おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

咲いてはいけない花が、今年も咲き始めてしまった。 ~アツミゲシ~

2020年03月31日 11時40分00秒 | 野の花・その他植物

日曜日の散歩道で、
今年の1本目を見つけてしまった。
暖冬だったせいか、
例年よりも早い開花だ。


美しい妖艶な花、アツミゲシ
麻薬の原料となるため、
栽培が禁止されている違法なケシ。




2本目。

この日見つけたアツミゲシは、
立ち入ることが出来ない川の土手。
去年は、こちら側にはなかったはず。




3本目。

一昨年、
自由に歩ける反対側の土手に、
たくさん咲いてしまった。
初めのうちは、
ポツンポツンとだったので、
散歩の折、見つけた度に、
根っこから引っこ抜いていた。
でも、そのうち、次から次へと・・・
素人には手に負えないので、
保健所に連絡。




4本目。

一昨年、
保健所による駆除が行われたせいか、
去年はほとんど見かけなかった。
でも今年は、その反対側の土手だ。
なんと繁殖力の旺盛なこと!



花には罪はない。
地味な花ならば
目立たずに済んだだろうに、
なまじ美しい花を咲かすばっかりに・・・

根っこから引っこ抜く時、
マンドレイクのように、
叫んでいるんだろうな。
その声は、聞こえないけれど・・・

引っこ抜いたアツミゲシは、
川に流した。
川面に漂う美しい妖艶な花。
まるで、
あの絵画のオフィーリアのようだった。






白いキツネ ~トゲミノキツネノボタン~

2020年03月30日 11時12分29秒 | 野の花・その他植物


田んぼの畦道を埋め尽くす、
テカテカと鮮やかな黄色い花。
キツネノボタン
ケキツネノボタン




実の感じはキツネノボタンだけれど、
なんか・・・ 違う。
こんなに背が低く、
密集して咲いているのは、
今まで見たことがない。




この田んぼの畦道は、
去年の冬からの、新しい散歩道。




去年の春にも、
同じ光景だったんだろうけれど、
私には、初めて見る高密度の群生。




肉眼では分からなかったけれど、
カメラ越しに、
その正体が徐々に明らかに・・・


トゲミノキツネノボタン
       (棘実の狐の牡丹)

西日本に多く見られる帰化植物。

名前の由来は集合果の棘 👇



在来種のキツネノボタンはコチラ 👇



よっしゃ~、これでひとつ解決!



実は、今回の謎は別の所に・・・




プラプラ歩いていると、
黄色い花の中に、ポツンポツンと、
白い花が目に付いた。




ん・・・?




おんなじ花だよね?



なぜ、白い?



どうも、最初から白いのではなく、
黄色が抜け落ちて行っている模様。



ネットで調べてみたけれど、
分からない。

白いキツネノボタンの花を見た
と、言うのはあった。
実が金平糖状になったら、
 花が白くなる
との記述も見つけた。

でも、何故そうなるのか?
それに、全ての花じゃないし・・・
いろいろと謎のまま。

どなたかご存じの方、
いらっしゃらないかな~。






TORITORI 2020/03/21 ムクドリ受難と ByeByeジョウビタキ

2020年03月28日 11時50分08秒 | 鳥さん

ダイサギさん。


少し婚姻色が出て来ている。





アオサギ氏、寝てるの?





鴨たちの姿が少なくなった。
そんな中、
ポツンと1羽だけのヒドリガモ。


他のヒドリガモたちは、
もう帰ってしまったのだろうか?


どうして、君1羽だけ?


なんとなく心細そうに見えるのは、
気のせいか・・・





スズメの生る木。



こっちは?



ムクドリと・・・



スズメに・・・



ヒヨドリの混生。





電線のムクドリ。


足に糸状の何かが絡まっていた。
今のところ支障はないようだけれど、
大丈夫かな?
更にきつく締まって、
足が壊死したりしなきゃいいけれど・・・
無事に外れる事を願うしかない。





その後ろ姿は・・・


ジョウビタキのお嬢さん。


ジョウビタキたち、
いつもツバメたちと、
バトンタッチするかのように、
姿を消す。


この春の連休中には、
まだその声が聞こえていたけれど、
週明けからパタッと聞こえなくなった。


ここの桜は、
いつも見ないまま行っちゃうね。


ジョビ男も、まだいた。

どこへ行くのかは知らないけれど、
そこで、卵を産んで子育てをして・・・
そして、秋にまた帰って来る。
その日を楽しみに・・・
ByeByeまたね、元気でね!






