「6000人に警告メール、駆除したのは3割」、ボット対策プロジェクト:ITpro
総務省と経済産業省は2007年4月25日、両省が実施する「ボット対策プロジェクト」の途中経過を発表した(報道資料)。それによると、プロジェクトを開始した2006年12月から2007年3月末までに6005人のユーザーに対してボット感染の注意喚起メールを送信し、そのうち30.8%が駆除ツールをダウンロードしたという。
ボット活動が確認された人へメールを送って、その結果3割の人が政府のサイトから対策ソフトをダウンロードしたということですが、そのメールの警告に従いダウンロードした人って、似たようなフィッシングメールにも引っかかっちゃうのではないかと少し心配になります。(*1)
で、このメールって最初、約1年前の でじたるな部屋:総務省が最大2千万人に注意喚起のメールを送信へ の話かと思ったんですが…違うみたいですね。
はんたろうのがらくた工房:騒務省がネット安全対策で最大2千万人に一斉メール の話を地でやっちゃったかと一瞬喜んだ(え?)のですが…。
無差別ではなく、実際に感染している(であろう)人に、ISPからメールを送っているわけで、「スパムメール」ととらえなくてもいいかなと…。
ただ、そのダウンロードしなかった人の何割かはそのメール自体が迷惑メール扱いではじかれちゃったせいじゃないかという可能性は捨てきれない気がします。
でも、そういう人に対して、他に注意喚起の方法があるかというと、むずかしいでしょうしね…。
*1:とはいえ、そのリンク先は「go.jp」なので、それを確認したうえでダウンロードしたなら問題はないわけですが…。
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