色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

13 ちょっぴりルーヴル美術館 2015年

2015年10月09日 06時18分35秒 | 海外旅行・フランス

ちょっとだけルーヴル美術館



9/21(月)午後
出遅れてノートルダムの塔に登り、漁業網に引っかかりながはキマイラを見てきて
裏手に回り込み裏側からのノートルダムを見、署名スリ達をかわしてきた。

それで、その後だが微妙な時間。
集合ホテルへ戻るために歩い出す予定時刻の1時間前。

他に行きたいところは
カルーゼル・ド・ルーヴルのメトロ乗り場が巨大ビーズの王冠か鳥籠みたいな形ですごく綺麗。
昨年は撮影した写真が消えた。
これを撮りたい

またアンヴァリッドにも行きたい。
軍事博物館があり
フランス革命時代の衛兵隊の軍服や武器やら
ブイエ将軍の勲章もあるらしい。
オスカルの軍服は当時のものではなく華やかで豪華なナポレオン時代のもの。
そういったものも見たいが残り1時間!
アンヴァリッドはまだ行ったことがなく
不慣れな場所で時間内に回れるかもわからない。

ルーヴル美術館はどうだろう

ピラミッド

混雑はそんなにしていない…しばらくどうするかウロウロして写真を撮ったりしている

ここなら勝手知ったるルーヴル美術館
ここは本当に落ち着くし自分の帰り着く場所だと思うくらい落ち着くのだ。

しかし今回は初日の夜間営業の日にも眠気に勝てず行けなかった

別の夜間営業の日も足が痛い、面倒だと行かなかった
最後の最後、ギリギリだけど行くか!
ここなら時間調整しながら見れる範囲内で迷わず切り上げてこれる!
そんなわけで今回も最後はルーヴル美術館に決定
既に入場前から一時間しかないけど。

フォーティーンではないはず


しかしチケットを買う自販機トラブル!!
どうも窓口に人が並び自販機はどこも人がいないと思ったが私と他に白人おじさんが買おうとしており、どうもだめ。

後ろから白人夫婦が来たので譲って様子を見ていたがダメ。
夫婦と、もう一人の男性と私とで顔を見合わせる。私、首を傾げて困り顔をして意思表示。
結局窓口に行く。

やたら騒がしいと思えば
軽いデモ隊的なものが旗をもって何か叫んでいる。
それを煽る観光客。

そんなわけでまたまた時間ロス
目的を一つに絞る。

まだ見ていない大物(サイズは小さい)
フェルメールの「レースを編む女」

よし、これに絞る!インフォで紫色パンフをガッと鷲掴みにすると速攻慣れたシュリー翼から突入し一気に昨年さんざん上り下りした階段を駆け上る。これが一番足に来るんだ…


そしてまたここ。昨年何回も写真を載せたがついでなのでまた写真を撮る



でもって、結局このシールは何?
この謎は昨年からまだ解明できないでいる(と言うか今見るまで忘れていた)


コンシェルジュリでロベスピエールやらダントンやら、ヴェルサイユでもナポレオンの戴冠の絵を沢山さらしましたからね、これはやはり撮って載せなくては。
別名、フランス革命旅行ですから!
ダヴィッド「マラーの死」

誰が見ても何も考えずに写真だけ見てられる手軽旅行ブログなのでここでは詳しくは書きません
詳しいことはアニメ・漫画カテゴリーの
ベルばら・フランス革命旅行記にて…。

大好きなアモルとプシュケ
ヴェルサイユのプチトリアノン近くではせっせとくすねたヘラクレスの棍棒で弓を作ってましたがこのルーヴル美術館の下の階でも同じように弓を作ってましたが
ここのアモルはロマン的に恋してますぜ


綺麗と思ったのを撮る


これ去年見た記憶がない


出た。バッカス集団!


とっても顔だちが綺麗で見とれてしまう



ディアナの水浴
こちら去年見れなかった物。どこにあるのかと思えば普通にブーシェの絵画のエリアに当たり前のようにありました。
…もしかして前回は貸出してたかな??
有名作、そんなわけで初です!


なんとも仕草が可愛い


お花が綺麗


昨年は豪快にブレてた写真


かなりの速度出して一気に歩き抜けてきたのでもうルーベルスのギャラリー
マリー・ド・メディシス
今まで撮った写真も絵の前に10秒も立ち止まってない、時間がないからレースを編む女の所まで急ぎ歩き中にサッと撮ったもの。

マリードメディシスもここに入り込まず外側から来たぞ!と写真を撮るくらいしかできないのだが…
座ってるみんな、絵を見てない~!!!ちゃんと見ろよ!!!座ってられる余裕があるなんて羨ましすぎだ畜生っ!!!
私だってじっくりと見たいんだ!!!ここに入る事も出来ず、撮るだけなんだぞ

地図を見るとアレ?行きすぎてる!?展示室が…もとって館内の現在地を見る
イシィって書かれたそこは やはり通り過ぎてる

急ぎ戻る。どうも絵が小さすぎて全く気づかずに通過したようだ。

レースを編む女
ついにっ!!

アジア女子が3人写真を撮っている。
彼女らが去ると白人男性が写真を撮るが、撮り終わるのを待ってられない、彼の後ろ側から撮ったらもう帰らないといけない。

最初上がってきた階段まできて一階分降りたが…ドゥノンノ展示室75はなんとかして見れないか?と、今回も無謀な欲が湧く。

流石に遠いいが…時間を見るとかなり無謀だが
ちょっと行けるところまで…とか思ってしまう。

そして本人ドゥノン翼の方へ向かったつもりが実は全く移動していなかった。
しかしそこに現れたのは…

昨年、最初にここに来た時に一度見かけて
データ紛失、その後二度と見つけることのできなかったフォーティーンエリアがっ!!


ここにあったのか!どうりで何度探しまくっても見つからないはずだ。
階が違う。
紫の日本語地図にはここのエリアは
フォーティーンの時代の宮廷規則のそれらが再現されているのだとか。


はい、リゴー作 フォーティーン。これですよこれ!ここです
昨年二度と見つけ出せなかったこれ!


フォーティーン


タペストリート


全然時間がないんですけどね。明らかに時間もう無いんですけどね…
どうしても先に進んでしまうのです。
可愛いフォーティーン時代の壁

フォーティーン時代でもマリーアントワネットのプチトリアノンのように
ホンワカさせるものがある



こういうの好きだなあ・・・



おさーん居るけど他貴族調の青い部屋が素敵
もう本当、帰らないといけないのにどんどん奥へ進んでしまうっ!!



焼き物





赤い部屋も好み



これですこれ!昨年 二度と見つけ出せなかったと嘆いたポンパドゥール夫人
まだ若い感じですね



タペストリー


こんなところで音楽会がしたい



沖縄風


いかに時間が無さ過ぎて焦っているのかがすさまじくよく伝わってくる




さて、時間を見れば明らかにもう集合時刻に間に合わないよね的時間。
メトロ乗るにもルーヴル界隈なんて凄い人で迷ったりトラブルも多そう。

カルーゼル・ド・ルーヴルので口へ行き地上へ出る。
どこらへんに出たんだか
ビーズの王冠がない…
仕方ないからひたすらオペラ座方面へ向かう。
走りたいが人が多いし、信号に引っ掛かる!!

これ障害のない直線の一本道だったら
どんなに楽に行けたか…

信号に止まるたびにイライラ。
時計を見ながら。
もう泣く思いで出来る限り急ぐ。
道が狭く人が多い…

オペラ座近くまで来た
時刻は16時…ここまで来れば大丈夫だろうけど
もうみんな揃ってるだろうなぁ

こうしてもう汗もかいて息を切らしてホテル到着。

ルーヴル美術館から10分程でオペラ座裏側のホテルまで来たらしい。
あれだけ信号に引っ掛かりながらもかなりの速さだ。
学生時代の体育で走るとかならずビリだったあの頃の遅さがまるで嘘のよう。
そう、わたしは走ると万年ビリなのだ。
田舎の小中高では。
東京の学校に出てから一番速くなった←都会っ子がやたら遅いのと自分の足が昔より速くなった

ホテルに入るとロビーはみんな準備万端!
「心配したのよ~~!!」と皆さん声かけてくれる。
とにかく凄まじく喉が渇いた!
水が飲みたいが時間がない…と ツアーの補助の方が近くにビオのお店があると。一緒に行ってくれると。
そこは以前ラスプーチンみたいな男性と韓国女性からジュースを買ったお店だった。

今回は金髪のお兄さんだ。
補助の方がお店に入るなりフランス語で「炭酸なしの水下さい!」と即声をかけ
即買えた!
金髪のお兄さんはとっても優しそう。
前回のラスプーチンの時とは大違い。
まぁラスプーチンだからなぁ…

とにかく時間がなくバックに入っていたアイドル的クロワッサン4個、厳重に保護する暇もなくロビーで白人が荷物広げてる中に混じって自分もクロワッサンをスーツケースに入れる。
少し強引だが
手荷物だと バターが溶けたら液体になるだの
絶対イチャモンつけて没収して食われてしまうだろうとスーツケースに。

バスに乗り込むと 高級ホテルへ泊まった夫婦の方が
「ほら、あの子いるよ」とか言ってこっちに手を振っている!

私だけ皆さんとはかなり久々なのだ。

こうして空港へやってくる。
入国なんかかなり甘く私の顔もパスポートすらも見ていなかったくらいだが

出国はそうは行かず。
セキュリティチェックもとめられてしまった。
私が通ると機械が鳴る。
「マダム!シューッ!!」と言われた、
シューズ!?靴!?なんで靴に感知するんだよ
普通のバレエシューズだぞ…

昨年も靴脱いだかなぁ??
アメリカみたいだ…

こうして無事くぐり抜けたら実質もう解散。
一応添乗員さんは全員が荷物を受け取った所まで把握してから帰るらしいが一応ここで解散。

さっそくメゾン・ド・ショコラに行ってみる
うーーーん、日本の半額ってどころか、それでも少し高い…

とりあえず昨日はアイドル的クロワッサンしか食べてない
なんだか歩き回ってお腹が少しだけ空いたかも…
どうせ機内食はまた食べないから軽く何か食べようと物色
空港で

美味しかった!

