私の猟期は2月13日に終猟しました。そして今日「狩猟登録証」返納してきました。
総出猟日数 24日。
前半仕事が立て込み、今期はどうなるかと思いましたが、後半頑張れました。
歳のせいかホントに疲れましたが。
年明けの後半、遠射が決まるようになったので警戒されていても海のカルガモ、マガモが獲れました。
ヌートリアは2頭獲りました。河川改修のため生息数は減ったように感じています。
どこかに逃げて分布域が広がっていなければ良いのですが。
一生懸命生きているのに、悲しいかな特定外来生物は「完全排除」されることになっていますので撃ちます。
初めてオナガガモが獲れました。当地ではあまり見かけないカモですがとても美しかったです。
今期は大雪で例年とは状況が変わっていました。雪が積もるとエサは手に入りにくいようで、カモも痩せている個体が多かったように思います。
そのお陰で田んぼでエサを探すキジバトも獲ることができました。本当に美味しかったです。
カラスの対策講習会にも参加する機会があり、真剣に追いましたが完敗。賢く、手ごわいカラス。
40メートルくらいでも何故か?外してばかりでした。結局カラスは一羽も獲れず。
今期もまた当てにしていた猟場が減っていきました。鳥獣保護区になったことは鳥にとって当然良かったとは思いますが、工事によって鳥が居なくなった猟場は、そこを住みかとする獣も、虫も魚もいなくなっていることは明らかでした。
何度も見かけた宝石のように美しいカワセミが「来年もまたそこで暮らしていられるように」と思わずには居られません。猟の最中にも「生物多様性」という言葉が何度も頭に浮かぶことがありました。
無事終わった今、来期もまた変わらず猟ができる環境がありますように。
感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。