今年も残すところあと数日となった。
本当に何て言う1年だったと思う。
ただ、それでもそれなりに楽しくは過ごしてきた。
前半はこんな事(お向かいが新築工事だった5か月間弱)
があったのと緊急事態宣言で庭にも出られない状態だったので、精神的にちょっときつくて、本も読めない状態になったけど、後半は自分で対処が出来るようになり、比較的安定してそれなりに楽しく過ごせたと思う。
昨日は、最後の買い出しにおとーさんと。
早くに出かけたので、どこもそんなに混んでいなかった。
結構使ったよ。
また蟹も買って昨日食べた。
ぜいたくね。
前回買ったのよりおいしかった。
こんな「贅沢」が出来る日が来るとは!って感じだけど、ひとによっては贅沢じゃないだろうなと思う。
年賀はがきを作り作成していたんだけど、いつのまに1枚63円という値段になったんだと思う。
年々減らしてきて、今年は25枚前後。
もう数年したら、今年は出しません宣言をしようと思う。
スマホなどで挨拶を済ませる事も多くなったし。
63円ってね、スーパーで安売りのジュース買えるし、結構いろんな物買える。
すごくいろいろと節約していた時に・・・と言うかせざるを得なかった時に、もう出さないでおこうと思った。
その分で、他の物買えるし。
しかし、数人から安否を心配して連絡があったので翌年から枚数を減らして復活。
うちの場合、「貧困」ではなかったとは思う。
貯蓄は多少はあった。
保険も貯蓄型のだったので、解約すればそれなりにあった(一部掛け金や契約は見直した)
でもその時は、リーマンショック後で私は失業し、おとーさんの給料は激減し、高校生受験を控えた息子がいて、その高校が受かった後の3年後は大学受験が控えている。
私自身の雇用保険がすぐ出たので、しばらく余裕だと思っていたらおとーさんの給料が激減。
就活するもまずないし(本当にこの頃なにもなかった)、パートで働くより雇用保険の方が多くてしばらくは家でがっちり節約する道を選んだ。
でも、その後もなかなか就職はなく、他にもいろいろと起こりおとーさんの給料が少し戻った事で、お金を使わないで家に居ると決める。
息子のためにおいているお金や保険は自分たちの今後の為なのでそれを使うわけにはいかない。
それと自分の経験から一つ踏み外せば、息子の生涯の収入に響くと思った。
家は売って引っ越すことも考えたけど、ボーナス返済をのぞき毎月のローンは、賃貸を借りるより安かったし、引っ越し費用がなかったしその賃貸借りる頭金もない。
一旦、貯蓄を崩せばきっとズルズルとなると思った。
私はずっと勉強がしたかったのよ。
今、自分で学の無さをたまに痛感するときがある。
独学で学ぶことも限界を感じるときがある。
高校卒業後、2年働きそれをもとに夜間のデザイン学校に入り直したけど、やはり大学に行きたかった。
私によく似た息子には、私のような思いはさせない、自分の親のようになってはいけないと決心した。
それが「超節約生活」につながる。
一方で、ザルのようにお金が漏れて行く夫(おとーさん)の修正もしなくては駄目だった。
これは、まだ未だに修正が完全にできていないが、息子を大学に行かせ(大学院まで行ってしまったが・・・)ほぼ目標は達成できた。
家のローンが終り驚くほど生活は楽になった。
なんてったって蟹買って食べられるのよ(笑)
世の中には、経験しないとわからない事がある。
だから、私自身は本当の意味での貧困と言うのはわかってないとは思う。
助けてくれる親もいたし。(あまり頼りたくはなかったが)
だけど、お金に困ると言うのは何度も経験した。
買い物に行っても買えない・買わないので、歩いている途中で気分が悪くなって吐きそうになり、家に戻った事もあった。
私自身は覚えてないけど、散々病院に行け(皮膚科)と言っているのに行かなかった息子が、「月末」になり病院行くからお金と言った時に激怒したらしい。
多分、やっと今月もなんとか・・・と思った時に、「お金」って言われたからかと。
途中では余裕を持ってのけていたのも、もう終わりと思った時には残ってなかったのかも。
給湯器が壊れた時は、貧血を起こしてひっくり返った。
息子が大学に入ると同時に、もう一度就活しようと思っていたら私の恩人とも言える人から在宅の仕事を紹介してもらい、段々楽になった。
始めは四苦八苦したけど、結局この仕事は私に合っていた。
息子は一人暮らしをさせることにはなったけど、学費の安い国立大に行ってくれたのでなんとかなった。
人は贅沢に慣れるとそれが出来ないとなると、ストレスたまるし元々それ自身が贅沢だと思っていない。
私の場合は、ずっと困っていたので些細な事がうれしい。
このコロナ禍だけど、出来ることを考えようと思う。
今、この災いの中で蟹が買えて食べられるのは贅沢じゃないだろうか?
息子が、帰省できないのでいろいろと送ってくれた。
コブちゃんにはこれね。
新しい首輪。
似合っている?
私たち夫婦とおばあちゃんとで何か食べてとボーナスの中から送金をしてくれた。
いいのに・・・と思うが、気持ちがうれしい。
おとーさんと壁掛けの時計が壊れたので、残るので新しいのを買わしてもらおうかと相談している。
おばあちゃんたちには、息子からと小さいプリザーブドフラワーを贈ることにした。
(足りない分は私たちから出すことにした)
息子は向こうで仕事はかなり忙しいようだけど、余裕がある生活はしているようだ。
息子が進んだ分野は大学院まで行くことが、より良い就職などへの選択肢だったのでまあ頑張って良かった。
うん、今のところ間違ってはいなかったような気がする。
うん、今のところ間違ってはいなかったような気がする。
今年の更新はこれで終わりです。
1年読んでくれてありがとうございます。
これから、また年越しまでまたご訪問&コメントにお伺いしたいと思います。
それでは、また来年に。