モノプリで買いたかったけど買えなかったヨーグルトのメーカーのが飲むヨーグルトとして出ていて
サンドイッチはエメンタールチーズに生ハムと日本ではそうそうない物。
しかし、2個食べるのは無謀だろうと
これから12時間も密室みたいなところで篭るのに…と思いつつもけっきょく全部食べてしまったのだ。

最終的にお腹にたまったため飛行機の中で何度もトイレ通いする羽目になった

こうして12時間かけて飛行機で帰る
機内食はまた寝たふりでやり過ごすがどうにも二食目の時は 起きてるところを見つかると
まだ食べてないからと言われ
食事を持ってくると言われてしまう

いらないと言うと気分が悪いのかと聞かれ
風邪の症状はないかなど色々聞かれてしまう。
エボラ熱だとか海外の感染症を持ち込んでは大変と警戒されるわけだ。
仕方がないが
12時間も何もしないで座ってるだけなのに食欲なんか出ないのだ

とにかく帰るとアジアの味が異様なまでに恋しくなる

飛行機から降りて荷物の出てくるエリア表示を見て 荷物を回収すると
帰り道に友達に渡す土産だけ出しておく。
例のアイドルクロワッサン
かつてのアイドルはこのような姿になってしまっていた!!!

焼いて食べると美味しい



でも味は変わらずあの頃のまま!かなり美味しい。日本で食べるとレア感倍増、よりおいしい!!

とにかく早くアジアの味を!!!と友達に言い
早急にアジアの味を摂取!

小籠包にマンゴープリン

人と食べると美味しいね
沈黙の羊 じゃなかった 一人参加者との沈黙の食卓は嫌だけどっ!!!



購入した物(チョコ以外)
友達に個別に渡すようなぬいぐるみ、塩、飴ばかり




結局
足が痛いだの、眠いだの 店内で購入するのに他の客の対応が長く時間が無かったりだので
職場へのまとまった土産が無い!!!これは自分家族用の土産からチョコをくすねて小分けにして持っていくしかない!!!

そうやって薄いベルギーチョコを人数分確保し 箸でとりわけ配ったが
気を使ったのか女性と後輩君のみ「美味しい」と言ったが

他の人たちは全く何も言わなかった。
いつもあんなにうるさい上司も 沈黙の上司になっていた。
お菓子大好き先輩も 去年はチョコを「うまい!うまい!」連呼していたが
今回はやはり沈黙の先輩。

みんな沈黙の社員たち いや 社員たちの沈黙 か。

チョコが薄すぎたのがまずかったかな
自分も食べたけど・・・・・・・・・
甘っ・・・・・・

ゴディバのが一番おいしかった。

でも薄いチョコを配給したのがまずかったかもしれない。
戦後のあの頃を少年時代を過ごしてきた人たちにベルギーで人気だからと
薄っぺらチョコは貧相な印象しかなく そりゃあ沈黙になるわな・・・

あの やかましい上司すら あんなに静かだったから相当白けた様。
黒人の物売りからエッフェル塔オブジェでも買って置いておいた方がまだよかったかもしれない。

そんなわけでもっと お菓子類が欲しかった、そんな今回の旅もあっと言う間に終焉

最後に思い出の動画を。

思い出の動画
ヴェルサイユ庭園の噴水1



ヴェルサイユ庭園
宮廷音楽と噴水ショー

水の音がうるさくて音楽が聞こえないかもしれない
実際はあの人喰い巨大ウツボカヅラ逆襲オブジェの音響からよく優雅な曲が聞こえていたが・・・


ヴェルサイユ庭園並木道
プチトリアノン目指して誤った道を延々と歩く
静かで 葉がハラハラと落ちていい感じ


見晴らし台辺り


沈黙のヌートリアさんの食事


王妃の村里の動物達


ヨーロッパやっぱりいいなあ・・・なんで日本はこんな遠いい場所にあるんだろう

去年やっと鎖国解除して初の海外に出たばかり。
行きたいところがまだまだ沢山!
もっと色々行きたいっ!!!

人に
「次はどこに行きたい?」と聞かれると必ず「イタリア!」と答えているが←去年もそうだった
次が本当にイタリアへ行くかはわからない、行きたいところは沢山あるのだ
とりあえずヨーロッパ方面に行きたいっ!!!

今年は現地でこまごまと上手く調整したおかげで強烈な時差ボケは無し!
せいぜい2日間位仕事中寝てたけど そんなのは通常もやっているし・・・

とりあえず これからクレジットの支払い地獄が始まるのだ、当分金欠。
しかも旅行中はかなり食が細くなり痩せる為
帰ってくると食欲が爆発したりする。
時差の関係で主に深夜に食欲暴走。なんとも面倒な体質。
これで痩せた分を取り戻すらしい・・・。
ちなみにもう元に戻った。

2015年 旅終了
 ジャックジュナンとベルティヨンに未練(去年から進歩無いな!!!)

12 ノートルダム寺院の鐘と塔 2015年

2015年10月08日 00時25分33秒 | 海外旅行・フランス
ノートルダムの塔



9/21
旅行中でも、飛行機や部屋で履いていたスリッパ

これもこの日で最後!
昨日は0時頃にホテルに帰ってきて凄まじく眠いっっっ!!!
けどダラダラと買った物の写真を撮ったりなんかしてて寝るのが遅くなった!

最後の日は
去年もずっと行きたかったノートルダム寺院の塔。登るとシメールギャラリーと呼ばれるキマイラ達がいるのだ。

ああいったのが大好きなのだ。
可愛さがわからないと言う方も多いが
私はとっても可愛いと思う。

昨年はパリで消えたデータを取り戻すためルーヴル美術館に最終日こもった。

今年は朝一から行きたいところだか…
ピエールエルメのクロワッサンを買いたい!
クロワッサンはかなりレアで日本でも検索すれば東京のホテルニューオータニだったがで

また京都でも二条城のなんとかってホテルに宿泊した方が朝食ラウンジで食べれるというレア物で宿泊費も高くなる!
一番安い部屋でも5万位はするはず。
…パリに行くよりは安いかな…

パリでもセーヌ川左側の本店とサンシュルピス店の二軒でしか扱われていない。

しかも大抵午後には売り切れという代物。

これは絶対に確保したいっ!!!
行ったけど行列ができていて諦めたという友達もいる。
何とかここで死守したいっ!

朝一はサンシュルピスのピエールエルメだ!
ノートルダムの塔は行列ができても塔やキマイラが売り切れることはないので
並んでればいつかは登ることが叶うが

エルメは売り切れたら終わりだ!
10時開店 一時間前にホテルを出て向かえば
店の前で開店待ちをして確実にGET!

と計画を立てるも前日遅かったために起きるのが困難!

出遅れた。
もうこのお世話になった部屋には戻らないのでブーツケースをフロントに預けてもらって
最寄駅
メトロへ突入!目指すは
ラファイエットから


ストラスブール・サンドニへ出てメトロ4号線に乗り換えてシテを通過してサンシュルピスへ。
前回シテのコンシェルジュリに行った時にこのストラスブールサンドニで乗り換えてる。
ピラミッド方面へ行ってシャトレで乗り換える手もあるがこれは絶対混雑がすごい。
観光地ルートに大きな駅。スリも多いはず。

安全ルートを選択。

前回のシテルートと同じなのだが


どーゆーわけか間違えた。
途中変な枝分かれしてる場所がある。
あれがいけない。あんなん分からなくなるだろ!
黒い布かぶって地面に座ってる物乞いさんの前を左から右に通過してホームに出る

既に9:55。開店は10時。って言っても10時に店員さんが来て支度を始めるのか
いやでもパンやお菓子は出来てるはずだし…

なんて考えて電車に乗れば次の駅で方向が違うと発覚!二駅進んで降りる。

東京都内などならすぐ引き返し戻ることも簡単だが、これ以上変な方へ行くともうまったく訳が分からなくなる。

自分なりに頑張って戻る線はこれか…と行くが…
何をどうしたか忘れたが二つの線が平行に走るために乗り場が多くなるため混乱し
ここら辺の地理感覚がないので
どんどん遠ざかるが現在地が把握できず
応用も効かない
元の出発駅に戻るしかないのだが…

なんども間違えた。

前回乗ったからわかるがボタンが一つついた
手押しのキレイ目な新しい電車がくるはずが

そこに来たのは落書きだらけのきったない、
手動、回すような形でドアを開けるようなガラの悪い電車がやって来て

げ!これ絶対違う!乗ったらダメなやつだ!

時間ももう10時半になってる
これ、もうクロワッサン売り切れたよね、絶対売り切れたよね。
これだけ苦労して頑張ったんだしもういっても売り切れだから電車来たらシテ行ってノートルダム行こう…!

と何度も諦めモードになり、何とか
最初の駅に戻ってきた。
ぐるーっと電車で回ってきたから今度は
最初にいた物乞いさんさんの前を逆側から通る。
そしてホームで、さすがにここだろ!ここで乗ればいいんだろう!
と思うがイマイチ自信がない…
通りかかったフランスマダムに声をかけて路線図を指差し、ここに行きたいけど、ここのホームでいいですか?

と聞く。
ストラスブールサンドニと言っても絶対現地発音は違うので指差しで。
しかしマダム、老眼かもしれない
私の手持ちの凄まじく小さい路線図
ぶっちゃけ相当見にくいと思われる

マダムはおそらくたまたまここで今日電車に乗るというだけで普段から乗っているわけではないとみた。
かなり考え込んでいる。
しかもフランス語オンリーの一般人。
私なんかに声かけられてびびったと思う。
マダム、ストラスブールサンドニを指差して
「イシィ?」
「ウィ」


明らかによそ者の小娘な私
スルーは出来ないと思ったか
一生懸命考えてくれて
足元を指差して「イシィ!」と。

このホームでいいのね!ありがとうーーーっ!!!!

マダムは遠くへ行き私はその場の椅子に座っていて…電車が来た。
マダム、電車を見て走ってこっちに来て

これ違う!あっちのホーム!
と指差して叫んでる。

マダムありがとうーっ!!!
こんな小者のために!!いつか大物になって回想録でも書くようになったらマダムのことを書きますから!

