戦闘モードの世の中を生きるトリ

見た目もチキン、脳内もチキンなトリが失敗と愚痴を言いながら殺伐としたこの世の中を考え学んでいくブログです

帰省したら「さっさと帰って」/青森市の民家に紙投げ込まれる

2020-08-12 11:30:33 | 日記

こんにちは、トリです

昨夜も例のアレで睡眠不足です

 

(引用:帰省したら「さっさと帰って」/青森市の民家に紙投げ込まれる/東奥日報Web 2020年8月9日 )

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/392407

墓参りなどのため東京都から青森市に帰った長内和雄さん(64)の生家に「何を考えてるんですか?」「さっさと帰ってください!!」など、帰省をとがめる内容の紙が投げ込まれた。

長内さんが玄関先に落ちていた白い紙を見つけたのは7日朝。ごみを捨てに行こうとしていたところで、丸めて捨てようとしたら「なんでこの時期に東京から来るのですか?」「安全だと言いきれますか??」などの文字が目についた。文章は手書きで匿名。すぐに警察へ通報した。  都内に住む長内さんは5日に帰省。7月末までに2度、自主的にPCR検査を受け陰性だったという。8日の取材に長内さんは、「(紙を置いていった人が)考えるほど(自分は)無神経ではない」と憤った。今後さらにお盆の帰省者が増えることに触れ、「青森に来る人が嫌な思いをしないよう、相手の気持ちになって考えてほしい」と訴えた。」(原文まま)

 

↑ 8月10日くらいから、このニュースが全国のニュース番組やニュースで取り上げられ、ネットでは賛否両論の意見が書かれていつようです

 

トリもコロナ禍で東北の温泉・・・特に家族風呂の多い青森県へ温泉に入りに行っています

家族風呂に行く場合、多くは電話予約が必要で、トリも電話予約をしています

トリは渡り(転勤)鳥で、トリが話す言葉は訛(ナマ)りのない標準語のため

温泉の方から電話口で「他県の方はお断りしています」と言われたこともあります

今まで電話口でも事情を話せば理解していただけた温泉施設もありましたし、説明しても難色や理解してもらえない所もありました

6月19日以降のコロナ禍で東北を回りましたが、秋田県と岩手県では他県ナンバーの車の窓に「〇〇(岩手・秋田)県在住です」「県内在住」の貼り紙やステッカーを付けた車を見ましたが、青森県・(天童・村山など)山形県・宮城県・福島県では見ていません

もちろん青森の温泉施設でも車の他県ナンバーのいわゆる「他県狩り」に遭ったことは一度もありません

 

 

 

<駄 文>

上記のニュース記事で「田舎アレルギー」になってしまわれた方もおられると思います

田舎に限ったことではありませんが、田舎にもマスク着用や手洗い・アルコール消毒を徹底しているヒトもいますし、高齢で歯がヤニだらけの肥満でいかにも持病持ちそうな見た目でもマスクもしないスーパーや飲食店の入口で手指のアルコール消毒もしないで咳やくしゃみを豪快にしている無防備なヒトもいます

これと同じで他県民に理解があるヒトもいれば、残念ながら「他都道府県民=コロナに汚染された人」と思っているヒトもいます

 

ただ解(ゲ)せないのが・・・・下記のニュース記事です

 

(引用:青森で20代女性が感染 都内に滞在歴 / 河北新報 2020年07月11日 )

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/202007/20200711_23004.html

青森市は10日、茨城県在住で派遣型性風俗店従業員の20代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は仕事で同市を訪れ、約30人を接客した。県内の感染者は計29人となった。また、市は9日に感染が分かった60代男性は開業医で、感染が判明する直前に計590人を診察、健診していたと明らかにした。
 女性は3日、東京都新宿区のホストクラブを利用。4日に青森市に移動し、8日まで働いた。発熱があり、9日に市内の帰国者・接触者外来を受診して陽性が判明した。市は接客した約30人と同僚5人を濃厚接触者とみているが、客の特定は困難だという。

