色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

スイス ユングフラウヨッホ

2014年08月24日 20時53分29秒 | 海外旅行・スイス

まず初めに
スイスの山とはどんな写真でも実際の迫力、絶景は表せません
その場に対峙してこその感動があります。

スイスに話を戻して
ユングフラウ鉄道では2年前100周年を記念してパスポートが作られました。

それをもらえることができました




スイスの朝は5時台起き 6時台には出発 私は昨夜遅い時間まで部屋番号を忘れたため全く違う階で犯罪まがいに不審に廊下をうろつきまくりそのたびに
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れる。
ピンク色の寝間着を着た小さな養女と真っ赤なサリーのインド女性が。

そんな事を繰り返したり予定外に女性特有の物も始まったりと もういぱいいっぱいだったが
しかもこの日は大雨予報の朝。
スイスのハイライト(ハイライトなっか言ってるな自分)


ホテル 牛さんの顔の横の窓が私が不審者ごっこをしては
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れる
ピンク色の寝間着を着た小さな養女と真っ赤なサリーのインド女性をみたあの辺なのだ。

早朝 ロビーに集合 朝早いなかも私は

「聞いてくださいよ!昨夜また番号忘れて締め出しくらいまして!で!!!」と
4階をさまよい 通路側に立つたびに
「向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れるのですよ
ピンク色の寝間着を着た小さな養女と真っ赤なサリーのインド女性がぁああ!!!!
あの時は気づかなかったんですけど幽霊ですよね!!???」

「え~~~~!!!!!!????やっだー!!怖い!!!」

なんて早朝から昨夜の話をけしかける。

そんなわけで昨夜はトラブルがあったが 今日はスイス ユングフラウヨッホ登山列車での観光となる。
しかし晴れて景色が見えないと意味が無いのだがここでもまた大雨予報が気になるところ。

向こう側の奥から赤い・・・じゃなかった
昨夜市街地で購入した可愛いスイス土産 マグネット。


この日は7:37発にラウターブルネンを列車で出発する。駅まではバスで移動だが天気の方は・・・どんよりしているがユングフラウッホは見えている。

晴れ女添乗員さんが言うには この感じだと大丈夫、私はこの山と相性が良くて晴れなかった事は無いと・・・。
そうこうしているうちに到着。私は持参したカイロを腹側と背中側に貼り付け 中がモコモコしたブーツの中も足用カイロで温めていたが中で膨らんでいたのでそれは出す
それを履きバスを降りるとブーツが大きいようでうまく歩けずみんなに遅れて最後尾を遅く歩く

皆さんが階段を上っていた時からいらっしゃった番猫さん

お上品で隅によけて座ってらっしゃる。

通過許可をいただきまして。
と 添乗員さんが上の方で「ナメクジいるから気を付けて!」と。

別にナメクジなんて・・・と思っていたら日本にいるあの小さいナメクジのレベルではない かなり大きいそれがいた

これがスイスのナメクジか・・・。ナメクジの化け物がアニメ化されるわけだ・・・。

ラウターブルネン、ここから列車に乗ってクライネ・シャイデックへ。

駅員さんに眺めのいい方向を教えてもらい、そちら側を陣取る。
黄色と青が素敵な電車。
豪快な滝も見える


教えてもらった通り絶景
気分は仙人

世界の車窓から
ちゃらっちゃっちゃ ちゃちゃ~らちゃっちゃ~ちゃ~ちゃら~




アルプスの少女のような気分。ちょっと図々しいかな。アルプスの老婆の気分。




クライネ・シャイデック
赤と黄色の電車に乗り換えるわけだがまたしても 凄い霧が出てきて不安になる。


高山植物
集合写真用の犬がいる。アイドル件なので勝手に撮ると怒られると聞いたのだがみんな普通に撮っていたから
遅れながらカメラをむけたがもう後ろ姿しか撮れなかった。

乗り換えると電車は霧の中を進んでいく

最初の停車地点で窓の外が見れる。トイレにも行けるが5分すると容赦なく電車は動き置いてきぼりを喰らう人も結構いるとか。
なのでトイレには行かず窓の外を・・・霧で真っ白で何も見えない!!!
晴れていたら何が見えるのだろう?
それはいいのだがユングフラウヨッホ駅についても霧で何も見えなかったら・・・それが悲しい!

