色々お散歩

ヨーロッパ好き乙女趣味な 旅写真・日常ブログです

2015年 フランスへ出発

2015年09月17日 01時43分12秒 | 海外旅行・フランス
今年も去年に引き続きフランスへ。
昨年、フランスの市内観光写真データが容赦なく、呆気なくパリで消え去り
ノートルダムの塔に登ってシメールを見る事を犠牲にし

またヴェルサイユ宮殿ももはや楽しむでもなく
写真を残そうとするでもなく
行った!という証拠写真を適当に撮ったにすぎないブレまくった天井画写真…

なんだか悲しみに沈んだような中で
それらを犠牲にしてルーヴル美術館の写真を撮ることに絞ったという
昨年はドイツ・スイス・パリ旅行というよりも
ドイツ・スイス・ルーヴル美術館旅行と言った2014年。

ここで執念とばかりに翌年に当たる今回もフランスへ侵略しようと試みた。

今年はバカンス時期を避けた9月。
お目当てはバカンスも終わり、パリで美味しいと評判のベルティヨンのメルバにマレ区に1店舗しかないショコラトリー、ジャックジュナン。
これを目的としつつも、これもあっさりと雨と足の怪我の前に無残にも敗れた…

何しに行ったんだって?
そう。そんなわけでこれから壮絶なる
無駄にあっけなく無気力なフランス旅行記2015年を記そうと思う。


昨年は初めての海外旅行、不安と緊張に押しつぶされそうになりつつも、早々と冬のうちから準備を始め8月 前日は緊張と興奮で眠れない、飛行機の中でも同じ。


そんなスタートだが
今回はやはり繊細な人間のため、不安と緊張に押しつぶされつつも
準備は全くせず。
親にも まだ準備しなくて大丈夫なのかと心配されたほどだ。
なんだか面倒くさくて荷物詰めたりする気力が出ないのだ。

また前日も緊張に押しつぶされる繊細な私のはずだが結構ぐっすり寝た。

しかし今回は21年越しに大好きなベルばらモードで盛り上がるために
行く前からベルばらアニメDVDを見ようと試みるも…

アニばら(アニメ・ベルサイユのばら)
大好きなのだが見るのが苦手という少し捻くれた感情を持っている。
ようは切なすぎるのだ。

特にアンドレ目線で見てしまう自分は…。

なんてしているうちに最初の方は安心して楽しく見れるのだが
途中がやはり気が重くなる…なんてしているうちに全て見る時間がもう無くなってしまっていた!!

ので最初の方、シャルロットの辺り、首飾り事件辺り…やや飛ばし気味で
黒い騎士、衛兵隊に入るあたりからラストまで

微妙にフェルゼン出てくるところを交わして観た(アンドレ視線でアニばらを見てしまう自分にはやはりこうしたほうが楽)

そんなへそ曲がりな見方で無事、出発前日の夜に最終巻を見るが
号泣!翌朝目が腫れると言う失態を犯す。

さて、出発は羽田空港。
羽田はさすがに楽だ。念のため早めにと始発電車にスーツケースを持ち込み出発。

出発72時間前からチェックインができる。
昨年は初海外で何もわからず、何もしなかった。お陰で後ろからイカツイ、ドイツ人の子供に延々とドカドカ蹴りを食らう羽目になりかなりのストレスだった。

今回はなるべく後ろのいない通路側!
と思うも、これもまたダラダラとしていた為、早い者勝ちのいい場所はことごとく取られ

一番後ろの窓際がある。
一番後ろは狭くなるため2座席しかない。
それ以外は全て3列席のど真ん中、通称生埋め地獄席だ。
いや、私が勝手に命名しただけだが。

生埋め地獄以外は2席の窓際しかない!
窓際だと隣に敵が通路を塞ぐことになるが
両サイド的に囲まれた生埋め地獄は嫌だ!!!

こうして最後尾の窓際を確保する。

こうして今回来たわけだが
チェックインしておいて何もプリントアウトしてなかったことに羽田空港で気づく。

去年は何もわからずにJALカウンターや空港の人に
「初めてなので何もわからないんですけど…」
なんて言うと色々教えてくれ
添乗員さんにもあってチケットを渡されたりしたが…

今回はその辺にいたJALの人に勝手にパリに飛んでけ的だった。

つまり 勝手にパリまで行っちゃうわけだ。
これ、前回このパターンじゃなくて良かった!!
そのJALの年季の入ったおばさんに
エコノミーはあそこで荷物預けてさっさと行け的な感じだったか
ふと、
なんとかカードはあるかと聞かれる。

マイルが貯まるアレのことだ。
存在は知っているがよくわからないから無い。

ないと答えると
作るか?と聞かれる。
面倒くさくて作らないが…一言

「フランス往復すれば沖縄県行けるくらいは貯まる」と言われた。

…!!!

