goo

下郡温泉



昨日大分市内を車で走っていたとき、桂子が偶然
「あなたのオアシス、下郡温泉」という表示を見つけました。
そういえば別府の「みかえり温泉」もそうやって彼女が発見しました。
いつでもどこでも自然療法に役立つものを探しています。

私たちはいつも温泉セットを常備していますので
いいところかどうかわからないけれど
とりあえず入ってみることにします。

これは家族湯、30分800円。
コーラ色の濃いモール泉です。



下郡(しもごおり)工業団地エリアなので
観光のひとは来ないでしょう。
まったく家庭のお風呂の感覚です。

が、泉質が非常に上質です。
ありがたい大自然の恵み。
大分市のかたはこの偉大さにお気づきでしょうか?

たった30分なのに、カラダが芯から暖まります。
ぬるめのお湯だし、30分では短いから延長しようと思ったら
30分で充分だったんです。
昨夜はこの冬初めて湯たんぽなしで寝ましたが
その温かさは朝まで持続しました。
朝、布団のなかで感動しました。



この温泉、外観はこれです。
どうみても温泉には見えません。
待たずに家族湯に入れた点も考慮すると
ある意味、街なかの秘湯というべきかも知れません。

ところで画面左に、何か竜らしき絵が・・・



前からあったのでしょうか?
それとも今年が辰年だから急にできたのでしょうか?
泉質、浴槽、建物、絵のアンバランス・・・
何とも不思議な上質な秘湯です。

自然宗教1



なぜこのひとはこんなに幸福そうなのでしょう?
今夜のブログは、このかた、日本の植物学の父と称えられる
牧野富太郎博士を話題にします。

昨日のブログにも書きました古いCDロムが見つかって
牧野博士を話題にした懐かしい記事もあったんです。

2001年11月14日にUPしたものです。
HPに復刻するまえに、ブログにUPしてみます。

それはこんなふうに始まります。

  4日前、東京新宿紀伊国屋書店を散歩する機会があって
  いろんな本を立ち読みしていたら
  あの膨大な書籍群のなかから一冊の本が僕を呼びとめました。

  牧野富太郎著「植物知識」講談社学術文庫。

  高知五台山の近くにある高知県立牧野植物園の光景と
  博士が描かれた丹念な植物画がありありと目に浮かびました。

あのとき桂子と一緒に東京と札幌に行く用事がありました。
旅の帰りに寄った新宿の紀伊国屋書店で
ふとこの本に出会ったんです。



博士の植物画です。
今はデジタルカメラの性能が驚くほど良くなって
何でもデジカメですます時代ですが
美術出身の私としては、こういう手書きの絵を見ると
やっぱりいいなーと思います。

こういうふうに描くと、じっくり観察するし
目に焼き付きます。一生忘れないんですね。



これも博士の絵なんですが、絵を紹介したいわけではないんです。
私が感銘を受けたのは博士の“自然宗教”の考え方でした。
2001年11月14日にUPしたのは牧野富太郎博士の下記の文章でした。




植物に取り囲まれているわれらは

このうえもない幸福である

こんな罪のない

かつ美点に満ちた植物は

他の何物にも比することのできない

天然の賜物(たまもの)である

実にこれは人生の至宝であるといっても

けっして過言ではない


翠色したたる草木の葉のみを望んでも

誰もその美と爽快とに

うたれないものはあるまい

これが一年中われらの周囲の景色である

またそのうえに植物には紅白紫黄

色とりどりの花が咲き

われらの眼を楽しませることひととおりではない

だれもこの天から授かった花を

愛せぬものはものはあるまい

そしてそれが人間の心境に影響すれば

悪人も善人になるであろう

すさんだ人も雅(みやび)な人となるであろう

罪人もその過去を悔悟するであろう

そんなことなど思いめぐらしてみると

この微妙な植物はひとつの宗教であると

言えないことはあるまい


自然の宗教!

その本尊は植物

なんら儒教、仏教と異なるところはない

今日私は飽くまでもこの自然宗教にひたりながら

日々愉快に過ごしていて

なんら不平の気持ちはなく

心はいつも平々坦々である

そしてそれがわが健康にも響いて

今年八十八歳のこの白髪のオヤジすこぶる元気で

夜も二時ごろまで勉強を続けて飽くことを知らない

時には夜明けまで仕事をしている

畢竟(ひっきょう)これは

平素天然を楽しんでいるおかげであろう

実に天然こそ神である


牧野富太郎

赤鶏桃子の思い出


2000/12/06


2000/12/30

部屋をかたづけていると古いCDロムが出てきて
11年まえの1月13日にUPした『桃子』が目にとまり
これを今のHPのほうに復刻しました。
http://natural-therapy.angelfarm.jp/index.php?go=Sb6awA

