北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

メディチ家礼拝堂(Cappella mediceo) その5

2015-11-16 13:58:15 | 日記
どうやらサン・ロレンツオ教会堂は、ブルネレスキの関与した15世紀の始め頃か、前半

の頃までは






どんなに完成していても、この図の範囲くらいまでで、後でこのブログに出てくる図書館

と中庭は、その後に出来あがって、『君主の礼拝堂』が出来たのは17世紀になってから

のようです。(ですからブルネレスキは、『君主の礼拝堂』の地下礼拝堂の基礎にも、そ

の計画にさえもタッチしていなかったのではないでしょうか? なんてったって150年

もずれていて、ブルネレスキは生きていません、、、。)



これが現在の全体図でしょうか? (向きを他の図とあわせるために回転して縮小かけて

ます。右下が図書館と中庭。)






なのに、『君主の礼拝堂』と『ミケランジェロの新聖器室』の2つだけを併せて、





むりくり『メディチ家礼拝堂』と呼んでいるのかも知れません、、、。



肝心のサン・ロレンツオ教会堂の聖堂の内部です。






身廊から内陣に向かって、右がミケランジェロの新聖器室、左がブルネレスキの古聖器室



中庭です。





真中の赤い丸屋根が『君主の礼拝堂』のクーポラ。




          メディチ家礼拝堂(Cappella mediceo) その6 につづきます。




追記  『君主の礼拝堂』ではなくて、『王女の礼拝堂』のような気もしてきた、、、。



















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