小心者なので突然何かを言われてもクールにかわしてしまう癖のあるクールなカッコイイ私。

しかし内心、かなり心が動揺している…

そんなに貯まるのか…

昨年もやっていたら今回で沖縄県往復すれできるってわけだ。

クールに断り颯爽と荷物を預けに行くカッコイイ私。
しかし内心心が荒れに荒れて乱れている中で
お姉さんが荷物を預ける所で何か言う。

これら危険物は入ってないかと
絵を見せられ…
そんな中でも私の心は恋する乙女のように他のことが気になってしまっていた。


「フランス往復すれば沖縄県行けるくらいは貯まる」


「フランス往復すれば沖縄県行けるくらいは貯まる」

「フランス往復すれば沖縄県行けるくらいは貯まる」

と、突然お姉さんが
例のあのカードはあるかと聞いてきた!!

無いというと
先ほどの年季の入った貫禄あるおばさんと同じく
お作りしますか? と聞かれる

今度はあっさり頷いてしまった!
こうしてささっと書類を記入すると荷物を預け
カード関連の書類は一ヶ月くらいで自宅に届くと言われ

あとは搭乗口にさっさと行く。

ここまできたらもう安心!


しばらくの間安堵感から飛行機を見ていた。

かなーりの時間そこにいた。
周りの人も集まってきた。
みんなここからフランスへ飛ぶのだ。凄いなぁ…
日本人は時間に几帳面だから遅れてくるなんてのもあまり見ない…。

が、しかし!!!
な、なんと!!!今回のこの飛行機、少しだけ遅れたのだ!!

とっかの大バカ野郎が飛行機を送らせやがったのだ。
とんでもないバカ野郎がいたものだ。
5分から10分位だが飛行機出発を止めたのだ。

まったく、とんでもないヤツですよ、ええ。

ちなみにそれは誰かというとリフィとか言うハンドルネームを持った女でして。

その女の話をすると、こうです。
もうそろそろ、VIPな方から搭乗が始まるんじゃないかという頃になり

荷物を預けたお姉さんの入ったことが頭に浮かんだ。
これらの危険物はスーツケースに入ってませんか?
と、絵を見せられた。
そのスペースでスーツケースの中をあさるおっさんを観た。
きっと、持ち込んではいけないものを入れたので出していたのではないかと。

私はその時他のことに気を取られていたが…
あのスーツケースに入れて持ち込んでは発火の危険があるとされる絵の中の一つをスーツケースに持ち込んでいるではないか!!

ヤバイ!これはヤバイぞ!!!
でも今から?もう荷物は飛行機に入れられてしまっているはずだ!!

今から探して出せと言うのか?
飛行機が遅れるだろう、自分一人のために
ヨーロッパ行きの飛行機を遅らせるだとかそんな大事……

と、ここは諦めることにし、そういう場合どうなるかネット検索すると、あまりやらかした人は少ないようで大して出てこなかったが

カメラの中にリチウム電池を入れてスーツケースへ入れて
カメラごと壊れたと。

カメラは入れてないが←入れようと思ったがレンズが心配で止めた

予備リチウム電池が充電器に入れたままスーツケースに入っている。

充電器ごと壊れるのか?
じゃあ充電が切れたら終わりだ
しかしもうこれは諦めるしかない!
飛行機を止めるわけにはいかない。

しかし…
発火して引火して火災、墜落に至ることは!?

さぁ、どうする!?
充電器ごと諦めるか
いやでも、この人達を巻き添いに全てを諦めるケースへ至る可能性だってあるのでは…?

そんな事で受付にいるお姉さんに申し出たわけだ。
そういうわけだ。

搭乗はまだだが、まず私が特別に搭乗券を渡し機内へは入らず、CAのお姉さん達がわらわらとお仕事している所で待つ。

わりとすぐスーツケースは発見されてそこへ来たのだが
私一人でそれを開けることは許されない。
必ずセキュリティ関連の人物の立会人が必要となると。

確かにその通りだ。一度セキュリティを通った荷物を個人が勝手に開けたらどんな区細工も出来てしまう。

ごもっともなので立会人を待つがなかなか来ない。
そんななかVIPな順から搭乗が開始されていき
貧乏席も入ると、遅れてくるダッシュ組みが後の方で息を切らせて入ってきた。