ベニシジミと やけど虫~!

2020年03月27日 10時48分39秒 | 虫さん
土曜日のお散歩、
舞い上がってしまったけれど、
お馴染みの虫さんたちとの再会も・・・



この春初めての、ベニシジミ


いつ出逢っても、
いいモデルさんをやってくれる。


ちゃんと、カメラ目線くれるし・・・


斜め45度も、いいね~!


ウマノアシガタの花に夢中。



あれっ!?
ちっこい虫が写り込んでいる。


ちっちゃいね~!
1cmない。
ハサミムシに似た感じなんだけれど、
誰だろ~?



調べてみたら、
アオバアリガタハネカクシ
(青翅蟻形隠翅虫)
俗に言う、やけど虫でした。

体長約7mmほどで細長く、
頭部と腹部末端が黒く、
その他の体節は橙赤色で、
アメリカ大陸以外の世界各地に分布、
主に温暖な湿地に生息する。 
体液中に有毒物質ペデリンを含み
人間の皮膚に体液が付着すると、
火ぶくれのような膿疱を伴う線状皮膚炎
(ミミズ腫れ)を引き起こすことから、
ヤケドムシとも呼ばれる。
            (Wikipediaより)



ひゃ~!
気付かずに触らなくて、良かった~





HANAHANA 2020/03/21 春の野の花、咲き過ぎ!

2020年03月26日 00時56分52秒 | 野の花・その他植物
先週土曜日のお散歩、
いつもの川沿いからスタート。
ここには、ソメイヨシノが8本程。


もう咲きそうなんだけれど・・・


一輪だけ、見つけた!
   今日辺りは三分咲きぐらいなのでは・・・?




ご近所の山桜は、もう散り始めていた。


もう少し早く来るべきだったな~。
ちょっと残念。

そこから、
田んぼの広がる郊外を目指す。
右手に川、左手に田んぼの土手の道。



マンションの立ち並ぶ自宅界隈から、
ほんの少し歩いただけで、
野の花が咲き乱れる別世界が広がる。

この土手で、
ビール片手に、お弁当でも食べて、
ゴロンと寝っ転がったら、
さぞや気持ちがいいだろうな~と、
いつも思うのだけれど、
残念なことに、
川の反対側は車がバンバン走行。
あのおばさん、あんな所で・・・と、
丸見えになってしまうのが難点。




ハマダイコンか、
ただのダイコンかは不明。
他はほとんど白っぽかったけれど、
この1本だけ、紫がかっていた。
ん~、たまたまかな~。




ハナニラ




カラスノエンドウ



花が、ずいぶん大きくふっくら。



川の土手を降りて、
田んぼの畦道を進む。
ここのところ雨が降っていないので、
少しぐらいなら、
田んぼの中に入っても大丈夫。
雨降り後は、ニュルっとして危険。




ウマノアシガタ






ヒメオドリコソウ




トキワハゼ




こっちは、サギゴケ




オランダミミナグサ




タチイヌノフグリ



オオイヌノフグリの4分の1程の、
とても小さい花を咲かせる。




トウダイグサホトケノザのコラボ。




タンポポと、小っちゃな青い花たち。
タンポポは、たぶんセイヨウタンポポ



キュウリグサ


シロバナタンポポ





タガラシ




ノミノフスマ



ハコベによく似ているけれど、
ハコベのガクは、花びらより長く、
ノミノフスマは、
花びらの方が、ガクよりも長い。




蓮華草が咲き始めた。


正式名称は、ゲンゲ


子供の頃、
田んぼは、春になると、
蓮華草畑になるのが、
当たり前のことだと思っていた。


最近は、かなり郊外へ行かないと、
一面の蓮華草畑と言うのは、
滅多に見られなくなってしまった。


田んぼから離れて、
また川の土手の道へ上がる。



ナガミヒナゲシ




キツネアザミ




アメリカフウロ




カタバミ

カタバミが咲き始めたので、
ヤマトシジミたちもそろそろ・・・
と、思ったら・・・ いた!
1頭だけだったけれど、
チョロチョロと飛んでいた。