(ちなみにこの「イシィ」フランス語旅行会話集でもちょっぴりだけ出てきたけど
迷った時にはかなり使える。

覚えたのは意外なことにアニメ「幽遊白書」フランス語版だ。けっこう沢山出てくるので字幕と共に覚えてしまったがこれが今回の一人行動、メトロや施設館内で一人の際にかなり助かる。

観光地やお店、ホテルでは英語が通じるパリだけどメトロの中にいる一般人、フランス語説明オンリーの施設にいると容赦なくフランス語になる
フランス語オンリー施設の中で案内地図も無く歩いた為に迷った際に
施設内の案内図にici と書かれていて助かった。

ちなみにイシィと聞こえるが本でのカタカナ表記ではスシィらしい。
でもイシィのが通じる。

幽遊白書フランス語アニメ、内容が内容だけにパリ旅行では使えないだろうと思いつつ見まくったが、意外に役立った!
他に、意外にフランス語幽遊白書アニメで役立った言葉。絶対使わなそうな髪の毛「cheveux」もちろん旅行会話集には出てこないこれ。マリーアントワネットなどの遺髪、髪の毛を入れた指輪などのフランス語説明文で活躍。その他博物館、コンシェルジュリの説明文ではけっこう役立ってビックリ)

こうして物乞いさんの前を今度は逆側から通過していく
流石に物乞いさんも何やってんだコイツと思ったと思う。
私が数年後世界を震撼させるほどのビックな人間になるとも知らずに…。←ならないだろ

マダムのおかげで正規ルートで無事…もう略して
ストブ!ストブで乗り換え…
やはり一応行くだけは行くか…とサンシュルピス行きを試みる。

中学の時の先生詐欺がバスケの授業で言ってた。
「諦めたらそこで試合終了だよ」と。

それお前の台詞じゃねーだろ、アニメの世界の話だろっ!!!
あのブ…いや、詐欺師。
あの詐欺師は嫌いだけど 安西先生がそういうなら…仕方がないな。
有名レアのアイドル的クロワッサンは売り切れてもノートルダムのキマイラ達は逃げないのだ。
いつまでも待って当てくれる。
それこそ200年前からそこに待っていてくれていたのだ。
私がいくらでも並びさえすれば
私がたどり着くまでずっと待っていてくれる。
姿を見せてくれるのだ。

シテをさらに通過しサンシュルピスで下車。
もう長いことサンシュルピスには来てないが(ストリートビューで)右手にモンパルナスのタワーが見えるからまっすぐ進むと
サンシュルピスの教会が見える。

ストリートビューで見た記憶を頼りに行くと
…ああ、あったあった!エルメは待っててくれた。

店内を覗くと営業している。店内に白人が5人くらい居てマカロンを見ている

入って店員さんと目を合わせる
店員のお姉さん、ニッコリして「ボンジュール!」
それはまるで、「諦めずにちゃんと来たのね、待ってたよ」と言ってくれているように感じた。

レジ側からは背向かい側がクロワッサン売り場
レアなアイドル的存在のクロワッサン!
全くの手付かず状態で山積みになっている!!!

待っててくれたのだ。
すぐに売り切れるアイドル的存在のクロワッサンが!!日本で食べるには五万以上払ってホテルに宿泊しないと食べられない、パリの2店舗しかない売り切れるアイドルが!!

こんなに出遅れたけど諦めずに来た私を山積みになって待っていてくれたのだ!!!

これで私も、しばらくパリに行けなそうな友人にも食べさせてあげられるっ!!!
早速お姉さんにお願いして
「これ5個くださいっ!!!」的に思いっきり指五本で示すと
5個も欲張る私にニコニコと対応してくれるお姉さん。

お姉さんも待っていてくれたんだ。
5年くらい前からきっと…←そんなに待ってない

ウキウキでお店を出て早速駅へ向かうとやっと日本人女性が2人歩いてくる。

駅まで行くと地図を広げた日本女子数名がウロウロしてる。
エルメかい?まだアイドル的存在のクロワッサン、待ってるぜ。
さっきの二人が全部買い占めなければ。


午前中はピエールエルメのアイドル的存在クロワッサンを求めて悪戦苦闘、だいぶ時間ロスし

欲張って5コ買ったものの
塔に上がるのに どうせまたセキュリティーチェックもされるわけだろうしで
上も狭そうと言うことでバックの中に入れることに。
しかし小さいバックにクロワッサン5個は入らない。

とりあえず昨年もアイス食べるために使用した自分の餌場で一つを食べることに。
高等裁判所前のベンチで。



私を待っていてくれたアイドル的存在
アイドルクロワッサン
「オラ食えよ!オレを食うんだろ!?何年も食うために狙ってたんだろ!?ひと思いに食い殺せオラァァアア!!!!!」

美味しいっっっ!!!!
パリパリの生地
振りかけられた甘酸っぱいフランボワーズ、中には豊かな薔薇とライチとフランボワーズが全体を包み込む。
まさに至極の味の芸術!!!最高だ!!!エルメ最高だっ!!!



しかし、旅先では胃がかなり小さくなるため
半分くらいでもういっぱいになる。
残りはバックに入れたいところだが…
やはり入らない…

並びながら食べようと思うも
時間もかかりそう、食べてるところを人に見られながら食べるのは苦手。

と言うことで、そのベンチで食べきってしまうことに。
隣のベンチの黒人さんはめっちゃこっち見てるが、それは気にしないことにして食べる。
この人、去年ここでアイス食べてる時もこっち見てたよなぁ…
もしかしてここ、飲食禁止?

かなり時間ロスしてしまった。

こうしてノートルダム寺院に近づくと
相変わらず前回連行されていた物乞いの女性の白い方が道を渡っており、クラクションを鳴らされビックりしていた。

また別の場所では紫の方の方が壁に寄りかかっている。
そうか、自分の持ち場があるのだな…

男性の怒鳴り声と若い女の子の大きな声も響いた。
何処にいたのかわからなかったが
感じからしてスリ行為を働こうとした女の子に男性が怒鳴り声を上げたといった感じだ。

「こんクソガキがっ!!!ふざけるなっ!!!」
「っせーよ、よそ見してんのが悪ぃんだよ!キャハハハー!!!」

って感じだ。ノートルダム正面側は相変わらず人が多い。そこを左手に回り込むと…

…やはりだいぶ列ができている。
そこの最終列に並び時間を確認する。

待ち時間、およそ2時間近かったと思う
長い待ち時間。
後ろは見なかったが
一時間以上も自分の前側の数人と至近距離にいるために色々見てしまうことになる。

自分の前には若い白人女子2人
片方はくすんだ金髪がクルッとなった可愛い女子だけどタバコをすって
「ゲハァっっっ!!!!」とかオッさんみたいな声を出しまくる。
金髪女子とずっと言うのもアレなので勝手に名前をつけてみる。
ハーマイオニー。

もう一人は赤毛の女子
顔の感じから名前はアニータにする。

この2人の若い女子の前には金髪ストレートのおばさんが一人でいる。
白人の年齢は見当がつかないが←白人が日本女の年齢はマジ謎!って言うのの逆パターン

40代ではないだろうか??
日本の40代ならもっと若くみえる。

が、歳を重ねてるな…目の下のくすんだ感じかシワなのか
それでも長い髪の毛を下ろして真っ黄色のカーディガンを着ていても少しも変ではなくチャーミングな感じだ。
持ち前の明るさがそうさせているのかもしれない。

一人でガイドブックを見たりしていたが、話好きそうで、誰かと話したそうに前後の人に視線をうつし、しばらく見たりしている。
彼女はイエローレディとしよう。


イエローレディの前には背の高い韓国人男性がこれまた一人。

いや、私だって一人だが。
特に言葉を聞いたわけでもないが韓国人男性なのはわかる。

韓国人男性とずっと呼ぶのも長いのでこちらにも名前をつける。
永夏(ヨンハ)

私の前にいる面々はこんな所だ。
ここまでがしばらく長い時間を視界の中に移していた人間ドラマの登場人物たちなのだ。

多国籍ドラマといった感じだ。

イエローレディは後ろの2人がずっと話しているので、永夏の方を見て
話したそうにしていた。
しかし、永夏は思いっきりアジア。
若干言葉の壁を感じたのではないだろうか、チラッチラッと気にしながらも話しかけたそうにしつつ話しかけないイエローレディ。

そこに不審さは無く
好きな男の子に声をかけたい…
あ、でもダメ!あたし恥ずかしいっ!!

なんてそんなんみたいだ。

みなさんにも経験があるのではないだろうか?

私にもある。
中1の塾で。数学の男性の先生のズボンの股部分がズバーーー!と縫い目が全て破れ、糸がぶら下がってる悲惨極まりない状態になっていると
塾のとある男子1人が気づき、ヒソヒソと話しているのが聞こえて…
見ればその通りで 友達が一人もいないから笑うわけにもいかず
笑いをこらえたあの苦しかった夜の思い出。

翌日同じ塾のクラスの男子がクラスメイトでその後の話を聞いたが
女性の若い先生が顔を赤くして

「あの…おしり…破れてます」と小声で言ったそうだ。

うん。
私の体験談ではなかったが、まぁそんなもんだろう。

結局永夏には声をかけられなかったイエローレディ。


ハーマイオニーとアニータはタバコを吸いながら喋っている。
何を言ってるのかわからないがフランス語をはなしていた。
たまにわかることもある。

ハーマイオニーが自分らの後ろがどうなっているのか顔を後ろにやって
「めっちゃ長い列ができてる!!」とかフランス語で言っていた。

そのうち永夏が一度立ち、どこか列から離れた。
どこに行ったか見えないが、前の列がどうなってるのか見ただけかもしれない。
そのうち戻ってきた。

しかし最後は永夏、時計を見て
おもむろに立ち去っていった。
待ち時間が長すぎて嫌になったか、その後の予定があったのか、残念だ。

イエローレディはハーマイオニーとアニータに話しかけ出した。英語で会話がなされ
打ち解けて話していた感じだ。

さて、私も少し時間に不安感が出てくる。

オペラ座の裏にあるホテルへ16時15分集合。
絶対に遅れることはできない。何故なら帰るわけだから。

正午近くに鐘が鳴りだす。
前回正面側から聞いた音とは違って聞こえる


前回正面側から聞いたノートルダムの鐘の音


塔へ登る入口は正面側から見て左へ回り込んだ場所。
とにかくじっと待っている間の寒い事!!

正面から左側のガーゴイルは首が長く伸びている。
それだけ雨を遠くへやり、濡れるのを防ぐのだろうが・・・

首とれてるのいるぞ???
赤い丸したやつ。緑の星はカエルさん。まさかカエル姿のガーゴイルがいるとは思わなかった!可愛い!!

そう、塔に登る目的はパリの外観よりもこのガーゴイル。キマイラが目的なのだ。
ガオーーーーーー!!!!!

入口も近くなり、中から係員のお姉さんが英語で 
「バック開けてて!!!」と叫んでる。スムーズにチェックを済ませるためにバックを開けて待ってろと。

おおお、いよいよ入場が近いぞ!!と意気込む。チェックが厳しいだろうとエルメのアイドルクロワッサンを強引に詰め込んだが
バックの中身チェック、私のバックの中全然見てなかった。
いや、わかるよ。どっから見ても善良で疑う余地のないこの私の中身までいちいち調べるのも時間の無駄と判断したのは懸命だと思う。

入口から少し階段を上がると土産物売り場がありそこで塔へ上るチケットを購入。
・・・土産物も買えばよかった・・・。

さて、いよいよヨーロッパの塔に登ると言う初体験だ!
ヨーロッパの塔はつくりが古いのでエレベーターが無く らせん階段が多い。
エトワール凱旋門もだ。そのエトワール凱旋門より少し階段が多いのがノートルダムの塔らしい
不安感もある。人様のブログで凱旋門やノートルダムの塔に登るような記事を読んだが
階段が多くてキツイと。特にノートルダムの方は狭いから止まって休むこともできない、後ろから人が来る…との事。

ひええええ、私は階段恐怖症。そんなわけで不安を隠しきれないがチケットも買ったのでいよいよ上がる!!

