こんにちは❗


1haに3,500本から4,000本植樹し、それでも定植するまでに2、3年かかる。

階段、壁板全て欅の一枚物。厚さも4cmはありそう。。。気になって奥様に伺えば、建て替える前の建材を使っているとの事。

下駄箱の戸だけ新調したとの事で、白い木は白樺。年数がたつほど白くなるのだそうです。
本日もお立ち寄りくださいましてありがとうございました
深夜に投稿したブログ
森林女子ではなくて…林業女子でした😰
先ほど読み返して
❓
なんか変?😅
失礼いたしました。訂正します。

昨日の予定はこんな感じ( *´艸`)
とても、9時に徳島県の夏子ダムまで行く気力と山林歩く自信がなかったので、お昼のランチミーティングから参加❤
篤林家(とくりんか)という言葉も今回初めて知りました
先祖代々林業を営んでいる山林所有者の事のようです。
ランチ会では、わいわいガヤガヤ
ちょっと変わった女子トークで盛り上がり
午前中、篤林家東川林業のお山でスイッチバック作業路や間伐材の搬出を見学したとの事で、午後からは高松市内の東川邸に移動し、自分のお山から切り出した桧のお家見学と、林業経営のお話
パワーポイントでまとめてくださっていて、とても分かりやすい✨
良く講演や説明会もなさっているとの事

1haに3,500本から4,000本植樹し、それでも定植するまでに2、3年かかる。
ウサギや鹿などの食害もあり、抜けたところは補植するのだそうです。
吉野杉の篤林家さんは、東川さんの3倍ほど植樹し、幼木のうちから、発育の良し悪しで間伐していくので、植樹、間伐共に相当な手間と経費がかかるそうです。
手間をかけただけ価値の高いよい木になるのがわかっていても、将来の為の投資。
サイクルが40年から80年と長いこと。
その間自然災害もあれば、
輸入木材や加工資材との兼ね合いなど、需要と供給の問題で難しい
加えて、林業従事者の高齢化
定年が68才でまだ早いほう❗と他の森林組合に勤める女子から伺いビックリ。
若い人の林業従事者が少ない現状
そう言えばランチ会で、80過ぎのお兄さんがまだ働けると契約更新にやって来て、もうそろそろ引退を…と言いつつも仕事をお願いしなければならない。怪我が怖いと明るく仰っていたけれど、良く考えたらすごい事。
東川さんの所は、72才の東川さんと40代の息子さんと二人で120haを管理しているとの事。
それでも林業だけでは厳しいそうで、時間と人手不足解消のために、かなり特集な機械を導入して、機械化しているそうです。
間伐作業も、定性間伐と列状間伐という方法があり、一長一短。
間伐とは、一定面積当たり適正な本数にするため間引く事。
定性間伐というのは、育ち具合や曲がり具合など木の状態を見て間伐する事。
手間と経験が必要で危険が伴うけれど、日当たりも良くよい木が育つ(値が高い)
列状間伐は、定期的に1列づつ間伐し、最終的に3分の1に減らす方法。
安全で効率的。経験も必要ないけれど、山の向きによっては日当たりに差が出る。
均一に日光を浴びないと枝の張り具合に差が出て、幹が歪に育ち商品価値が下がる。また、発育の悪い木、弱い木も間伐されずに残るので、それも価値が低い。
香川県の林野庁は、効率的で安全な方法である列状間伐を推奨しているけれど、東川林業は定性間伐に拘っているのだそうです。
理由は、価値の高い木を作るため。また先祖からそうしてきたからと仰っていました。
併せて120haと仰っていたので、それぞれの区画ごとに、植樹、手入れ、間伐等の記録を残し、数十年のサイクルをきちんと回していくために、データ化して管理しているとの事。
林業も変わりつつあります。
AIの進歩で人の代わりに作業する林業ロボットも出てくるでしょう。
東川邸の増築したリビングは総桧造り
施工は宮大工の方々
金気の釘を使わず、組み手や木の釘?楔?の方法で組み上げているらしい。
貴重な宮大工の技術がつまった贅沢なお家だけど、できあがってしまったら素人の女子達にはわからない…
部屋の内装見て
キャー素敵❗凄い🎵
ここに住みたい💕としか言えない(笑)
でも…期待した木の香りがしなかった…
建ってから時間が経っているせいなのか、それとも塗装のせいか…
それが少し残念でした。
お部屋の中よりも、私が気に入ったのは階段と、下駄箱の戸
許可を頂いてお写真(笑)

階段、壁板全て欅の一枚物。厚さも4cmはありそう。。。気になって奥様に伺えば、建て替える前の建材を使っているとの事。
宮大工の棟梁が捨てるのはもったいないから使いましょうと、言われてここに持ってきたの。壁板は廊下だったかな?との事。50年ほど昔の物だそうです。
反りも傷もない。(ФωФ)

下駄箱の戸だけ新調したとの事で、白い木は白樺。年数がたつほど白くなるのだそうです。
「戸を入れ換えて欲しいと言ったら、こんな象嵌までしてくれた」と仰る言葉で、ふとあることを思い出しました
最明寺のご住職の言葉。
「捨てるのは勿体ないから、残しましょうと、棟梁がここに嵌め込んでくれた」
「宮大工の棟梁が片手間で彫ってくれた」
宮大工の棟梁…一瞬同じ人のような気がしました(ФωФ)
まさかね(笑)
本日もお立ち寄りくださいましてありがとうございました