電車に戻る。

さらに次の停車駅、アイスメーア(3160m)
ここでもトイレと窓があり 窓の外を見に行くと・・・
見事な氷河!!! 雲の上に出たらしい。






ちょっと頭がクラッとしたのでチョコを1口かじる。
高山病にはチョコがいいと言われた。特にミルクチョコ。
ユングフラウヨッホ駅に到着(3454m)

ユングフラウは4158mの山
エレベーターでスフィンクス展望台へ上がる
3573mから360度見渡せる

外は見晴らしがよく、ただ風が強い。
顔が冷たい寒いと言うっ人もいたが私は特に何も感じなかった
マフラーとシャッターを押さない側の手には手袋をしていたが。カイロも腹と背についている。
背後はアレッチ氷河





下を見ると人間がいる(赤い矢印の。携帯だと見えないかも) 人が米つぶの様だ
右側に穴が開いているけど この人間の大きさと穴の大きさを比較すると
近くで見ると凄そうだ 落ちたら最後だろう
でもちょっと中が気になる。

足元はカネ張りになっている

方角的にあってはどちら側なのだろう・・・?

さすがにここからではイタリアは見えないだろうなぁ・・・

さてまたエレベーターで降りると今度はアイスパレスへ向かう。

100周年を記念してより見所ある物が作られたそうな。

エーデルワイスのトンネル




昔の写真


アイスパレスは氷をくりぬいて出来でいる。足元もすべてが氷
私は防備してしたので 周囲の方々からよく下準備してると言われた
くまさん







リス的ななにか


ペンギンランド





そして雪原にも出てみた。

入ったらいけない場所もある。中国人はかまわず入っていた。






「誰か知ってる人いないかな~」と言いながら同じツアーの人があがってきた。
私も見て写真をお願いされ、私も逆に撮ってもらう
スイス国旗があるが なびかない




世界一高い場所にある郵便ポストで昨夜ぼろぼろの状態でかいたはがきを日本宛に出す


切手は「切手5枚」が通じた!
そこは愛想のいい店員が土産物など売っている いろんなものがありリンツのお店もある

が食堂の方はどこが売り場だかわからないようなところもあり、そこで山の形のチョコを発見
なんとか買えたが しまわずに持っていたため
食堂で店員らしきおばちゃんが食事していて日本人客が買い物したいと英語で言うと何語だかわからないが対応するようでレジに行こうとしたが
私に指差して何語化さっぱりわからない言葉を叫んだ。


言葉はわからないが何を言っているのかが手に取るように分かった。
「あんたもソレ買うの!?」だろう。
そう見てもそうにしか見えないがすでに金出して購入したものだから 強気で「NO!!!」と言った。

しかし手に持ったままだと間際しい
レシートも一緒に持とうかと思ったがレシートが無かった。



おつりももらったかどうか記憶にない

どこかのトイレではマナーの無い中国人が汚して汚い・・・と言って出てきた方がいて
2箇所見てみたがすさまじく汚い。

また押された 押しのけられたとの文句もよく聞いた。
私は混雑時人の合間をぬったり わずかな隙間に滑り込んだり、うまくかわすので押されたり どつかれたりはしなかったが
けっこう 被害報告を聞いた。
皆さんかなりマナーの悪い中国人に憤慨してらっしゃった。
突き飛ばされたとか。とにかくマナーが無いと・・・
全ての中国の方がマナーが悪いわけではないはずですが こういった一部のマナーの悪い人ばかりが目立ってしまうのが残念です。
今回はそう言った方々にあたってばかりでして・・・

「中国人」といっしょくたにしまっては礼儀正しい中国人の方には申し訳ないですね
今回はこのようなタイプの方が多かったです。

帰りの電車では頭が重くぐったり 水を飲んだりチョコをひたすら食べまくりました。
駅員さんからチョコも配られました


青と黄色の電車が見えます


クライネ・シャイデックの駅舎でランチ


これ、今回右側周りで登ってきましたが帰りはここから逆側まわって グリンデルワルトに行きます。

ここにはスーパーがあるそうで女性用の用品も買えます。


キッコーマンの醤油が置かれていました。飲み物メニューも日本語です。
食後自由行動

 高山植物

新田次郎さんの石碑。山が見える場所にあります
小さくてわかりにくいので 他日本人の方で探している方が居まして すでに通り過ぎたあたりで
探している内容の言葉が聞こえてきたので 場所を教えました。



日本にはいなそうな顔だけ黄色のハエが居ました。










帰りの電車
今度はグリンデルワルトへ向かいます




羊さん


グリンデルワルトの街並みが見えてきました




三匹のロバが可愛い


まずはスーパーに直行です なんせ予定外の早い周期で来てしまいました
ただ、いつものようなつらい痛みは一切なかったのでこれは良かった!