小さな子供2人をつれた家族が居たのでその後ろにぴったりとくっつく。
小さい子が前に入ればややゆっくりだろうし、せかされないだろうと。

こうしてらせん階段の手すりに体重を傾けると 一気に登ろうとした。
少し登ったところで明るくなり 何だ何だ???まだ少ししか登ってない・・・
と思ったら もう着いた!なんだ、あっけない程楽だった。
(個人差があるのでキツイ人にはキツイとのこと。)

それで私は楽に上ってこれたが・・・・・・そこの景色だが・・・
何だコレ・・・

漁業の網か?メダカでも取るのか?と言うくらい細かい網がかけられていて めちゃくちゃ邪魔!!!!

うわっ!!!本当、邪魔なんですけどっ!!!なんだよコレ???ブログ記事で困難一度も見たことないんですけど~!???f

なるべく細かい網目が目立たないように・・・・・・
これなぁ・・・こんなんしなくてもいいだろ~誰か手を出して触る輩がいるのかな?

さっきまでいたサンシュルピスの教会も見える


それでは網に捕えられた魚の目線で世の中を見てみることに・・・
この写真の左上部分、網目の細かさがわかるかと思います

サクレクール発見!!

私とシメールの間を邪魔する漁業網




鳥系
ここのコらは雨どいの役目にはなくシメールと呼ばれている

ここは漁業網が無い!今のところは・・・
象さんもいる・・・!

これはナメック星やフリーザの居た星なんかから来たんでしょうね
一番右なんかどう見てもセルかフリーザの系統ですよこれ。セルかな。



右下の方にも首の長い子が。首の長いのは鳩が止まりやすいんで鳩に人気

面白い顔して見下ろしてます。こうやって昔から守ってきてるんですえん

像さんいます!

長老でしょうか

アニメ・ベルばらにも1シーン、シルエット出ましたね。1789年7/14の夜明けの所で。

オスカルはその全やサクレクールの丘からパリを見下ろしてたんですよね。
それを見たもんだから今年はサクレクールを非常に気にして遠目に写真撮りまくってました


お食事中
「食えよ!!!食えばいいだろ!!!」



お笑いぐみ!?面白い!!



鼻をほじっているわけではありません!
 ・・・・・・右、やっぱりドラゴンボールに出てそう・・・


鐘も見ました。ノートルダムの鐘
二つあります。
1789年王太子ルイ・ジョセフが危篤の時、亡くなった時にも鳴ってます。アニメだと音が出るので
よりリアリティが・・・この目の前の鐘が当時鳴ったのかなあ・・・





スターヴォーズに出てそう。そろそろ漁業網を目立たせないように撮るテクが身についてきた頃


パリを見守る






鼻をほじってるわけじゃありません。後ろに像などの動物、前にドラゴンボール系星人


おいしそうな物食べてる!おくれ!一つおくれ!

ほら、こんなに細かくする必要ないですよね漁業網
キマイラ可愛い!

めっちゃ見てる~~~
餌をあげたいなぁ






網が気にならないように撮れるようになってきたがもう遅い

ラ・セーヌ(とか言って見る)


今これ見てて気づいたこと
位置的にバスティーユの塔が見えるんじゃないかと探す

頭の中にある一配置を手繰るようにしてサンルイ島わたってあっち側へ・・・と、みると・・・っ発見!!
赤い印バスティーユのアレ
オレンジの印は私が通りかかりに写真を撮ったアレ
向かいにヴォージュ広場が囲う


バスティーユのアレ


通りがかりに写真を撮ったアレ


ふふふ・・なかなかの土地感覚。いずれパリの地上全てマスターしてやるっ!!!



サクレクールを気合入れて撮る





一通り満足して階段を降りようとすると前にアニータとハーマイオニー。二人とも降りるの遅っ!!!
こうしてノートルダムを降りるとそうだ、後ろ側から見るのが好きなんだ、昨年と撮れなかったからと後ろに回り込む



これこれ!この姿が好きなのだ


撮ってたらたら私のファンがまたサインねだりに来た!
またこれ・・・鍵・・・

橋の下の階段なんかがアニメ・ベルバラを彷彿させられる

鍵で壊れた橋がピンクにリメイク

こっちは青


昨年の挫折からやっと叶ったノートルダムの塔やエルメのアイドルクロワッサン。
キマイラ達も待っていてくれた。漁業網が邪魔で仕方がなかった、これが残念だったが
目的は達成、今回のフランスは満足度が高い物となった。






10 ヴェルサイユ噴水ショー ・プチトリアノンと村里2015年

2015年10月05日 17時30分00秒 | 海外旅行・フランス
9/19(土)

ヴェルサイユ宮殿2



さて!今日はというと!
今日はなんと!
ジャジャーン!!!
ヴェルサイユ宮殿ですー!!!


人生で3度目のヴェルサイユ宮殿ですっ!!

前回ヴェルサイユ宮殿へ来たのは一昨日、2日前のことでした。






…お前は馬鹿か?と思われるだろうが
そのとおりである。
馬鹿と天才は紙一重とか言われているが
その通りで天才と紙一重のバカだったりする。

バカと言えば聞こえが悪いが 要は天才と紙一重なのだ。

ま、言い訳はいいとして
2日前のヴェルサイユ宮殿
やっぱり王妃の村里やら
人が多くて見れなかったプチトリアノンの部屋やら
まだ見たいものが、探してみたいものがあるんだ!

王妃が娯楽に作らせた劇場も、いまだあまり知られていない
王妃とフェルゼンの逢引使用した人工洞窟も探してみたい
他にもまだまだ見たいものがあるのだ。


また昨年のようにいつかまたフランスへ行ったときに・・・と
諦めるのか、でも今まさにフランスにいるんだ
そんなわけで、散々迷ったけれど
また執念で2日ぶりにヴェルサイユ宮殿!


その前に話は遡って朝。

前日はこの秋深まって10度超えるかどうかのパリの気温でも汗かくほど歩き回り結果
足の靴擦れと指の爪が隣の指に突き刺すという流血の惨事のお陰で早く寝た事もあり

朝の四時には目が覚めた。
パッチリと目が覚め、起き上がろうとするとっ!!!

ふくらはぎが重くて全く動かない両足っ!!!
筋肉痛で両足が動かないのだ。

こ…これはヤバイ…!!!
本日の目的はマイバスツアー
ヴェルサイユ宮殿へ行き、午後はフリーと言うもの。
ツアーで入ると並ばずに入流ことができ、午後のフリーこそ庭園を見て、プチトリアノン周辺、王妃の村里などをガッツリと堪能しようというわけで
プチトランでは庭園外を走るので徒歩で回るつもりでいた。

が、足が重くて動かない、それに痛い!!!

これは絶対にヤバイ!!!
恐らく本義つは相当な距離を歩くことが距離を歩くことが予想それる。

しかしこれではノタノタとヴェルサイユ宮殿の中を歩くことすらキツそうだ。

なんとか…何か筋肉痛に即効性のある裏技的な処置はないかとネットで検索する。

そこに温める、冷やすを10回ほど繰り返すやり方などが出ており
早速シャワーのお湯と水で
冷たい、熱いを交互にふくらはぎに。
心臓発作起こさないように気を締めながらそれを行い…すると

おおお!!!
歩けるっ!!
歩けるわ!ハイジっ!!

そんなわけで
歩けるようになった!
朝からそんなことをやって
どこのアスリートだよ!?と思いながらも歩けるようになったことに驚く。

しかし本日も沢山歩くだろうということで
とにかく歩くスピードだけは気をつけないといけない。

昨日も無謀な長距離早歩きが原因で極度の負担が来たと思われる。
一応わかってはいた。
自分は普段から歩くのが早すぎると。

持参した爪切りで爪カット、バンソウコウで補強。滞在中で1箱使い切った!


外出中お腹がすくかもと プロヴァンス伝統菓子を持参
カリソンという名前らしい。
沢山カラーがあり空港でも可愛らしく売られていた。
が、帰国して検索すると白いのが沢山出てくる。白が支流なのか…な…?

こうして
その日は朝の7時50分頃にホテルを出てマイバス社へ向かう。

この時間
パリの朝はまだ薄暗く
やっと清掃業者が薄暗いうちから掃除を始めて
道路は水と泡が。

そんなわけで足止めを食らうこともあり、なかなか先に進めないので
周りを物色しながら歩く。

オペラ通りは
モンサンミッシェルの有名なおばさんの絵のクッキーの専門店ができていたり、サンルイ島のお菓子屋さんもできていた


オペラ座


コンコルド広場。天気悪そう

噴水

オベリスク

グランパレ


凱旋門 





ヴェルサイユ宮殿には9時頃到着
しかし着いてからがなかなか前へ進まない。
団体ツアー客は予約制になっているため
優先的に入れるのだが…
見ていると
客を振り分ける係員が遊んでいて全然仕事しないのだ。
ずっと雑談して笑ってる。
社会人としてこれで通るんだから羨ましいような


この仕事しない、存在意味があるのかと思う。
この存在感はまるで
千と千尋の神隠しの顔無しくらいだ。

顔無しはまだいい。
あー。あー。とか言ってるだけでうるさくはないし、たまに消えかけたり見え隠れさて透明度抜群!

しかしこの仕事しない顔無しは喋ってるし
透明感皆無!ちょっと不快になる。

世界中で知名度の高いヴェルサイユ宮殿
豪壮華麗な宮殿の代表、ヴェルサイユ宮殿
太陽王と言われたルイ14世の権力提示、ヴェルサイユ宮殿
ベルサイユのばらで日本人にも知れ渡るフランス代表的存在、ヴェルサイユ宮殿

それがこんな煩いし顔無しにフランスの代表豪華絢爛宮殿の客裁きをさせていいのか?

