それが本来の使い方かどうかは別として、トラックバックって「反論」の有効な方法なんじゃないかと思います。(*1)
たとえば、ある意見を表明した記事で、
コメント欄が「同感です。そうですよね?」みたいなコメントで埋まってたとすると、
もし、この意見に反論したい場合、コメントだと、「空気を読め」という感じで、
門前払いされてしまう可能性が高いですよね。
でも、自分のブログ内に記事を書き、トラックバックするなら、
たとえトラックバックが相手に削除されても、
記事自体は残るわけで、完全な「門前払い」はできません。
その結果、賛否両論の意見を集めやすいんじゃないかなと思ってます。
議論とか意見とかって、基本的に暴走しがちなものだと思うんですよ。
特に同じような意見の人ばっかり集まっている場所だと、
その場のみんなの意見が一方向に向いてしまった場合、
どんどん加速していきがちなのかなと思います。
暴走している中に水をさすコメントをするって結構勇気いるし…。
要するに「暴走に対する摩擦力」が比較的低いのかなと…。
これは、個人ページの掲示板などのある意味クローズな場所だけではなく、
2ちゃんねるなどの公開掲示板も、「その話題に興味がある」人が集まるので、
結構加速していくことはあるような気がします。 (*2)
それが、ブログの場合、トラックバックという、比較的「水をさしやすい」
方法があるので、極端な意見を述べたら結構反対意見のトラックバックが来たりします。
そういう外部の記事が「摩擦力」として働いている場合、(*3)
少なくとも、第3者がその暴走に巻き込まれる確率は低いんじゃないかなと思います。
私は、結構天邪鬼みたいです。
意見が同じ方向に集中している空気はすごく苦手で、
水を差すようなコメントやトラックバックを結構やったりしてます。
もちろん、私一人が何か言ったってそうそう空気なんて変わらないわけですが、
そういった「摩擦力」の一つになっていたらいいなと思ってます。
そして、もし、私が「暴走している」と感じたのなら、
「摩擦力」になってもらえたらすごくありがたいです。
*1
…というところまで書いて、ケイタイに保存。
話がまとまりそうにないし、ボツでいいかなとメールを読んでたら、
間違って「送信」のボタンを押してしまいました…。
…ということでここから下は追記になります。時刻も最新に直して…。
あと、タイトルを ブログの慣性→ブログの「摩擦力」 に変更しました。
*2
その中からノイズを除外すれば特筆すべき情報や意見が埋まってるんでしょうが…。
これを2ちゃんリテラシと言っているひともいますし…。)
*3
それがちゃんと「摩擦力」として働かない場合も往々にしてあるわけですが…。
(追記)
2005/04/25
むだづかいにっき♂:『みんなが不快だ』は俺が不快だ!
この記事よりさらに前の記事なんですが、読み返してみたら、
コメント欄のえっけんさんの
> それより、まとまったらコメント希望。
の回答がこれになるかなということで、(えっけんさんもご存知の過去記事ですが)TBします。
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