スーパーにはまた潰れた桃がありました
日本に持ち帰れないのが残念

ミラベルも!
この桃とミラベルは持ち帰りたかったです


可愛いホテル発見



クラシカルでおしゃれな車


この日はローザンヌからTGVでパリへ。
パリ到着は22時過ぎ頃です


久々和食


パリはリヨン駅へ
それがどこにあるのかわからないけれど駅に着くと写真を撮っている方もいましたが パリではかなりの厳重警戒モードに
入ったためバスに乗るまでカメラは出さず!!!でした。

走行中、バスティーユを通過との事。特に何もない広場ですがベルばら好きには特別な場所です。
自身で歩かずに通過できるなんてラッキーです。



イメージではリヨン駅はオペラ座を中心として凱旋門より後ろ側から・・とイメージしていたので
バスティーユが現れマレ地区を通り市庁舎が


どうやら考えていた方角とは真逆のようだったと気づきます。



スイス 入国・ホテル閉め出し事件

2014年08月22日 23時16分33秒 | 海外旅行・スイス
ドイツ、ノイシュヴァンシュタイン城を後にし スイス、インターラーケンへ向かう。到着は遅くなるとの事。
そして翌朝は早く出発という一番ハードな日。
鳥さん。この子が飛ぶと白黒模様が面白くなる。

ドイツには野性の林檎が沢山!
 だが私以外あまり気づく人はいなかった。


オーストリアに入国しまして便所タイム。
ここはオーストリア。

オーストリアの便所

そしてオーストリアとスイスの国境。今は故郷の場所を撮影しても昔ほど文句言われないらしいので
撮ろうとしたが一体どこやら・・・

CHはスイス。
そしてこの為にバスは右側の席を確保していたのだがやはり通りました、リヒテンシュタイン王国!!!

入国はしなかったけれどとりあえず見れた。
これでドイツ、オーストリア、スイス3か国!一応リヒテンシュタインも見た!

先ほどからバスの中でオーストラリアオーストラリアと連呼している方がいる。
ちょっと面白い。 

スイスは日本人はそのまま入れるのだ。ドイツ人の運転手さんがちょっと何かある。

スイスの景色はスイス!と言う感じ。

それより明日は大事なユングフラウヨッホだが・・・雲すごくない???


さっきまでノイシュヴァンシュタイン城は雨けっこう降っていたし 霧も迫っていたし。
んで予報が 明日大雨とか・・・!!!!!!!

アルプスの水が溶けた湖は綺麗な色。透明な部分もあり晴れ具合で色が変わる。
アルプスの鉱物により色が決まるんだそうだ。

曇っていてもなかなかに綺麗。

インターで降りて買い物してみた。
スーパーみたいで中国人も沢山いた。
まぁ果物をガッツリさわりまくり人を押しのける、自分がされると叫ぶ 騒ぐ 順番抜かす
まぁ騒がしかった。
ここで赤い、明らかに見た目変な怪しいお菓子をノリで購入。
これが酸っぱくて意外においしい!

そして切られた大きめのエメンタールチーズが3€で売っていたので購入。
日本なら千円は超える大きさ。


ジャムパンをもらった。

インターラーケンは湖の間と言う意味でその名の通りブリエン湖とトゥーン湖の間に位置する。


白い馬の城馬車

ホテルに到着すると早々に夕食
インターラーケンのホテルは牛が刺さったホテルがあるのだ。ネットで見たことがある。
私の泊まるホテルがまさにそこだった。


多分私は牛の横の窓の下の部屋。
小さなエレベータがあるが皆が乗ったので私は若いから階段で4階まで頑張って上がってと言われる。
別にいいのだが4階まで上がって廊下を歩いて一番奥の部屋だった。
これがのちのち痛い閉め出し事態に発展する(海外ホテル閉め出しばっかだなお前!!)
チェックイン後はホテルの本館で夕食