私のツアーガイドさんと他所の日本人ガイドさんの女性と男性が3人で
「何、あの人が止めてるの?」
「ありゃダメだ、全然やる気ない。」
「先に行ってつめちゃいなさいよ!」

3人の会話が聞こえたそれらのツアー客らが一斉に煩い顔無しに視線を向けたので
煩い顔無しもこっちを見た。



そんなこんなで 客を入れる気のない
煩い顔無しのせいで少し遅れたが


初めて来た際には写真データ紛失のショックと
身動きできない満員電車状態で嫌気がさしてきたというか天井画しか見えなかったやらで
全く記憶に残らなかったが

立て続けに2回行った今回はしっかりと覚えていた。
ここはルイ14世、略してフォーティーンが
自身を太陽王と言い、建てた豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿。
そのためにあちこちにフォーティーンが見られる。

ツアーではバスの中でヴェルサイユ宮殿へ着く前に簡単にお話を聞かせてくれる。
恐らく去年、最初に行った時にも聞かされたのだと思うが
見事に記憶にない。

2回目、一昨日も聞いたのだが
今回は二日後と立て続けに同じ内容を聞いたからさすがに記憶に残った。

それはヴェルサイユ宮殿にまつわるエピソードであり
元は王家はパリにいたが
フォーティーンが4歳という幼い年で即位するとスペインから嫁いできた母、アンヌ・ドートリッシュが
イタリア人のマザラン枢機卿と政権を握った為に反乱が起き
フォーティーンはパリ各地を転々と逃げ回ったことから
最終的に狩りなどを行っていた
パリから離れた地、ヴェルサイユに宮殿を造る


大蔵卿、ニコラ・フーケが
多額の金で建てた城へフォーティーンを呼び寄せ最高のもてなしをとしようとしたが

その豪華さに国家の金を横領したと思われ
フォーティーンの怒りを買い
投獄されるというなんとも痛ましい事件が起きていたことも話してもらい
そのニコラ・フーケの城を手がけた職人を集めてヴェルサイユ宮殿の建造に貢献させたのだと。

立て続けに聞いたから良かったものの
また忘れ去って、そんな話は知らねぇ!なんて言い出すところだった。

最近物忘れが激しくて。

脱線したが煩い顔無しが客を入れる気がないので
入場が遅れたが無事中へ。
セキュリティチェックがあり
今度は機械の中へ荷物を通す。

あの煩い顔無しは一体何だったんだ…?
実はうるさそうに見えて本当は幻だったんじゃないか?
奴もまた神隠しによって何処かからか
現れたように見えた存在しない幻だったのかもしれない。
まぁ、あいつの事はもう忘れよう。
女は忘れ、吹っ切れることで先の未来へ進むことが出来る。

今回けっこう画像サイズ間違えたかの様に大きな画像が多いがこれも神隠しの力が働いているのかもしれない←過去引きずってるぞ



前回ブレた天井画



フォーティーン
前回とは逆側



エロジ・・・ルイ15世


王の寝室


やはりアポロンの天井画


朝一なのでプチトランのチケット売り場にもまだ人が居ない。プチトリアノンやグラントリアノンに行ったところで開館は午後だ

フォーティーンマルスの横を抜けると鏡の間。

鏡の間へ・・・
朝1はやはり人が多い!朝は殺到するようだ。それにこの日は土曜日だった

鏡の間の先の部屋
ここにも絵の中にフォーティーンが隠れている!
フォーティーンを探せっ!!!
…なんて私は探さなかった。

あ、これなんかフォーティーンっぽくないですかコレ



閣議の間
こうして鏡の間奥からくるっとまわってまた鏡の間の途中に戻るのだ



抜けて鏡の間の途中に出てきた。
逆走はダメ。うん、流石に立て続けに来てるともう覚えた!




王妃の寝室

枕がスミレです。スミレが沢山だと前回気づいた。

古時計

このシャンデリアの裏話を教えてもらえた




やはり朝は窓の明かりが反射して見えない肖像画


床も見ることを覚えた


反射するなら鏡に映ったのを撮ればいい感じに



マリーアントワネット

いつもは赤いドレスで子供たちに囲まれた
赤系の肖像画がここに来ていることが多い。
顔もその絵と同じで
衣装もデザインは同じ、色違いになっている。
居場所や周りの物など同じものが配置されている肖像画も多い。

モデルにマリーアントワネットが居なかった為に赤い絵の方のマリーアントワネットの姿を使って仕上げたようだ。

王家の飾りのついた額では無い。
革命後、王政復古の後にヴェルサイユへ戻った事と額が関係しているのかはわからないが
なんともシンプルな額


窓の外



ナポレオンルーム


外に出ると雨が降っていたようで・・・かろうじてもう上がる感じ




前回写真をガッツリとったので今回は目で見る方に専念した。
ここからフリーとなる。
プチトリアノンは12時からなので
のんびり庭園を見ながら歩いていこう。
足に負担をかけないように…と

するとプチトランのチケット売り場の他にチケット売り場が出来て、チケットを購入しないと先へ行けない形になっていた。

あれ?一昨日は普通に行けたけど…

プチトランはちょっと列ができているが
他の売り場は列がないので取り敢えず
窓口に行ってみると
お姉さんがニコリ
窓口の手前を見ると文字が。
GRANDES EAUX musialesと書かれている。
「…大きな…水…ミュージカル…?」
ブツブツ読んでいたが ハッ!として
大噴水ショーだっ!!!
と気付く。よく夏場の決まった日にやっているらしいあの貴族の時代からのあれだ!

今日は大噴水ショーの日らしい。

取り敢えず庭園を巡ることにするので地図を…
前回プティトリアノンで日本語地図をもらってきた。
パリ市内では地図は持ち歩かない派だが
流石にここではそんな事言ってられないので…と…一枚ない。
前回プチトリアノンから持ってきた
ヴェルサイユ庭園地図が…また落としたんだ!
後ろから誰か何か言ってる声がするが

気にせず、先程午前中ツアーのガイドさんがまた地図をくれたのだ、それを開く。
地図

しばらく見てると ヒョイっと女性が現れ
地図落としたよ的な事を言って渡してくれた。

あーーー!!!この人きっと私が落としたところを見たんだ!
そして、声をかけたが私がまたさらに地図を取り出して広げてるから
この地図もういらねーんじゃねーか、どーしたもんかと思ったかもしれない

こいつ何で2枚も地図持ってやがるんだ?とかさぞ変なアジア人だと思っただろうに
顔無しかもしれない、振り向いたら顔がないかもしれないとか考えてさぞ怖かっただろうに…

でも落としたの見たから…と
声かけてくれて、優しいっ!!
せっかく変な奴に勇気を出して声かけてくれたので落とした方の地図を使うことにした。

ショー前


さっそく庭へ行ってみる。宮殿から右側へ逸れる

白い彫刻が際立つ

とっても綺麗


お花を撮りまくる



ヴェルサイユの薔薇


もう少し早い時期がより綺麗だったかもしれない。
薔薇は優しいピンク系しか見なかったが
たまたまかもしれない。





この噴水は海老とかがいる


彫刻



まず私は目的があり、たまたま他所のブログで見かけた
庭園の中で岩があり、その岩の中に白い彫刻が妖精だか神の様に岩場の中に現れ、それが何とも幻想的で印象に残っていた。

が、名前がわからない。
地図の名前からカンで、これかな?と行ってみる。
まず最初のカンでドラゴンの噴水の名前を見、これではないかと
そちらへ向かう。

ドラゴンの噴水
違った。そもそもなんで岩場の中に彫刻が神か妖精のごとく幻想的に現れるのにドラゴンなんだ。
しかしこれもなかなか良い!
中央のドラゴンの口に鳥さんがとまってる

水!さすがの鳥さん、逃げる!その姿が右に映る


各地で噴水が・・・!!!

宮廷音楽が何処からか聞こえてくる


昔からこうして貴族たちは噴水ショーを楽しんだのだろう






では進みます

この前見た、人喰い肉食巨大ウツボカズラの逆襲!!的なオブジェは噴水ショーの音楽のための音響だったのだ。
なるほど。
しかし、これ、近寄るとけっこう落書きされてる。昔、宮廷貴族たちもこんな落書きしたのだろうか…


カエルの噴水


カエルはベルばらアニメにも不気味なシーンで登場


さて、これを奥へ進む
ワシと仲良し

豊作の女神かもしれないが違うかもしれない



お散歩途中で歩くのが嫌になって抱っこをせがむ犬のよう。
「オラ、もう歩きたくねぇだ。兄や、おぶってくんろ」

「マロニエが痛いわぁ!」


「お前に似合いそうな花の首輪や」
「アリガト」←カタコト人間語


フランスのカラス。名前はマリールィーズさん


アポロンが噴水出してる!



それではアポロンの噴水から地図の通りに右手に進む

どこの道だか・・・


秋も深まるフランス

延々と続く並木道。日本ではこんな先まで続く道見たことが無い(関東では)


どこかでグラントリアノンが。ここか、ここはプチか
とりあえず気づかぬうちに豪快に通り越してどんどん違う方へ行っていた様だ。
無駄に長いなとも思った

ついに牧場まで来た。さすがに不安にある



途中で一般道に抜けそうになり、これは道が違うと引き換えししばらく行くと
王妃の村里の裏側に!はい、裏側はレアですよ

そんなわけで村里の奥がわからチケット購入して入る事になった

ニワトリがお出迎え。この子の名前は・・・アラン

優しい目をした豚。名前はフランソワ

お花が可愛い




中は牛さんの絵


鳥のエリア

ヤギさん





リンゴの木の下ですりすり

緑がきれい!見たことのない鳥が・・・ガチョウってやつかな?


大きい豚的な・・・

ワイルド。




この高い木を見るとフランスだなあと思うようになった

のどかな空間










アルビノクジャク

うさぎさん

葡萄畑に鶏が!ピエール!



薔薇




水車小屋




フランスの田舎

草のトンネル



よく写真ではここに
老朽化した木の階段が写っているが
今回無い
危ないからと壊したのかもしれない。新しく造られるのかどうか謎

水越に見るのがまた良い


近くで見る 花が可愛い





鳥のジャン

これも水越しに見るのが好き


スモークツリー


愛の神殿まで来た

今日もせっせと弓矢を製作中


ヴェルヴェデーレ
水面に水鏡の様に映って綺麗


と・・・初めて見る動物さん発見!お食事に夢中。調べたら
ヌートリアさんという動物と判明

水辺のヌートリアさん

一生懸命食べてて可愛いヌートリアさん


濡れているヌートリアさん


早速、王妃が逢いびきに使用した人口洞窟さがし!
そこは比較的近年に発見され
存在を知らない方も多くガイドブックなどにも載っていない
ヴェルヴェデーレの左洞窟裏へ回る

裏側


さらに奥へ。とてつもない崖のよう
アメリカ人もついてくる
私が行くので何かある!と思ったらしくついてくる

何もないのでアメリカ人帰る。


無い。足場も相当悪い。午前の雨で泥になり
豪快に滑り落ち足を痛めた。靴の裏にも穴が



ヴェルヴェデーレ



団栗


今度は右を探す



案内看板発見

足場が悪い




あったー!!