開業医の男性は3~5日、息子や娘に会うため東京都内などに滞在。8日夕から微熱があり、9日に喉の違和感を覚えたため市内の医療機関を受診した。6~9日は自身の診療所で240人を診察。8日は市内の高校で生徒350人を健診した。フェースシールドなど防護対策は取っていた。
 濃厚接触者は家族と7日に会った知人の計6人。診療所のスタッフ7人を含めPCR検査を実施する。診察、健診した計590人に連絡を取り、健康状態の確認を進める。」(原文まま)

 

(引用:青森・開業医感染 市、病院名公表せず/「プライバシーに関わる」/ 東奥日報Web 2020年7月11日 )

https://www.toonippo.co.jp/articles/-/378581

新型コロナウイルス感染が確認された青森市の60代男性が営む医療機関名について、同市は「感染防止に必要な項目は公表するが、それ以外のプライバシー等に関わる項目は公表しない」として、明らかにしていない。男性が健康診断を行った高校名についても同様の対応で、4月に医療機関名を公表した八戸市とは対照的となっている

青森市は10日に発表した男性の行動歴の中で、男性が6~9日に自身の医院で診療業務を行い、8日に「高校の校医」として健診を実施した-などと説明。

小野寺晃彦市長は、記者会見で医療機関名を非公表とする理由について「不特定多数の人たちが訪れる施設であれば、公表も考え得るが、今回は全ての人を特定することが可能なので、こういう対応を取る」と述べた。

 また、男性の健診を受けた高校生350人に対して市が健康観察を行うことになったにもかかわらず、高校名を公表しないことについて、小野寺市長は「人数と感染の内容は直接関係しないが、不安に思う人たちもいると思う。(対象者には)教員と手分けしながら、本日のうちに連絡したい」と理解を求めた。

 男性が経営しているとみられる医療機関には10日、「休診とさせて頂きます」との掲示板が出されたが、通常なら診療日のため知らずに訪れた人も。30代女性は「なんで急に休診なのか。電話してもつながらない」と困惑気味。別の60代男性は「病院名は公表すべきだ。自分が診察を受けた所かどうか、いち早く知りたいと思うのが普通では」と話した。

 県内で開業医が感染した事例としては、八戸市が4月に「どの医療機関か市民に不安が広がる恐れがある」として、本人の了解を得た上で公表したケースがある。

▼地域外来「影響ない」/市医師会副会長 医療態勢も現状維持

 青森市の開業医が新型コロナウイルスに感染したことを受け、感染疑いのある人たちを診察・検査する同市の「地域外来・検査センター」の運営に協力する同市医師会の近藤博満副会長は10日、この開業医が同センターの業務に関与していないことを明らかにした上で「今後の受け入れ態勢に影響はない」と説明した。

 同市医師会は、地域外来(市急病センター)と検査センターに医師を毎日2人ずつ派遣しているが、近藤副会長によると、感染した開業医はローテーションに加わっていないという。

 市は開業医が自らの医院で診察した240人と、市内の高校の健康診断で診察した350人を健康観察し、必要があれば地域外来を受診してもらう方針を示している。受診者数が増える可能性もあるが、近藤副会長は「現時点で受け入れ態勢に相当数の余裕があり、医師の数などを大きく変える必要性はない」と語った。

 また、開業医は原則として診察時にマスクやフェースシールドを着用するなど感染防護策を万全にしており、自らの医院での診察や高校の健診では「感染が広がる可能性は低い」との見方を示した。」(原文まま)

 

実は上記の茨城県の女性(他県民)と青森市の開業医(地元民)のニュースは、ほぼ同時期に出たのですが、青森市の開業医のニュースは2日間ほどでピタッと鎮火して、茨城県の女性のニュースや追跡は約1週間ほど地元のマスコミ報道が続きました

事の重大さを鑑(カンガ)みれば、約30人に飛散させるよりも、およそ600人ものヒトにコロナウイルスを拡散した方が明らかに重いのに、この開業医については全く追跡調査の情報が報道されていません

青森市がプライバシーと言うのであれば、茨城県の女性にも当然プライバシーはあるので「公表されない権利」もあると思います

一方は「プライバシー」で片付けられて、もう一方はプライバシーを根掘り葉掘り追跡されて、それを公(オオヤケ)のもとに公表・拡散されて・・・あまりにも不平等で、今でもトリはモヤモヤしています

 

 


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