記   僕は、この映画、何故か観ていると眠くなって来てしまって、最後まで観た

     記憶がないんです、、、。



追記の追記  ジャック・ラグランジュ(Jacques Lagrange)さんによる、伯母さん?の家

       の設計図?です。






       (ラグランジュって、何だか解析力学みたいな名前だ、、、。)  


  






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