これかぁ


座れる

野イチゴが群生していた

葡萄畑に蜻蛉

愛の神殿にウェディングドレス花嫁、花婿とハゲカメラマンの3人がいた

カメラマンの頭が反射板してフラッシュになっていた

その花嫁だけ一人で歩いている
白いドレスを捲り上げて歩くから足場の関係だろう
ヴェルヴェデーレ付近でドレスを捲り上げて歩く可憐な花嫁でも撮ろうとシャッターを押したが…
隠れ野糞をしている様に映った

プチトリアノンまで来た

花が綺麗


アニメ・ベルばらのプチトリアノンはまさにこちら側から描かれていた

王妃の劇場
マリーアントワネットが娯楽の演劇の為に作らせた小さな劇場


暗くて良く映らないのでHPより画像を・・・

これは専用ツアーでないと入れない

プチトリアノンの中に入る
今度は良く撮れたアントワネット子供の頃の絵画


階段マリーアントワネットのMAのモチーフ


アントワネットの兄








マリーアントワネットが家具を自分好みの花のモチーフに変えた
赤に白で花々が

そんな花の椅子が沢山。良い趣味だ

ここもお花


青い部屋

センスの良い可愛い趣味


椅子の角に末ぼっくり。木の部分は花がツタの様に絡まるデザインがすっごく素敵

愛の神殿



バスが迎えに来る時間に正門に戻るわけだが…まだまだ、さっきから時間を持て余している。仕方がないので
村里まで来てしまう




時間との戦いだった
暇つぶしと言う意味で。
またトリアノンと田舎家を行ったり来たり



時間も有り余ってるしベンチで休憩
プロヴァンス地方の伝統菓子とやらをここで食べる

またまた田舎家に行く
なるべく違ったアングルで!



さて、3時になり余裕を持ってゆっくりゆっくり歩いて帰ろう、庭園の例の見たかった噴水を探しながら時間調節しようと歩くと即
グラントリアノン

ゆっくり歩くもあっという間に庭園へ
近っ!時間有り余る
一体どんな速度で歩いてるのだろう


例の岩場の彫刻の場所を探すが…
ナスタチウム、ルッコなどのある場所。可愛い


また噴水ショーが始まった!
正門へ向かわないとならない時間だが


もうこれで最後だ時間がない

ちがう!面白いけど。
もう時間がないが最
見つけたー!!!


突然岩が。そして岩場の中に彫刻と水が…




無事バスに



帰りに見た気球

デパート

帰りにギャラリーラファイエット屋上へ
オペラ座ガルニエの真後

困った顔と笑ってる顔




天井!







帰ると19時
この日はジャックジュナンは20時に閉まる
そこで買い物したくて9月に来たのだ
しかし体が動かない
今日行かないともう行けない
他のお菓子屋でも会社の人のお土産を買うつもりだったが
足も流血
眠気も凄まじい

ジャックジュナン、ベルティヨン9月フランスも目的果たせず!

9 コニャックジェイ美術館 2015年

2015年10月04日 03時11分40秒 | 海外旅行・フランス
コニャックジェイ美術館




帰国後、有名ガイドブックの本のパリ2015年版
を見ると
カルナヴァレ博物館 7.5ユーロ
ドノン館(コニャックジェイ美術館)
無料(特別展のみ有料)
と書かれているので情報が逆のようだ。
行かれる方は一つの情報を信じずに幾つかの場所で情報収集しておくと良さそう



カルナヴァレ博物館から徒歩ですぐ。

外観は全く目立たずにわかりにくい感じ。おそらく日本人にもそんなに知られていないんじゃないかと思う。

ガイドブック、ルルブ、パリの歩き方では
ドノン館と表示されている。

が、わかりにくい建物に小さく表記されたのは
フランス語で
コニャックジェイ と書かれているので注意←そもそもココにくるマニアックな方は既に何かしらの予備知識を持ってる方と思われるので大丈夫そうだが念のため。



ここでもアジア人は自分以外いなかった。




こちらは有料。6€か7€くらいだった。

無料のカルナヴァレ博物館はみなさん、無料なのに最高に素敵な笑顔で優しかったが
有料のこちらは特に愛想はない。が、モノを投げつけてくるだとか、そういった事は無かったので
気にしていないが、わかりにくいだとか言って、とりあえず中がわかりにくかった。

こちらも貴族の古い家を美術館にしたのでアットホームな感じだが 
歩くたびにギシッギシ!! ミシミシっ!!!と床がきしむのだ。
私みたいな埃みたいに小さい小者でもこんなだ、巨大な体格の人なら床が抜けるんじゃないかとか思った。

中は狭く、なんだかよく分からないが団体さんがいらして先に進めない とか色々あった。
まず最初に見えたのは・・・
デュ・バリー夫人!!!この絵、ここにいらしたんですかー!!てっきりヴェルサイユ宮殿かと勝手に思い込んでいた
でも21年前に購入した本にはヴェルサイユ宮殿蔵となっていたから その後こちらに買い取られたのかも。


ティーセット




その部屋を見たら他、もう何もない様な気がして、もう一つの部屋は団体がふさぐ。

仕方がなく団体の跡にぴったりついて行ってみるもその先があるでもなく・・・
中国的な・・・



これ



こんな感じだった。
え・・・ここはこれだけ?6€なのに???と思い うろうろすると階段発見!しかし公開してる雰囲気も無く・・・
係り員のマダムに聞こうとするもマダムに話しかける人物一人・・・

この方、どうも少しおかしい感じだとずっと思っていたがその方がマダムに話しかけるんで、やはり少しおかしいようでマダム
ウンザリ不機嫌顔。もともと愛想が無いから余計に。

例の方が去ったので シカトされるの覚悟で
階段登っていいか聞くと 「ウィ」とかえって来た。マダムの気が変らないうちにさっさとGO!!

にゃーーーー!!!

髪形がはハイセンスすぎて私にはよくわからない



フランソワ・ブーシェの天使たち登場!!!子ヤギにお花やリボンをつけてお洒落させている


ブーシェは大好きなのだっ
階を上がるといよいよ私の好きな世界っ

美女たちの肖像画が


犬もいて可愛い



床の写真を撮る夫婦に気付き下を見るとカーペットが・・・



焼き物


燭台


とっても好みな置物たち



またまた凄い帽子の登場


麗しの美女たち






ルイ15世の娘

可愛いです。ベルばらではマリーアントワネット、ルイ16世のおば様方として
お年を召した姿で活躍。 デュ・バリー夫人を蛇かカエルの様に嫌ってらっしゃったおば様方の一人。

アルテミスに扮している?





とっても可愛らしいブーシェの作品がっ!!!
「音楽のレッスン」



こちらも花咲くような色彩の中の癒し系3点

アモルとプシュケがっ!!まさかこんな所でお目に描かれるとはっ!!!


こちらもブーシェ作のアルテミス

有名なブーシェのアルテミスの水浴びはルーヴル美術館ですが去年何度探しても見つけられませんでした。

コニャックジェイ美術館の当初の目的は マリーアントワネットの肖像画の付いた煙草入れ
結局発見でしず・・・

こんな燭台が部屋に欲しい・・・

ブーシェの娘




天蓋ベッド

グルーズの絵画が連なる
さすがにこれは熱心に写真を撮っている方も!




一通り満足して美術館を出ると ななんと!!ゲリラ豪雨のような土砂降り!!!
折りたたみ傘は持参しているが・・・まさにあのカルナヴァレ博物館の雨の女性の絵のみを写真に収めた
それを思い出す・・・

仕方がないので傘をさして目的のローアン大司教の邸宅の方へ行く。すぐ近くだが・・・
道も狭い、雨を気にして歩きも遅いし視界も悪い、男性にぶつかり相手「パルドン!!」と言ってるのに
自分は「ソーリー!!」言って誠意がない←そのらいはフランス語で言えよと内心思いつつも若干この状況に軽くパニックになっているようだった。
例の物件はあったが狭い道に日本人が三人もまとまっていたのでもうこの場から写真を撮るだけにした。



この近くに昨年から狙っていた
LA SHAMBRE AUX CONFITURES
ラ シャンブル・オ・コンフィチュール
小さい店構えで名前の通り、壁中にコンフィチュールの瓶が並べられ圧巻だった
ミュゼ・ド・コンフィチュールでもいいんじゃないか

大雨で濡れた傘を持って店内に入ると感じのイイ
チャーミングなお姉さんが来てくれて 傘は入口に立てかけておいていいと・・・。
何をお探しですか?と親切に色々聞いたりしてくれて
途中言葉がわからず、売り切れの物か取扱いしてないのか とりあえず無いらしいのだが
それが理解できなかったり

困った部分もあったが 優しい韓国人が助けてくれて無事購入!!

友達にと思っていたフランボワーズとシャンパンの物


しかしここを出ると すさまじい雨に 傘を蓑のようにしてザーーーーっと飛び出して行ったが・・・ふと止まると
方向が逆!また元の道を戻って行ったが

雨で傘を防ぐ、道が狭く車も人もいる、小学校が終わったらしく子供が沢山出てきた
水が跳ねる、コンフィチュールの袋やバックを濡れないようにとかばう・・・

そんなことに気を取られ 気が付くと景色が全く見たことも無い場所にいた!!

あれ・・????どういうルートで来たっけ???

なんと、雨を防ぎ水に気をとられるあまり景色を全く見ず、ひたすら歩いてきたらしいのだ。

なにか目印になる物はないか と周りを見るが全く知らない地。

どれだけ歩いたっけ、どっちの方角に来た・・・?
一度カルナヴァレ博物館に戻るようなルートで歩くつもりで出てきたのだが・・・もうとてもそんな気配はないしかなりの距離を歩いてる

とりあえずこのまま進んでみよう こちの方角と思って歩いたんだからどこか何か見えてくるだろうと・・・
とりあえずバスティーユの記念碑でも何かしら見えないかと そのままただまっすぐ、絶対道を曲がったりしないようにして直進していく・・・と
川に出た!

セーヌ川だ!!!
どうやら
ローアンの邸宅とコンフィチュールのお店の道
ヴィエイユ・タンプル通りをすぐブルジョワ通りに曲がるとカルナヴァレ博物館やヴォージュ広場なのだが
曲がらずにずっとまっすぐセーヌ川へひたすらまっすぐ歩いていたらしい。

サンルイ島へ直進コースを来ていたのだ。

それならそのまま橋を渡ればサンルイ島なのでベルティヨンのサロン・ド・テへ行こう!
念願のメルバを!!!と
サンルイ島に直進し サンルイ島はもうストリートビューなども去年見たっきりだったが
そうそう複雑な道順はなかったはずなので中心も大きな道路を歩きピローヌも通りベルティヨン発見!

しかし、普段は行列のテイクアウェイの場所も大雨で人は並んでおらず
逆に サロン・ド・テが雨宿りか人が沢山!
店の外で若いアジア人が数人、写真を撮っていて、彼女らは順番待ちの人かな?ならかなり待たされそうだと

もはやここまで来ておいて 大雨に先ほど迷ったことでの精神的負担も重なり、それに足の痛みがかなり来ている。
心身共にぐったりで今日はもう帰ろう!と思ってしまう。

再び歩き出すがここからオペラ座を抜けた先へ歩く事を思うと とてつもなくしんどい。
雨のせいで相当ペースダウンしており
歩きで人に抜かされるようなありさま。

なんか・・・もう、メトロ乗りたい・・・!