周りにも可愛い牛が。




食事はここ。

大きなカウベルが飾られている。
牛さんが首につけるとなるのだ。
実際これを付けた牛さん達が草を食べているだけで綺麗な何とも言えないメロディが奏でられていた。
あまりに綺麗で動画を撮ろうとしたがミュンヘンで落としたカメラは録音機能が無くなり無音だった。

メニュー、「トマトジュースダ」が面白い。
フルーツジュースのアップルサイダーだけが値段が高い!
そして4%とかわけわからんこと書かれている。 価格と言い%と言い…酒でも入ってる!?
と横を見ると Apple wineと書かれている!!
アップルワインかよ!!! これジュースのカテゴリーにいれちゃだめだろ!
ドイツでもノンアルコールビール頼んだ人がアルコール入ってるとか言っていたが 日本語にする際に間違えたのだろう。
日本後メニューがあるだけ良心的だが気を付けないと日本人が書いているわけではないから間違えもある。



夕食はチーズフォンデュ!日本人には本場のチーズフォンデュはきつすぎるとの事だけど
白ワインをなるべく少なくするようにと添乗員さんが言ってくれていた。
味はチーズが好きな私には大変おいしい物だった。私にしては珍しく沢山食べた。
他の人も食べやすいかと言われるとやはり癖があるので何とも言い難いがチーズ好きには最高だ!
そしたらメインが来た・・・え、チーズフォンヂュだけじゃないんですか・・・?
そんなに食べれないぞ・・・とデザートも来た!
デザート可愛い!


店内


可愛らしい。
さて朝ドイツで買った物
ノイシュヴァンシュタイン城限定のフェーラー バンビとノイシュヴァンシュタイン城 四季

4枚セットで50€くらい。日本で買うより少し安い。
ノイシュヴァンシュタイン城のチョコ


夕食後はスイスの待ち中でお土産をちょっと買う。店員は一部韓国人がいて日本人の相手はこの韓国人の男女。


ポストカードを購入。ユングフラウヨッホのたぶん世界一高いところにあるポストから出すとユングフラウのスタンプが
押されるのだ。

関係ないけどノイシュヴァンシュタインのチケット発券。ぼっろぼろ!雨にやられた様子。


到着が遅いので夜も遅くなった。ホテルのどこかで一緒に探索したツアー客Oさんとわかれて部屋に戻ろうと階段をまた昇る。
そう言えば部屋番号を忘れた。
どうも毎日変わるホテルは番号を忘れてしまう。
古い洋館のローテンブルクのホテルはガチャキーで番号が書かれていたが部屋にたどり着くまでに毎回迷う。そして怖い
広間に出るときその階から入ったり上の階から通過して見たりと毎回違う通過となった。

今回のホテルはまず迷うような場所はない。
階段上がって一番奥だ。
4階に上がって一番奥の印象が強く残っていたので4の表示の部屋の階に上がってきた。そして一番奥に行くと
左右に部屋があった。
つまり左右に一番奥の部屋が存在するのだ。最初右の部屋だと記憶していたが部屋の中から声がするので

え・・・????違う???後ろを向くと逆側に部屋があるからここか!?

と・・・もうわからんから 気づかれないようにそっとカードを差し込んでみる。
赤ランプ。
いままでカードキーをさすと緑に光ってから開いたから赤はNGだと無知な私にもすぐに分かった。
ど・・どうしよう、中から声がする向こうの部屋にもとそっと刺すがやはり赤ランプ。
げ・・・ 逆側の奥か!?つまり自分がおぼってきた階段側・・・よく見ると両端に階段があるようだ。
実はこっちから階段を上がってあっちの奥に行ったのでは???と そちらに向かい歩いて行く・・・と
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

やばい!!!カードキーをさして それが赤で入れないなんんて事をこの人の前ではできない!確実に私、ヤバイ人間になる!!!
ここはひとまずインド女性と途中ですれ違うようにして向こうの階段から一度降りよう。

インド女性はどこかのドアをドンドンドンとたたき中に入っていった。

おじけづていた不審者な私は端までやってきて 一度階段で下まで降りてみた。

スタート地点はチャックインしたあの階段と同じことを確認。みんなが乗っていったエレベーターもここにある

その横の階段をまた4階まで上がり4のフロアに出る。

息をのみ通路奥までを見渡す自分。
とりあえずこれは・・・全部屋片っ端からカードを刺し試さないとならない。見当がつかないのだから。

まず手前を・・・赤ランプ2
その逆側・・・人の声がする・・・赤ランプ。
正直ね、私のような生真面目で心優しい、素晴らしき清い人間にはこのような犯罪者的な行動をするのは気が引けるのですよ。
やましい、後ろめたい気持ちでいっぱいなのですよ。
そして端の部屋が反応しないことへの絶望感も手伝ってかなり焦りが現れます。だって端の部屋なのだから。

