こんにちは、トリです
興味深い記事を発見しました
(引用: “コロナ疲れ”一番のストレスは何ですか? 400人アンケート結果は… / SPA! Yahoo!ニュース 2020年<time>5月17日 8:52</time>配信 )
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8b40ef2998f625a11e4b6d16a9a4af9f3694237
「まだまだ油断できない新型コロナウイルス。その影響は“感染”せずとも一般家庭の人々にしっかりと及び始めている。妻との軋轢や育児に疲れ果てる者、帰宅難民と化す者、子供を奪われそうになる者……。今、多くの人の“コロナ疲れ”が臨界点に達しようとしている。テレビでは報じられない、名もなき被害者たちに迫る!
一般家庭を襲う“コロナ疲れ”の正体
新型コロナウイルスの感染拡大や自粛要請によるコロナ不況が騒がれるなか、水面下で問題になっているのが「コロナ疲れ」とも呼ばれる精神面への大きな負担だ。
東京大学で計算社会科学を研究する鳥海不二夫准教授によれば、3月下旬の小池百合子都知事の「感染爆発の重大局面」という発表以降、ツイッター上では「疲」や「ストレス」などの単語を含む投稿が急増。これは、長引く外出自粛要請などで、人々の疲労感が増していることが背景にあるという。
今回、取材班が全国40~50代の男性会社員400人に実施したアンケートでも、Q1の「今回のコロナショックではどういった面への負荷が大きいか」について7割以上が「精神面」と回答。多くの中年会社員がコロナ禍で神経をすり減らしていることが鮮明になった。
Q1.今回のコロナショックではどういった面への負荷が大きいですか?
・精神面 70.5% ・金銭面 23.3% ・肉体面 6.2%
「これらの“コロナ疲れ”は、まさに“コロナ適応障害”とも呼べるものです。感染の恐怖や環境の変化に対し、理解や感情を整理しきれず、仕事や生活に支障が出てしまっている状態と言えます」 そう語るのはこれまで数多くの会社員のメンタルケアに携わってきた心療内科医・海原純子氏だ。
「これまでは悩みの種となる“環境”を変えることで改善を目指すのが適応障害の主な治療法でした。しかし、今回のコロナは環境としては変えようがない。不慣れな在宅勤務や、家族全員が在宅することによるストレスが話題になっていますが、これらの環境も外出自粛要請下では変え難い。そのため、多くの人が解決法を見いだせず、精神的に追い詰められているわけです。こういった状況が続けば、日常生活に支障をきたす“鬱”に至る可能性もあります」
ストレスや不安の種は長期的視野の欠落
家族や自分自身が感染することへの恐怖も「コロナ疲れ」の要因のひとつだ。
実際、Q2の「今、最も不安やストレスに感じていることは何か」の結果を見てもわかるように、半数以上が家族や自分の「コロナ罹患への不安」が一番のストレスだと答えている。
Q2.今、最も不安やストレスに感じていることは何ですか?
・新型コロナ罹患への不安 50.3%
・不景気による失職や減給 18.3%
・不慣れな在宅勤務 11.0%
・巣ごもり生活による家計圧迫 7.8%
・子供の受験や就職に障害 5.3%
・妻子と過ごす時間の増加 2.8%
・親しい友人らとの交遊の減少 2.3% ・その他 2.2%
SNS上で人気を博す精神科医・Tomy氏は「こうした周囲への疑心暗鬼の状態も精神の不調や家族間の関係悪化に影響する」として、こう提言する。
「そもそもネガティブな考え自体は悪いものではありません。むしろ、不安に対して適切に対応策を練ることがコロナ禍を生き抜くためのカギ。今、コロナの治療に当たっている医療関係者も“いつか自分も感染する”と思っている人が多いはずですが、彼らは“自分が感染した場合はこうなるからこうしておこう”と道筋を立てているためパニックにならない。一般人でも、最初からある程度、最悪のケースを想定しておけば、心の中で覚悟が定まって無用のストレスも小さくなるはずです」
Q3の「緊急事態宣言が延長する場合、あと何か月まで精神的に耐えられるか(4月20日時点)」への回答は「すでに限界状態」と「あと1か月」の合計が半数を超え、多くの人のストレスが臨界点を迎えているのがうかがえる。 「このケースでも、有効なのは腹を括ること。“この状態はもうしばらく続くだろう”と、長期戦を覚悟することでストレスを軽減でき、自分がこの状況下で何をすべきかが見えるようになる。そのすべきことに集中すれば“コロナ疲れ”は感じにくくなります」(Tomy氏)
Q3.緊急事態宣言が延長する場合、あと何か月まで精神的に耐えられますか?(4月20日時点)
・1か月の延長 40.3% ・3か月の延長 23.5% ・半年の延長 20.3% ・すでに限界状態 13.0% ・その他 2.9%
“コロナ疲れ”に打ち克つための心構えとは?
