スプリング・エフェメラルと聞いて、
花好きの方々が、
真っ先に思い浮かべるのは、
カタクリやイチリンソウじゃないかな?
でも、私にとっては、ヒメウズ。
そもそも、ヒメウズ自体を知らずに、
その花の名を調べ、
そしてそこで初めて、
スプリング・エフェメラル
と言う言葉に出逢ったのだ。
スプリング・エフェメラル
(Spring ephemeral)は、
春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、
あとは地下で過ごす一連の草花の総称。
春植物ともいう。
直訳すると「春のはかないもの」
「春の短い命」というような意味で、
「春の妖精」とも呼ばれる。
(Wikipediaより)
ヒメウズは、
キンポウゲ科に属する多年草。
オダマキ属に含めることがある。
その花はとても小っちゃい。
白い花びらのように見える萼片が、
5~6mm。
そして、その萼片に包まれるように、
黄色味を帯びた2.5mmの花弁。
ただでさえ小さい花なのに、
ほとんどがうつむいて咲き、
控え目なこと、この上ない。
「春のはかないもの」
私にとっては、
ヒメウズが、その代表なのだ。