北海道函館市の建築設計事務所 小山設計所

建築の設計のことやあれこれ

キムタツ その4

2015-07-21 14:10:04 | 日記
スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックが、最初のアップル・コンピュータ

を作ったジョブズの養父母の家は、この家なのですが、






この家自体は、後にジョブズが、その住宅の中で育ったことが、後々に影響したという

例の「アイクラー住宅」そのものではないようです。(この家は、どうやら養父母の2軒目

の住宅で、「アイクラー住宅」だったのは1軒目のようなのです、、、。)



「アイクラー住宅」というのは、アメリカ西海岸で、住宅建設や不動産を取り扱っていた、

ユダヤ系の住宅ディベロッパー、ジョセフ・アイクラー(Joseph Eichler)という人物が

建てた一連の住宅で、アイクラーさんはこんな人です。






アイクラーさんは、自身が設計するのではなく、フランク・ロイド・ライトの弟子や孫弟

子筋の建築家に設計を発注して、ちょっとオシャレで機能的な郊外住宅を建売りなどして

いたようなのです、、、。(最近この国でもたまに見かける、個人の建築主に複数の建築

家を紹介して、個人的な住宅コンペをするような事もしていたようです、、、。)


代表的な「アイクラー住宅」は、こんな感じでしょうか、、、










こんなのもあります









(写真とプランは一致していません、、、。)


「孟母三遷の教え」じゃありませんけど、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニア

ックが、2人とも育った家だというので、西海岸では最近になって「アイクラー住宅」が人

気で、中古価格が値上がりしているんだそうです、、、。



追記  若い時のスティーブ・ジョブズさんでしたら、こんな家も似合いそうな気もしま

    すが、、、


    

    
    50歳を過ぎたら、やはり最後の家が良いのかも知れません、、、。


追記の追記  この間、大学の後輩に「間に合わないから、家具図手伝って」と言われて、

       生まれて初めてアップル版のベクターワークスなるもので図面を描き(入

       力?)ました。アップルのコンピューターに初めて触りました。意外とカッ

       チリ丈夫な造りでした。(ノート型だったけど、結構重たいものなんです

       ねぇー、、、。) パラメトリック・デザインとかアルゴリズミック・デ

       ザインとか言われても、こちとらはチンプンカンプンで、困ったもんで

       すねぇー、、、。重いか軽いかぐらいは判るんですけど、、、。                                                     









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