と思う。メトロ、何かいい駅は無いか・・・大きいと人も多くスリも沢山いる
乗り換えがあるのも怖いしまず切符も買ったことが無いので手間取りそう、人の少なそうな駅は・・・

と目の前にポンマリー駅が! お、これはホテル前の駅へ直結する路線だ!これに乗ってしまおう!ジャックジュナンは明日でもいいや!
と恐る恐るメトロの階段を下りて行く。

自販機を見つけ 購入しようとすると後ろから男性が来たので 無言の笑みでお先にどうぞとしめし、譲る。
自販機は英語もあり、何となく英語を押したが 結局カルネなどメトロの主要名所みたいなのはフランス語でしか覚えていない為結局、逆にわからなくなってしまい
フランス語で無事購入。

メトロは人が少なく流石にこれではスリも働けないだろうと 変な人はいなかったが
電車に乗ると 大きめの駅でギター持った人が乗ってきて歌いだした。
ヤバイ!金を要求するやつだな と絶対目を合わせないように顔を逸らす。

無事に目的地へ到着。外に出ると雨も上がっていた。
今すぐホテルに帰りたいが、ひどく喉が渇いていていまにも張り付きそうなくらいだ。

ピラミッドでお降りてモノプリに行けばよかった、いや、もうそれだけの体力も無い、しかしこのまま帰れない、飲むものが・・・なんて気づくとホテル通り過ぎてる!!!


で、目の前にお店があった。モノプリと感じが違うが飲料水が買えそうなので入る。
ここで水発見。炭酸と炭酸なしの見分け表示なんか覚えてこなかったがまあ、いいやと適当に選び、ジュースもリンゴに決め

レジに。レジは2人の男女が居て 男はアジア人ではないが愛想は無く、ラスプーチンみたいな男性だった。
女性は韓国人のよう。特に愛想がいいわけでもなく何も言わない、ニコリともしない。
 いや、外国で愛想の良さを求めるのが間違いなのだが そうは言われていても どこにいってもフランス人は爽やかに笑いかけて来る人がほとんどだったから

彼女からジュースと水を買うと礼も言わずにお店を出た。
水は炭酸だったが購入した林檎のジュースに入れると炭酸ジュースになって美味しい
あれ、林檎・・・これドイツ語?



購入したコンフィチュールの袋はやはり雨に濡れて豪快に破れていた。それでも気を付けて持っていたので中身が落ちることは無かったが
少し危なかった


今にも倒れ込んで寝たい気分だが ここから数日食べるものが無い 予定では初日到着したらモノプリに買い出しに行く予定だったがもう眠気に対抗できずで
諦めた。今買いに行かないと!!!と 重い体を起こし上げて最後の力振り絞るようにして
ポシェットだけを持って出かける。

コートの下にポシェット隠し手ぶらを装う

モノプリでバターを買いたかったがかごがわからず手に持ち切れる範囲で紅茶とチーズを買ったらもういっぱいで・・・
レジを見る
愛想のない感じの人は避けたかったがもうここ人の少なめの場所でいいや!と並ぶ。
フランスのスーパーでーで愛想を求めるほうがおかしいが それでも怖く無い方を・・・とか考えてしまう。

レジには日本人夫婦らしき人が買い物中で バターを買っているがその数がとてつもない。
店中のバターを買いこんでないか?何にするんだ、転売目的か?ってほどの途方もない量に
レジのおじさんも不機嫌そうな顔で 
まだあんのかよ、なんなんだよ

って顔をしているが、私の顔もきっとそんな感じでウンザリ顔。全然終わらないのだ。バターが多すぎて!

そりゃ、おじさんも不機嫌だわな

なんて思ってると私の後ろの人がどこかからか商品を前後の人と区切るアレをヒョイっと取って私との間に区切りを作った。

しまった!!!外国ではこれをやらないといけないんだった!!!!バターに気をとられたのと、場所がわからなくてやらなかった!!!
後ろの人にお礼を言ったら 気にしてないよ!と笑ってくれた

フランス人優しい人多いなあ・・・パリに優しい人はいねえ!と昔散々言われてたが本当にそうなのかと思うほど
日本人以上に笑顔をみせてくれる

やっとバター星人が買い物が終わり 自分の番をまつ 袋はスタンバイ!
終わった商品をスピーディーに自分の袋に投げ込まなくてはいけない。レジおじさんの機嫌が悪化しないように・・・
なんて空気読む、人の機嫌をうかがうのはやはり日本人の性か・・・

余計な詮索もよそにバター星人で不機嫌なレジおじさん 私になったら切り替わって
「コンニチハ」と笑顔を向ける。

あれ・・・?やはり噂と違うぞフランス人・・・。
本当に昔 愛想悪くて怖いとか言われてきた人たちなのか?と疑うくらいだ。
その後の店員の方々もみんな・・・。

しかし買い物を終えて外に出ると再び大雨!!!
今度は傘なし。
走って帰りたいが人も多く道も狭くで抜かせない、信号も多いから停められる。
車も来るから信号無視もできない。

ホテルの私の部屋は5階 日本でいう6階。スーツケースを持ってチェックインした初日以外は ここのらせん階段で6階まで駆けあがていたが今回も相変わらず
階段駆け上がる

頭からドブネズミのごとく濡れネズミ

汗もびっしょり

足の方は靴擦れをしていて中々に凄いことに。
皮がつけてしまっている。

またキツめの靴で
指の爪が隣の指に突き刺さり食い込んいて
なかなかの刺し傷に靴の中は血まみれ。

どうりで足の痛み方がさすがに異常だとは思ったがなるほど納得。

さて、ジャックジュナンに行きたいのだが…
最寄駅から一本で行ける場所。
ここらで我慢して気力振り絞って行けばよかったと何度も後悔したが…

どうしてもバスティーユ側から回っていきたい
バスティーユの5号線ホームのバスティーユ牢獄の残りが見たいのだ。
そうするとさっききた路線を戻ることになる、面倒くさい。
近い側から一本で行けばいいのだが
土曜にしてしまおうとか考えしまう。
そこでお土産にマンゴーキャラメルやらを買いたかったのに
諦めてしまう糞人間。

ルーヴル美術館もの日は夜間まで空いている。
ここにも行く予定だったが
結局行かないダメすぎる自分!

自分、諦めが良すぎるような
悪いような微妙な人間だ
…それに明日は朝早く出発するので毎晩シャワー浴びる前に眠くて眠くて

21時くらいに猛烈な眠さに襲わらる
早くシャワー浴びて寝たいが
ちょっと15分だけ寝ちゃえ、あともう15分だけ、あと…なんてやって3時間くらい寝てしまう
それからお風呂が面倒だが、それで結局寝るのが遅くなるのだ

しかし昨日はもう汗びっしょりに雨でびっしょり!

とりあえずもうはやくシャワー浴びたいと 浴室に直行
傘を干す


この日のチケット
左上がコニャックジェイ美術館 右は無料だけどチケットは渡されたカルナヴァレ博物館
左下メトロのチケット。10枚買った、その使い終わった1枚、写真撮るために持ち帰った。右下はバス。何気にカラフルで可愛い



モノプリで購入した物

このチーズはその後滞在中の夕食。
東京でも1500円でカエルがここでは2€代と安い
とっても美味しい。もっと買えばよかった




苺タルト、ブルーベリーマフィン、洋ナシチョコのリプトン紅茶
コンフィチュールは割れ物を考えて持参したお菓子の箱やらに入れ厳重に・・・




この日は久々に早く寝ることができた。
22時半頃。

早く寝れたので翌朝は4時頃目が覚めた。





8 ヴォージュ広場とカルナヴァレ博物館 2015年

2015年10月04日 02時29分11秒 | 海外旅行・フランス


9/18(金) 午後
この日は午後から自由行動。実質私はここでツアーからは最終日、帰りの集合まで離脱するため
ここから最後まで完全フリーとなる。

ツアーの方々ともここで最終日までお別れっ
!皆さんとてもフレンドリーで良い方々でした。
この後ルーヴル美術館へ行こうと相談している方々かはガイドして欲しいと言われ

ルーヴル美術館大好き人間の自分、是非是非行きたいところだか…
21年間も行きたい行きたいと思っていたカルナヴァレ博物館へ行くチャンスだったこの日、泣く泣く断る

この日、ルーヴル美術館は夜間までやっていまが結局眠さと足の疲れやら面倒くさいやらで行かなかった←糞人間な自分

この日の午後の予定は
カルナヴァレ博物館、ロココ美術品を揃えたコニャックジェイ美術館、近くのローアン大司教の邸宅を写真に収め、その近くの
シャンブル・オ・コンフィチュールでコンフィチュールを購入
バスティーユ広場からメトロでショコラトリー
ジャックジュナンでお土産を買い

サンルイ島のパリ一アイス店
ベルティヨンのサロン・ド・テで
フランボワーズメルバを食す!

これが予定というか夢だったのだが…
予定とは予定通りにいかないものである

とにかく、沢山歩く事も予想されるため
コートの下は半袖のワンピ


外に出るとコートを着ていても寒いと感じられたが実際やはり半袖で良かったと後々思う。
「行ってきます!」


スタート地点はルーヴル界隈から。
>_
これを通過しひたすらセーヌ川沿い前進するのみ。
とにかく進んだ。何も面白いものが無かったがどんどん行く。
自分は一体どこまで歩くんだろう、と思い始めてきた。

人の行き着く先は一体…?
とかも考え出したが、死後のことは考えるだけ無駄と判断した。

では日本の行く先は?
自分の老後は??
景色も先もよくわからない場所を延々と歩いていると無駄な思考が巡る。
やはり私のような思考深い人間は哲学的なことを考えてしまうものなのだ。

学生時代もテスト中に
こんな事をしていても何にもならないのではないか、お小遣いが増えるわけでもないし。
自分はこんな事で満足にお金が得られるようになるのは一体いつになるのか…なんてのでテスト答案に計算してみたり、それも面倒になると落書きしたり…

するとテストの時間が終わってしまい、
回答も書かないまま提出したりした為に
異様にテストの点数が悪かったが
これも思考深い人間故であろうと推測される。

歩く場所を変えたほうがよかったな、セーヌ川沿いか、サントノレ通りを歩いていたほうが色々と景色が良かったのでは…??

