九州・大分県の内陸部、水清く緑豊かな豊後竹田から発信。
エンジェルファームNEWS
ホリスティックハーブ医学
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/e4/d85621e683d8c98d6505b4686bc50990.jpg)
日本版は『ホリスティックハーブ医学』。
日本語で読めるハーブ本としては最高レベルだと思いますが
最近Amazonを見ると絶版になってしまったようで残念なことです。
その序文にこんな言葉があります。
ハーバリズム(ハーブ療法・ハーブ医学)は
植物と人間
植物とこの惑星(地球)
そして人間とこの惑星という
相互関係に基づくものです。
ハーブを治療に用いるということは
生態系のサイクルに参加するということです。
これは私たちがその一部である生命ある世界に
もっと意識的に参加する機会であり
治療の方法を意識することで
全体性(ホールネス)と世界を導き入れる機会になるのです。
ハーブはこの惑星というさらに大きな存在との調和を
私たちにもたらすことで、生理学的・医学的な効果を
発揮します。
またその一方で、私たちは自分自身がこの惑星とつながっている
相互関係があるという認識を深めることができるのです。
高校2年のとき煎じて飲んだ小青竜湯は
植物のワイルドなカタチそのままでした。
喘息の大きな発作はなくなったものの
アレルギー性鼻炎は残り
そんなとき小青竜湯はたいへん役立ちました。
そのご、煎じなくても手軽に飲める顆粒状の小青竜湯が
主流になりました。ところがそれは私にはさっぱり効きませんでした。
ひとつには、顆粒状にすることによって
やっぱりかなり有効成分を損失するんでしょうね。
それと薬草の栽培の仕方だと思います。
栽培の仕方が悪かったら薬効は少ないと思います。
栽培者の意識が問われます。
ハーバリズムを理解して栽培するのか
単に営利のために栽培するのかというところです。
営利だけが目的なら、化学肥料をたくさん施して
太らせる。見た目は立派に育ちます。
でもそうすると必ず病害虫が発生するので
これまたたくさん農薬を散布するしかありません。
漢方薬だったら何でもいいという時代から
誰がどのような意識でどのように栽培したかが
問われる時代になったと思います。
インターネットの普及もあって、そういうことが隠せない時代に
なったということでしょう。