おはなしきっき堂

引越ししてきました。
お話を中心にのせてます。

平凡

2023年01月27日 | 絵日記


これは、あかん。
昨日、ふいにそう思った。
それで、今日から少し歩こうと思ったら、また雪が降ってきたので明日から・・・と引っ込んだ。

今日は、そこまで積もっていないし、昨日もそこまでではなかったが、何より気温が低かった。


これ、昨日の朝の気温。
このあと、マイナス6度を超した時点もあったよう。
この観測所は、近くなんだけどまあ池近くであまり建物のないところなので、住宅地のうちとは若干違うかもしれないけど。

とりあえず心配だったので、夜中に何回か水を出す。
特にお湯・・・給湯器の方。
テレビでも言っていたけど、こっちの対策が必要だと。
うちは10年前にこの給湯器に変えた翌年に凍ったことがあり(多分それまでのは管があまり出てなかった)、それから管をしっかり防寒しているけど、念のため夜中に何度か目が覚めたときお湯の方を出してみたりした。
管の防寒は、アルミの保温シートを巻き付けその上からプチプチも巻いている。
12月にガスの点検に来た人にも聞いてみたけど、これでOKらしい。
ちょろちょろと水を出しておくとか(これは別の意味で気になるのでうちはしてない)、お風呂のお湯は抜かないと言うのも見た。

まあ、まだ次の寒波は来るらしいが、これほど冷えることはないよう。
とりあえず今回もセーフという事で。

無理やり膝に乗ろうとしているコブちゃん。
これも動かない原因・・・という事にしておこう。


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朝ドラを最近見ている。
下町の中小企業と言うのが懐かしく。
今、リーマンショック後をしていて、解雇した社員を呼び戻しているが、実際私が働いていたところも、あとで人材不足になり声をかけられた人も多い。
数人は戻ったようだけど、大半は戻らず。
正直、遺恨が残らないはずはない。
生活がかかっている人を中心に残したようだけど、最後に言った経営者の言葉がひどかった。

私に関してはすぐ後に自分で言うのもなんだけど「出来る人をやめさせないと駄目だった」と言っていると言うのを他から聞き(これは私をだしにした外向きのアピールだな)、実際にうちに来てほしいと言う熱心に言ってくださる会社が何件かあったけど、もうその前からこの会社というか業界が嫌で辞めたかったし辞めると暗に言っていたので戻るなんて考えられなかったけど。
リーマンショックで職がみんなないと言っている所で来てほしいと言う会社があるのは贅沢だと妹に言われたが。
自分は結構出来ると「思いあがっていた」のでショックだったのはショックだった。
だから同じような職に就くのは嫌だし、そこにいけば自ずと元会社にかかわらないと駄目だったので、ありえなかった。
いろいろな背景があるのはあったので、今考えると仕方がないことだと思うし私にとってはその後の人生のかなりの転機になったのでラッキーな事だったのだと思う。
たまたま出会った人の相談に乗ったこともあったが、もう前の会社の事をボロカスに言っていた。
「次に行ってください。もうすっぱり切って」と言ったと思う。
残った人たちも大変だったし、私自身はかなりいい転機になったので、この人みたいに正直恨みはない。
それに残った人が、出来る人だったと言うのではない。
朝ドラでもそんなシーンがあったけど、銀行からの各部署何名減らせと言う指示。
確かに私には収入はおとーさんのがあったけど、その後大変だったが、後々考えれば私に関しては辞めない方が大変だった。
会社や同僚は大変だったと思うが、ただ私の場合は経営者と上司には遺恨はある。
絶対に戻らない。

それに比べてさすがはドラマ。
さわやかな。

最近、あった人から私がもう2度と会いたくないと思っている上司ももうすでに退職したと聞いた。
この人はかなり会社と役職に固執していた人だ。
異常なほど。
でも、何も思わなかった。
まあ、そんなものか。

これ見て思い出したのだけど、15年前ぐらいに書いた私のショートショート。
この話私は結構自分で気に入っている。

このあとどうなったのか?
結局主人公は、会社の神様を手放せなかっただろう。
リーマンショックをなんとか乗り切り、家族と従業員を守る。
事業を大きくしなかったのも乗り切れる要因になったと思う。
子どもは大きくなり、先を見込めない家業は継がないと言って出ていく。
年齢が行き、もう会社自体を自らがたたむことになったときに、この会社の神様と語らう。
「ありがとう。さようなら」と。

平凡に生きるのはなかなか難しい。
このころの私のテーマだったが、やっぱりそれは継続している。

ちなみのこの会社の神様のイメージは、吉本新喜劇のMr.オクレ(ミスター・オクレ)だ。



こんな感じ。

ラーメンの神様は中華っぽい衣装を着た仙人のような感じ。(イラスト間に合わず。機会があったらまた描こう)

このあと神林はどうなったのか?
最近見たテレビで、ラーメン激戦区で生き残っているお店をみた。
ほんのわずかだ。

神林は自分の味を追求して、町中華として残っているのか?
それとも、会社勤めのノウハウを生かしチェーン店を展開して成功しているのか?
それとも新たな神様と出会うのか?

考えるだけで面白い。

それではまた来週に。
来週も火曜日・金曜日の更新です。


コメント (2)
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