
田んぼの畦道を埋め尽くす、
テカテカと鮮やかな黄色い花。
キツネノボタン?
ケキツネノボタン?

実の感じはキツネノボタンだけれど、
なんか・・・ 違う。
こんなに背が低く、
密集して咲いているのは、
今まで見たことがない。

この田んぼの畦道は、
去年の冬からの、新しい散歩道。

去年の春にも、
同じ光景だったんだろうけれど、
私には、初めて見る高密度の群生。

肉眼では分からなかったけれど、
カメラ越しに、
その正体が徐々に明らかに・・・
トゲミノキツネノボタン
(棘実の狐の牡丹)
西日本に多く見られる帰化植物。
名前の由来は集合果の棘 👇

在来種のキツネノボタンはコチラ 👇

よっしゃ~、これでひとつ解決!
実は、今回の謎は別の所に・・・

プラプラ歩いていると、
黄色い花の中に、ポツンポツンと、
白い花が目に付いた。

ん・・・?

おんなじ花だよね?

なぜ、白い?

どうも、最初から白いのではなく、
黄色が抜け落ちて行っている模様。

ネットで調べてみたけれど、
分からない。
「白いキツネノボタンの花を見た」
と、言うのはあった。
「実が金平糖状になったら、
花が白くなる」
との記述も見つけた。
でも、何故そうなるのか?
それに、全ての花じゃないし・・・
いろいろと謎のまま。
どなたかご存じの方、
いらっしゃらないかな~。