なんて後悔の思いを抱きながら
どこまで?…とりあえずサンポールを目指そう……

と、颯爽と歩いていたのが次第に足が痛くなりペースダウン。
速度が速すぎて足を痛めたらしい。

何て思ってあるとそのうち左手にどこか見覚えのある庭が見えてきた。

………????やけに見覚えがある気がする。
そう思いながら通過した自分。

それはサンポールからサンルイ島へ抜ける道を通過する際にある庭なのだ。

ストリートビューでは最近やっと発見した、ほんのちょっとしか見ていないだけに
なんだか見覚えある。と思うだけで通過してしまった。

そして最後、驚いた事に
さすがに遠いいからと後日メトロで行こうと思っていた
アンリ・ガリ公園に行き着いたのだ。

アンリ・ガリ公園には
フランス革命時、バスティーユ牢獄を襲撃し、その一部が残されている。
日本のガイドブックなどには公園の名前の表示すらない為、日本人ではマニアな方しか来ないのではないかと思われる


思ってたよりデカイっ!!
いや、牢獄の一部だし
当たり前だが、ほんの瓦礫を積み上げたものが残ってるのだと思ったから大きくてビックリ

そしたら
バスティーユ広場まで一本道!
バスティーユ広場に行かないわけには行かない!
公園からセーヌ川とは真逆へ進むと
バスティーユ広場に出る。

セーヌ川の位置と道路の太さを確認し
バスティーユへ抜ける一本道を見定めるとそれをひたすら進む!
ストリートビューを駆使して道を歩い散々迷いながら覚えただけにパリの道地図ももうしっかりと頭に記憶されている!
(自分の目的として定めた道のみ)


バスティーユ牢獄のあった場所、バスティーユ広場。この記念碑以外、見た目特に何もないのでベルばら好きの方以外はわざわざこれのためだけにここに来ても特別何もない。

しかしベルばら好き、特に
オスカル様ぁ~~なんて言ってる女性なら外せない場所。


このバスティーユ、メトロ一号線ホームには壁に革命の絵が描かれており、5号線を上の方へ行くホームにはここにもバスティーユ牢獄の残りが展示されているという…
ここも予定では5号線を使いタンプル近くにあるジャックジュナンというキャラメルが美味しいショコラトリーへ行く予定だったが
まずは早く閉まり、時間を食うカルナヴァレ博物館とコニャックジェイ美術館から!

と、その前に。
ルーヴルからバスティーユまで30分もかからない速さで歩いてきた。
流石に足に疲労を感じ
ヴォージュ広場で休むことにしよう!

バスティーユからサンタントワーヌ通りをサンポール方面へ進む
教会を通過

右手通りを覗くとにヴォージュ広場の特徴的なレンガ色の建物が見えてくる

くぐる。実はこの中に面白い落書きがあるのだが、何だか写真を撮れる雰囲気ではなかったので写真なし←きになる方はストリートビューで!


ヴォージュ広場
以前「王妃の館」を読んだのでシミジミ思い返しながら眺める。
マロニエを人に投げつけたくなってきた。




さすがに疲れてベンチで少し休憩


浅田次郎作「王妃の館」意地悪な少年がマロニエを投げつけるシーンがある。
マロニエを知らない私はお洒落な文章に感じロマンに浸ったのだ。
なので私もマロニエを投げたいなぁ←危ない

「王妃の館」の小説の表紙のイラストと同じ景色も見られるのだ。写真に撮らなかったけれど…撮ればよかった!

「王妃の館」上は現代のツアー旅行企画会社とそのツアー客がメインで面白おかしく読めた。

下の方はルイ14世時代、略してフォーティーンの愛した美女と二人の血を引くパリに追いやられた少年の話がメインとなる。
この少年が王の血を引きながらも母とパリで貧しく暮らす
惨めさがあり
読んでいるときに東日本大震災があり
電車が動かず5日間、会社に行けず家にこもり無計画停電下でロウソクをアルミで囲い灯りを取って読んだため、話の惨めさがより倍増されたものだった。



鳩さん


レンガ色が綺麗




ヴォージュ広場からカルナヴァレ博物館へは一直線の道でつながっている。


カルナヴァレ博物館

帰国後、有名ガイドブックの本のパリ2015年版
を見ると
カルナヴァレ博物館 7.5ユーロ
ドノン館(コニャックジェイ美術館)
無料(特別展のみ有料)
と書かれているので情報が逆のようだ。
行かれる方は一つの情報を信じずに幾つかの場所で情報収集しておくと良さそう


お庭が綺麗!!外観の写真も撮ればよかったと後悔・・・


カルナヴァレ博物館は日によって閉っている部屋があるとかでドキドキした。

つまり行っても見たい部屋が空いているかわからないのだ。
サバイバル的であり日本から命がけではるばるやってきても
容赦なくしまっていればそれまで。

後日来れればいいが
日数の少ない観光客にはもうこれは
駆けだ。
これがダメならば21年の夢、敗れ去り!!!
なんて小説でも書けそうだ。

このカルナヴァレ博物館は一般公開の部屋は無料。
受付の方々、皆さんとっても素敵な笑顔を向けてくれた!無料なのに!
無料スマイルがとっても素敵で
「ジャパニーズ?タダ!」と無料であることを教えてくれたり。

広すぎる王宮、ルーヴル美術館と違い、こちらは貴族の館。
お屋敷に招待された様な
アットホームな雰囲気。
お庭がとっても素敵だ。
無料なのに手入れが行き届いて見事
ヴェルサイユ宮殿の庭園
アンドレ・ル・ノートルを思い出す{





それでは細かい説明はここでは抜きにして写真ばかりを載せまくる。
可愛い馬車



本当に招待された客人の様・・・









他の誰もさほど写真を撮っていないので私ばかり一人でシャッター音出しまくりで少し恥ずかしい。
日本人=写真撮りまくりイメージをより強く根付かせたと思う。
ちなみにここでアジア人には出会わなかった。




やはりシャンデリアが素敵





気球のお皿と絵




豪華な鳥や動物の描かれている部屋




怖い顔の方
何か気にくわない事でも…???

窓の外。やはりお庭がとっても素敵!
アンドレ・ル・ノートルを思いだす


青と白の部屋

真ん中にテロアーニュ・ド・メリクールの肖像画発見!!!





テロアーニュ・ド・メリクール
頭のリボンがハイセンス過ぎて私には理解出来なかった



動物のおうち?とっても品格があり可愛い。後ろの花模様も素晴らしい。

豪華な帽子が気になる。
欲しい!



マリーアントワネット!?



椅子の質感が良い!座りたいっ


「踏んだらアカンて」「放せや~」


と、突然現れたのがっ!!!
「あっ!!!陛下!!!」

でかでかとルイ16世


緑に赤の小花の装飾の部屋がお気に入り



豪華なヘアスタイルブルジョワめぇ~!!

なかなか良いセンス

豪華な頭にちょうどシャンデリアが乗ったような写真になっていて豪華さ倍増!!
実際船よりこちら載せればより豪華でキラキラとよかったのに・・・(火災発生するだろ)

マダム。自分も写っている




沢山絵があったが何故かこの雨の中「雨ウザッ!!」的な女性の絵だけを撮影した。
理由はわからないが。
これがその後の自分の暗示だったのかもしれない。


可愛い汽車

階段の所にサンキュロットの絵があり、フランス革命と英語とフランス語で書かれていた。やっとここまで来たのか!!
実は内心フランス革命物が出てこない為、見つからないのではと不安だったが心底安心した。

登るといよいよ革命モード!!!
いきなりバスティーユ襲撃!



ここは一応誰でも気軽に見れる旅ブログカテゴリーの為細かい説明はせず
たまにごくごく簡単な一言説明と写真を載せていく(詳しい事を描いたマニアックな方用は後日に描く予定)
私の中学の資料集か教科書に載っていた絵
左下の動物はモノノケヒメにも出てくる(うそ)


また陛下いた!!!

テニスコートの誓い

真ん中に立ってるのがパリ市長のバイイ

そろそろこの顔にピンとくるようになりましたか?

自由、平等、博愛の3色のフランス国旗



奥の顔、そろそろ覚えてきたんじゃないでしょうか



革命の引き金的事件



アンヴァリッドから武器や弾薬を盗みバスティーユへ向かう

バスティーユ牢獄





めっちゃ襲撃してます。アニメ・ベルサイユのばらではクライマックスですね


人権宣言




ちょっとよく分からない絵も。説明文はフランス語のみだから長ったらしいのはスルーしてきたが一応少しは読めばよかったと後悔
写真に映っているが文字が小さすぎて見えない



多分サンキュロットに扮した歌手


マリーアントワネットやら王族の遺髪
これの説明文が見つからなかったが昔東京にも来たことがある

肖像画。マリーアントワネットの二男ルイ・シャルル




コンシェルジュリ牢獄のマリーアントワネット

これは説明文が大きく映ってますね(*^。^*)
マリーアントワネットとランバール侯夫人の髪を編み込んだ真珠の指輪




タンプル塔で王一家が使用した物

チェスやら。
蝶々の形のものもあり、虫胴体部分がかなり肉厚そうな感じがなんとも…

マリーアントワネット肖像画



家族と引き離されるルイ・シャルル



王一家の部屋、家具など



ルイシャルル

家族と別れるルイ16世



タンプル塔のルイ16世


タンプル塔は残念ながらもう残っていないがここからそう遠くはない。

処刑




革命家・ジャコバン派の方々

ダントン

ロベスピエール

マラーだと思う

マラー殺害シーン
暗殺の天使シャルロット・コルデー



カミーユデムーラン


マラーの展示








いきなり等身大人形がいてビックリ



戦地に赴く兵士


ナポレオン


人権宣言

私の中学の資料集はこちらの写真でした


ヴェルサイユへ行進
1789年間10月
革命は起きても相変わらず食べ物も無くパリのおかみさん達の怒り爆発
ベルサイユへ


トランプ


ユラン伍長
ベルばらのオスカルのモデルにもなっている


風刺画



下の階へ降りる
昔の看板展示


ニャー!


フォーティーン

入り口なのか出口なのか
フォーテーンがお出迎え。

ここはマリーアントワネットゆかりの品と言うことで
彼女の靴や扇子などが展示されていたらしいが最近では見ることができなくなったとネット情報で得たが
やはり普通に展示している場所にはそれらしき物は無かった。
古いものなので環境保存など、そういった事が関わっているのではないかとのことで仕方がない。

ここを出るとすぐ近くにロココ美術品を扱う
コニャックジェイ美術館がある。

そちらへ向かう。
かなりどうでもいい事だが
私の着ている半袖のワンピと上のコート
このブランドのお店もこのカルナヴァレ博物館のすぐ近くにある。
ついでに無印もあった。

不思議な事に
カルナヴァレ博物館、説明文はフランス語オンリーだが
意外なことにアニメ幽遊白書のフランス語でフランス語字幕付きで見聞きして覚えた絶対旅行で使わないだろう単語がこういった博物館、コンシェルジュリの説明文などで役立ち意外性にびっくりする事が多かった。