それらを見送る私。

そうして男性2人が来た。1人はスーツ姿の人、もう一人は若い作業員的なお兄さん。

CAのお姉さんも私も飛行機を送らせているわけだからかなり焦りに焦っているが

この作業員的なお兄さん1人は、自分が搭乗しないもんだから 事の重大さやあせりの空気をまったく感じておらず
のんきに穏やかにしている。

お客様のお荷物を触るような手つきで触って切るのを見て
「わたしが開けてもいいですか!?」

と言いながらも 豪快に
バターーーーン!!!と、スーツケースをひっくり返すと
ズバーーーー!!!
と開ける!!
わりとすぐに充電器に収まったリチウム電池が発見された。

それを鷲掴みにすると
すると呑気なお兄ちゃんは

「あ、充電器の方はスーツケースに入れてもらっていて大丈夫ですよ(^ ^)」と。

いや…そんな場合じゃないんだ!
横では私のスーツケースをお姉さんはもう勝手に締めている。

スーツの男性はそれも手荷物で持っていって平気です。と横から言うので
バッとバックに押し込むと
お姉さんはスーツケースを持って バーッと飛び出ていく。
私も「ご迷惑おかけしているすみませーー」とか叫びながらダッシュで突っ走って行く。

お兄ちゃん、呆然として立っている。

それらの事は乗っていくお姉さん方には全て連絡が入っているため、最後の搭乗者の私待ちと言うことになる。

走っていくと
入り口でお姉さんが乗るお客様に挨拶するあのお姉さん、
来やがったな!こんクソアマが!

と思っただろうが、やはりプロ。
顔は笑顔を絶やさらない。

「お席はどちらですか?ご案内します」と。

さっさと座らせて飛行機を出したいのだろう。
当然だ。だが
「一番後ろです!」と叫びなら走って通過!

そう、まず迷うことない最後尾だ。
私がそこへ着くと2席の通路側は体格の良い男性が座っていた。

きっと、ラッキー、隣居ないぜ!
足乗せられるぜ、横になれるぜ、俺ラッキー!!
とか思っていただろうから

残念だったな…。
お前の有意義な時間は終わりだぜ。

とばかりに立たせて奥へと座る。


りんごジュースと、おかき

機内食は寝たふりで交わしながらもお菓子と最初の飲み物だけはちゃっかり貰っておいた。

離陸から約2時間後の景色
ハバロフスク辺り




ハバロフスクを少し通過


沢山の雲の下には影ができることがわかった。
そうか、これが曇りなのか…
当たり前だが上から見るとまた違う


機内食ら二回出るが
2回とも寝たふりでスルーした。
どうせ食べれないし。

しかしまったく食べなくても吐き気を催すので
中間で出てきたパンはもらう。

カレーパンの味がするがカレーは入っていない。
半分食べるのみにしたほうが体に良さそうと思うものの、つい一個食べてしまった。

北欧
バルト海の辺り

島も見える

こうして去年よりは楽に到着した。

パリの空港で添乗員さんと他のメンバーの方たちと合流。
今回も一人参加は自分一人。
この瞬間から翌日の昼食までの間が苦手だったりする。

特にこの到着時はみんな疲れ切ってるのもあり、各自の連れと話す以外は全く他に気を使うでもなく何でもなく。

考えてみれば当たり前だが
敵の中に1人の疎外感を一番感じるのが到着時なのだ。

去年は初めての異国への入国と言うことであんなに心配だった入国審査。
フランスは緩いといううわさは聞いたが・・・

フランス入国審査は本当に緩く、私の顔もパスポートすらも一度も見ることは無かった。
本当に一度たちとも私の顔もパスポートも見ずに隣の人と雑談しながら スタンプだけは押していた。

うん・・・違法入国もできそうだなと思った。

今回はフランス人もいるので夕方の道路はいつも渋滞していた。
ホテルまでだいぶ時間がかかった。

オペラ座の裏側
シャン・ド・アンタン・ラ・ファイエット駅の直ぐ。駅名の読みが当たってるかはわからないが
ラファイエット通りだ。

時刻は現地時間の9/16 19:00
空はまだまだ明るい!
この日は水曜日。スーポーの買い出しにも行きたい、ルーヴル美術館も夜間まで空いている日なのだ。
予定では狙っていたが…

凄まじい眠気っ!!!
倒れ込んで今にも寝たい!!
日本は深夜2時。

15分だけ寝ようとかそんなん
やっていて3時間くらい寝てしまったり。

ホテルにはありがたいことにポットが!
紅茶やお菓子があり美味しい!
このフルーツケーキは毎朝の食事になった。

持ち歩き用にフルーツ烏龍茶を作るも
結局持ち歩かなかった。

こうして9/16の長い1日が終わる。

次回・市内観光

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