いろんなところで話題になってますが…
芦屋広太 ひとつ上のヒューマンマネジメント : 5分で人を育てる技術 (5)言うことを聞かない“自信過剰な部下”
「私の言うこと」を聞かなかった坂本を,次長と部長のところに行かせ,私はそのまま,別件の会議に参加しました。
(中略)
これ以降,坂本は私の言うことを何でも聞くようになりました。あんなに生意気だった坂本が,なぜ,芦屋の言うことをハイハイ聞くのか,周囲は不思議がりました。
それは,私が,そういう工夫をしたからです。次長と部長には「口裏を合わせて」おきました。坂本に絶対OKを出さないようにお願いしていたのです。非常にみえみえの仕掛けなのですが,この方法はよく効きます。
とりあえず、技術職でそんなことやったらつぶれるか逃げられるか伸びる目がつぶれてしまうかどちらかだとは思うのですが…。
で、いろんなところの反応とか元記事とかを何度か読み直して思ったこと。
「結局この人(芦屋氏)は指導を上司に丸投げしただけでは?」
と思っていたらこんな記事がありました。
諸悪の根源は物理的:言い負かせないなら嵌めてみよう
自分が使った時間が15分なだけであって、坂本君にダメ出しを続けた部長と次長の時間、意味の無い修正作業に坂本君が使った時間を考慮に入れていないようである。他人の時間をコストとして認識していない。
まあ、「坂本君の修正作業」はその上司からしたら「どっちにしろ必要なこと」だったのでしょうから除外するにしても、上司の時間を考慮せずにかかった時間の話をするのは確かに滑稽かもしれないですね。
あと、同じ記事で
直属上司に言われて全然納得しないことを、その場しのぎの理由で部長と次長に否定され続けると納得してしまうというのも不自然な話である。
とあったのですが、要するに、自分が言っても聞かなかったのに、その次長と部長のことなら聞いたということですよね。
結局、その人の判断に対する説得力が、「次長や部長」と比べるとかなり低かったということがいえるのではないかと。
あ。でも、それをふまえると自分の力の足りないところを上司に効率的に?手伝ってもらうという方向ではある意味正しいのかもしれないですね。「上司は使うもの」ということも聞いたことがあるし…。
…でも、やっぱり、その「坂本君」は、本当に次長や部長のことを尊敬していか、でなければ芦屋氏が出来なかった(時間を惜しんでしなかった?)説明を次長や部長がやったか…。
それ以降も言うことを聞くようになったというわけだから…。
逆にそうじゃなかったら、少なくとも私なら「その程度で」態度を変えるとは思えないんですよね。
職場に絶望することはあっても…。
参考:
小野和俊のブログ:ふたつ下のヒューマンマネジメント:5分で人をダメにする技術 - 優秀な部下の能力の芽を摘み取る無能な上司
ここ経由で元記事をしりました。
404 Blog Not Found:人を育てられると思ったら負けだと思っている
じゃあどうすればいいの?という最適解がかかれていると思います。
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