“不安”と向き合うには、どのようなことを肝に銘じればよいのだろうか。海原氏はこう語る。 「コロナショック下での適応障害については、環境を変えるという選択肢は難しい。今回のような場合は“自分の考え方や行動を前向きに変える”しかない。3・11の場合でも“この現状の中で自分にできることは何か”をきちんと前向きに考えられた人が、鬱に陥らずに切り抜けることができました。これを探せるかがカギとなります」 具体的にはどのように考え方をシフトしていけば良いのだろうか。
「例えば先のアンケートのQ2でストレスの要因として多くの人が挙げていた“感染への不安”については、ちゃんと予防を徹底しているか? ほかにできることはないか?と、冷静に考えて行動に移すことが大事です。
また、予防のためのルールをきちんと設けた上で、“ここまでやってもダメだったら仕方ない”と、ある程度までシステム化したら考え込まないことも重要です。例えば、ステージ4のがん患者さんでも、がんの深刻化が判明後も、その状態で継続できる仕事や、受けられる支援を前向きに考えて動くことで不安な気持ちを乗り越えられる人がいます。投げやりになってはいけません」 Tomy氏もこの絶望的な状況下で前向きな考え方にシフトする方法として、目先の生活に集中することを挙げている。
「この絶望的な状況下では、先の不安を考えすぎるのはナンセンス。いっそのこと、目先のことだけに集中するほうが自分の心は守れます。感染症対策もそうですが、普段の食事や入浴をルーティン化させつつ、今日はどう楽しむかについて考えることも重要です」 それでも将来について考えておきたいなら、海外のコロナに関する情報を積極的に仕入れることがおすすめだとTomy氏は言う。
「中国や欧米など海外で起きたことは、その後の日本でも起こる可能性が高いもの。これらを把握して、今後起きることに対してある程度の覚悟を持つ、というのも一つの手です」
海原氏は体を動かすことの有効性についても太鼓判を押す。 「少し体を動かすだけでも気分は変わります。ストレッチなど、簡単なボディワークをするだけで構いません。一人での継続が難しいなら、職場の同僚と雑談がてらZoomで一緒にやるというのもありでしょう」
【心療内科医・海原純子氏】 ’52年生まれ。医学博士、心療内科医、産業医として活動。『男はなぜこんなに苦しいのか』、『こころの深呼吸 気持ちがすっと軽くなる』など著書多数 【精神科医・Tomy氏】 ’78年生まれ。コラムニスト。著書に『精神科医Tomyが教える1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』がある。Twitterでも生きやすくなるアドバイスを発信中 <取材・文/週刊SPA!編集部 イラスト/神林ゆう> ※週刊SPA!5月12日発売号の特集「[コロナ疲れ・鬱]解消法」より ―[[コロナ疲れ・鬱]解消法]―日刊SPA! 」(原文まま)
<駄 文>
上記の記事で ”体を動かすことの有用性~”・・・とのことですが
トリはコロナ前からお風呂のときにストレッチやスクワットをしています
「体が温まっていない寒い状態だと腱や筋を負傷する」と体育の時間に先生から耳にタコができるくらい言われていたので、シャワーをしながら運動をしています
浴室が暖まった状態でのストレッチはホットヨガみたいな感じです
恥ずかしながらトリは・・・・たまに負荷を掛けすぎたり、長時間やりすぎて”のぼせ”てしまいます
お風呂でストレッチ・スクワットを始めて結構経つのですが、まだまだ自分の体(体調・コンディション)と上手にお付き合いすることができず、のぼせたり、物足りなかったり、”ちょうどイイ”を見極められずにいます
これが『ピタリ』と来るまで日々研究です