でも先ほど向こう端にカードをさしたわけだから、この手前側の部屋もダメとなるともう絶望感しか残らず残された道は
犯罪者の全部屋にカードキーを指していくと言う恐ろしい行為。
見つかったらとにかくやばいのだが3部屋目を誘うとしていたところ・・・

向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

「げぇ!!!!」これはヤバイ!!!確実にヤバイ!!!先ほども部屋の前をうろつく不審者として一度見られてしまった。
逆側からまた登場し先ほどと逆側で対峙する形となってしまった!!!!

もう不審者極まりないはずの私。 焦ってはいけない、私の計画を悟られてはいけない!
全部の部屋にカードキーさしまくる女と言う実態を知られたら最後、通報、逮捕、強制送還だ。

そもそもなぜ全部の部屋にカードキーさしまくろうとしているのかと考えるだろう
誰かを殺害・・・?とかんがえるだろうか。
実は宇宙からやってきた!美男をスカウトする計画!なんて発想は出てこないだろうから
犯罪臭しかしないだろう!どう考えても!

インド女性はどこかの部屋をドンドンドンと叩き 入っていった。

私は今度はエレベーターで降りた。そしてまたスタート地点。ここは本館ではないのでロビーに人はいない、いても何語でなんといえばいいのかわからない。日本なら
番号忘れては入れない助けてくれと言えば私の名前か添乗員の名前で割り出されるがここはスイス。
英語で部屋番号忘れたって・・・今冷静になれば泣きそうな顔してそれっぽい英単語ならべたらいけるような気もしてきたが 
ここは別館なので人なんていない。
ローテンブルクの締め出しの時は添乗員さんの部屋番号がわかったから呼びに行けたが
今回はうっすら聞いていたがその番号と頼りに行ってドンドンドンしてきたが なんか違うぽっくてドンドンダッシュして逃げてきた。

時間はもう22時をとっくに過ぎていたはず。
もう端だなんだ言ってられない!!明日は5時起きの6時台に出発だ。
片っ端からカードキーさしていくしか道は無いのだ!!!
ふたたび4階に躍り出る。
さあ・・・一つずつさすぞ!!さっきもやったけど・・・。誰も来るなよ!!!と一つ目刺そうとすると・・・

向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

おおおおおおおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでいつもあっちから来る!?????????
何やってんだアンタ 何回も何回も!!!!!

って感じだがその時は自身のやましい犯罪意識によりそんな事は思わない
とにかく ヤバイという見られた罪悪感
何度も見られ
確実にあちらからは不審者以外の何物でもないはず。

インド女性からはきっと
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでいつもあっちから来る!?????????
何やってんだアンタ 何回も何回も!!!!!

だろう。
心優しき私はこの状況に耐えられず しかしすぐ後ろ向きざまに脱げることもできずにさりげないふりしてすれ違い向こう側に
何気ない顔で通って行ったのだがもうすでに手遅れの様な気もする。
すでに通報されているかもしれない。
監視カメラがあったらそろそろ監視員が出て来る頃だ。
何度も現れ人の部屋にカードキーさしているのだから

実はドイツでも一度ちょっとしたことで添乗員さんに電話したとしたことがある。
番号は履歴に残っている。機内モード解除して国際電話覚悟だ。
今回もうそれしかない

と携帯を取りだし例のインド女性とすれ違い様普通のしぐさで通りすぎる。
女性はどこかの部屋をドンドンドンして入っていった。

狭い通路に出て携帯を触ると・・・
け、圏外・・・!!!

おおおいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!