12月6日にあんなにひどい状態だったのが
12月30日には、たったの24日であれほど回復しています。

私たちは奇跡とは呼びません。
これが自然療法または民間療法、または代替療法というものです。
ニワトリに特化するなら自然養鶏ですね。

桃子を病気にさせる因子を取り除き
いきいきと生きられる環境に移してやり、愛情を注いでやれば
彼女の内側に本来備わっている自然治癒力が目覚めた。

何の薬も与えないのにたった24日で
これだけの変化が生じた。

何の薬も与えなかったというと、ちょっと違います。
化学製剤は与えなかったけれど、愛情という薬は与えました。
食べ物や水や生活環境にも配慮してやりました。
すると彼女の生命力が驚異的に発動したんですね。

私たちも非常にいい勉強になりました。
自然界でのこういう積み重ね・実証体験が私たちエンジェルファームの
自然療法の基盤となっています。

天使の誕生



2001年4月25日に撮りました。
まだエンジェルファームは誕生していません。
エンジェルファームが誕生したのは2002年3月1日ですから。



まだエンジェルバス(エンジェルファーム式入浴療法)も
誕生していません。
エンジェルバスが確立していったのは2003年からだったと思います。
このお風呂の色は別府の硫黄泉・明礬(みょうばん)温泉を
イメージしていたと思います。



この色は長湯温泉の炭酸水素塩泉のイメージですね。

大自然のチカラで癒されて
私たちの本質である内なる天使に目覚めましょうという
メッセージを発信するために撮ったと思います。

そのころは隣町の小さな家で仮住まいしていました。
その家は薪で風呂を焚く五右衛門風呂でした。
当時は薪割りを楽しみました。
長湯温泉にもしょっちゅう通いました。
そうしながらしだいに現在のエンジェファームの
自然療法が確立していきました。

その経緯を書いた2007年2月9日版の
『エンジェルバス誕生秘話』が復活しています。
http://bath.angelfarm.jp/index.php?go=5q4zsX

初詣



2012年1月2日午後4時8分56秒。
いつもの騎牟礼城址。

数え切れないほど登って来たのに、あらためて今日
ここは素晴らしいと東京出身の桂子が言いました。

詩人高村光太郎の妻・智恵子は「東京には空がない」と言った。
ところがここは空しかありません。

空しかないことの素敵・・・

私たちの初詣は神社でも寺でも教会でもなく、この空でした。
空には半月が浮かんでいました。

エンジェルファームの由来



あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします。

上の写真はエンジェルファームの玄関先の天使像です。
香山桂子が大分に移住した2000年当時
彼女はこういう天使グッズをダンボールに何箱も持っていました。

東京で彼女がヒーリングの仕事をしていたころ
友達と天使グッズのお店を開こうという話がもちあがり
気に入った天使たちを仕入れしていたのです。
そのあたりの経緯は2008年8月6日のブログに書きました。
http://blog.goo.ne.jp/ki_goo/e/4e04c7563bcccda82426135e09fd2bb6

東京から来た天使たちは、多くは九州のかたにもらわれていきました。
新潟にJターンしたり、東京にUターンする天使もありました。
今は少ししかここに残っていませんが、エンジェルファームの名前の由来は桂子が魅せられた天使でした。

当時私たちのまわりには、神秘的なものごとに惹かれる一方
経済的に破綻したり、社会的に孤立しているようなかたが多かったんです。現実から逃れて夢や神秘の世界に救いを求めているようにも見えました。

そこで私たちはあえて、大地で肉体を使って汗して労働するような
ファーム(農場)という言葉を持ってきました。
そうやってバランスをとることが必要だと感じたんです。
実際に、ここに集まってきたひとは共に菜園や
当時はあった小さな田んぼで汗して働きました。


物質性に傾きすぎると、眼に見えないものを否定する物質主義に偏る。
眼に見えないものに傾きすぎると現実生活がおろそかになる・・・
どちらに偏るのも違う。両方のバランスをとろうと考えました。

そうして天上的存在、霊的存在、瞑想性の象徴であるエンジェルと
地上的物質的肉体的存在、生命の象徴としてファームを結合させた
エンジェルファームというネーミングが生まれたのでした。

そういうプロセスで、2008年9月には株式会社エンジェルファームとして法人化することになりました。

何年もの試行錯誤のプロセスがあって、物質主義にも偏らない精神世界にも偏らない、ホリスティック(統合的・総体的)な仕事に至りました。

過去生とかUFO、アセンション、オーラ、ソウルメイト、エンライトメントといった話題もいいけれど、癒しについて学んだことを生かして社会に根づいていい仕事をし正当な収入を得ましょう・・・というのが株式会社エンジェルファームのコンセプトでした。

現在、九州を代表する優れたお宿である「翡翠之庄」や「レゾネイトクラブくじゅう」で、エンジェルファームが育てたセラピストが高い評価を受けています。

今年は、この1月からfacebookページで
“ホリスティック ヒーリングライフ”をテーマとして
香山桂子が動画や写真で発信する予定です

どうぞこの、100年に一度の危機の時代を共に歩みましょう。
どうぞ知恵をおかしください。みんなの知恵を結集しましょう。
みんなのチカラを合わせてこの危機をのり越えましょう。
   次ページ »