われ思ふ ゆえに・・・:給食費を払わぬ親たち
給食費の問題とか、「いただきます」問題とか…で、
お金を払わなければものは買えない、食べられない。それが社会のルールであり、正直者が割を食うなんて不公平があっていいわけがない。私もまったくそう思う。
しかし、である。だからといってこの問題を「子どもに給食を提供しない」ことで解決しようとしてはならない、と強く思う。
確かに、「払ってないと食べられない」というのは子供にとっては大変なことですよね。
それこそいじめとかの引き金にもなりかねないわけで…。
まあ、給食費って「教材費」の意味合いもあると思うんですが…その払わない親は教材費も払わないのかな…ってない話じゃないかも。
ただ、少し気になったのがここ、
クラスメイトがそのことを知っていてもいなくても、後ろめたく居たたまれないに違いない。みなのように給食の時間を楽しみになんてとてもできないだろう。
もしかしたら食べないでいるほうがよほど気が楽だと思っているかもしれない。
まあ、そういう子もいるかもしれないけど、多分子供はそこまで考えてないと思うんです。
何しろそういう家庭で育っているわけで、その家庭にとっては「それが常識」になっている可能性のほうが高いと思います。
加害者は往々にしてそういう意識はないものだし…。
例えば、いっしょにしたらまずいかもですが、
「飛び石連休の中日、学校を休んで旅行する」なら、
そのことを気に病む子供はいないだろうし、
子供にとっては、同じ次元なのではないかと思います。
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