・・・やっぱりまた片っ端からカードキーさす?何気に両端2部屋にしかさしていないのだ。
ドイツ人・・・じゃなかったインド人に毎回妨害されたから。

もう一度くるりと向きを変えてその通路に立ち 2、3歩進むと・・・

やはり向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。

もうここからあとは言わなくてもわかるだろう、何度やっても結果は同じ。
部屋は赤ランプ、まず
向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現われるのだ。
もうこれ運命なのだ。逃れられない。

私は夜の外国の市街地へ出ることにした。
きっと市街地は電波が入るだろうと。

スイスと言うのは軍隊、核を持ち 男子は決まった年になると軍隊の訓練を受ける。
銃器はその後持ち帰るので実はどこのうちにも銃器があるのだ。
平和そうだが実は今回何かあったら一番危険なのはスイスだったりする。

各家の地下には核シェルターがあったり 何かあると地下から鉄柵がでてきたりと抜かりないのだ。

市街地は深夜沢山の人が居た。
観光客の様だ。安心なーとはやや違う感じになっていた。
やかましい中国人集団も群れもあり目立った。

暗闇にまぎれてその中国人集団のうしろに紛れ込み
集団の中の一人になった。

電波のつながる所へ来たので
ここから添乗員さんに国際電話。

電波がつながるとこーゆーのが来る、

こうして添乗員さんにつながると電話代が怖いので早急に用件のみを
重要部分だけ伝える
私「部屋番号忘れて電波のある市街地まで出てきたんです、インドの幽霊が妨害するので私の部屋番号教えてください」

添乗員さん「まって、かけなおす」
私の言い方がまずかったようで 変な風にとらえられ うまく伝わらなかった。
二回目の電話で 部屋番号がわからなくては入れないとだけ伝え 無事自分の部屋番号GET!
3階だった。
ここで思い知らされた。
ついつい海外の階段事情を忘れ4階まで上がったから4に囚われてしまった。自分の認識している1階は海外では0階なので4階分上がればそこは3階なのだ。

こうしてまた暗い夜道を迷惑っぽく見られていた騒がしい中国人群れを発見し
さりげなく後ろにくっつき
「しぇいしぇい~ ハオハオ」とか言いながら やかましい集団の仲間に撤してホテル近くまでやってきた。

無事3階の端の部屋に入れる。
時間はもう23時を回っていた。明日早いのに。そしてやたらに眠い。
しかし購入したポストカードに記入しなくては明日いきなり書いては時間が無い。
今日中に書かなくては。その前にちょっとトイレ言って来ようと トイレに行ったら・・・

なんでだ^!!!!!!!!!!!!!!
何度計算しても帰国後に来るはずの女性特有のそれが始めっている!!!!
遅れても早まる事はそう無い自分なのに明らかに早い!自分の世間一般の人より長い周期から言って早い!
でも念のため2枚だけは用意してきたが明日山の高いところへ パリも2日、帰国の飛行機とまだまだある

とりあえず1枚は夜使ってと・・・最悪だ!!!私は症状が重い方なのだ。
疲れ果てて精神的にもまいってこの体の事情に打撃。そんな中で眠い中描いたポストカードのメッセージ
友達から届いたよと写メをもらったが すさまじい書きなぐりの字
内容は トラブルがあったと。そんな事だけ。これもらってもうれしくないなあ
でもわざわざ遠いアルプスからきた手紙、大事にしてね❤

とか言った。

そんな大打撃のスイスの夜だった。

ちなみに添乗員さん
私が幽霊が出るから部屋変えろ!の意味ととらえたらしく
実は添乗員さんてこのテの要求には慣れている。
よくある話らしい、特に古城ホテル。

とある心霊サイトで添乗員さんが書いているでもやはりその手の話が多く
添乗員さんはそのテの部屋に追いやられることが多いそうだ。

しかしあの頃は心優しき女性な私は自身の罪悪感から何も考えなかったが
あとから思うとあの
「向こう側の奥から赤い豪華なサリーを身にまとったインド人女性が小さな女の子を連れて現れた。
ピンク色の寝間着を着た小さな幼女と真っ赤なサリーのインド女性。」
ってのもかなり怪しくないですか?

かならず どこかの部屋をドンドンドンして入っていく

そして私とは反対側通路から舞かい現れる・・・
まぁ向こうからしてもアジア女が必ず何度も向こう通路側から現れるわけだから今頃インドのどこかのスイス旅ブログでは

向こう側の奥からピンク色の服を身にまとったアジア人女性が現れた。
ピンク色の服で入りの白いアジアの女。
が連呼され
コメントに
「え、それ怖くないですか?まさか幽霊?」

「添乗員はそのテの事には慣れているニダ。よくある話ニダ。特に古城ホテル・・・」

「妄想乙」

なんてなっているかもしれない。