トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

【市場動向 自転車関連イベントの参加者属性分析の話】

2024-09-05 14:26:23 | 自転車事情

≪ちなみに小生は参加していません≫

先日 ヒルクライムの横綱イベント乗鞍大会がありました。

一般男子合計参加人数3384名≪95.35%≫

一般女子合計参加人数165名≪4.65%≫

合計一般参加人数3549名

40歳以下 20.6%

41歳以上 79.4% ≪40歳を入れれば確実に80%は超えますね≫

 若年層の参加人数が少ないことを理由に オワコンと分析する人もいますが、日本人の 生存している人の平均年齢が約50歳という高齢化社会の中では当然の結果ですし、自転車という機材の小売価格が若年層の所得水準とアンマッチングという現実もあります。さらに若年層の価値観の変化もあるでしょう。実際30歳未満のサイクリストにヒアリングすると多くは中古バイクをメルカリやヤフオクで購入してサイクリングを始めた人が多いのに驚かされます

 一方 トライアスロンイベントも、メジャーな大会で40歳以上の占める割合が88%を超えています。しかし、コロナ以降 トライアスロンをやってみたい人が 地味に増加中であり オワコンという雰囲気はありません。今年は トライアスロン用のウエットスーツの販売も好調と聞いています。単なる買替需要だけとは考えられません。

(ちなみにバイクポーターの販売も順調です。)

また、女子の参加率も、乗鞍ヒルクライムの大会は4.65%、一方トライアスロンでは、ハードなロング皆生2024大会で7.6%、佐渡2023では12.3%を女性が占めています。ミドルやオリンピックディスタンスの九十九里大会では、8.57%の女子の参加率。

ヒルクライムに比較して高い傾向にあります。ロードレースやヒルクライムが、自転車ショップに関係するチームやクラブ関連の参加者が多いのに対して トライアスロンはジムやスクール関連の参加者が多い実態から鑑みて、おそらく トライアスロンでの女子率が自転車のイベントよりも多いのは ゲートウエイが、自転車ショップではなく ジムやスクール等で有ることに理由があると考えられます。

さらに、いろいろヒアリングしてみると、当初のキッカケは 健康管理・生活習慣病からの脱却の為にジム等に通い始めたのがキッカケでした。ジムで仲間ができ、それが発展して トライアスロンを始めてしまったという中高年がほとんどです。しかも それは男女を問いません。自分がトライアスロンをやるなんて信じられなかったと言う方も多いです。

肉体的にも経済的な負担も大きなそれを継続させている要因は、中高年からの新しい友人の存在です。仕事関係以外の利害関係のない友人ができる機会をトライアスロンが与えてくれたと考えているトライアスリートが多いようです。

 

運動しなければならないという強迫観念にかられてスポーツジムに向かう人達に、自転車業界は、別の選択肢として 楽しいサイクルスポーツの存在を知らしめればいけないと思います。肝に銘じなければいけないのは、自転車に乗ってみたい人の多くは、一部の若年層を除き、当初は ほとんどが競技を目指していません。

そんな中高年の初心者に訴求する「発信力・ワクワク感・顧客管理」の充実がショップには求められています。

トライアスロンマーケットを見ると、自転車業界はオワコンというよりは むしろ、ターゲットユーザーのキックオフの段階で 需要≪特に中高年や女性≫を逃がしてしまっている可能性があります。

時として、子育てから手が離れ、経済的に余裕のできた中高年の女性の方が チャレンジ精神が旺盛のような気がします。自分の健康管理に真摯に向かい合う人が多いからなのでしょうか??

中高年や女性マーケットにどう向き合うか? 自転車業界が生き残るための課題だと思います


台北に行ってきました。自転車と地球温暖化そして・・・

2024-03-15 17:23:41 | 自転車事情

 先週の話ですが、正味4日間ほど台北で仕事してきました。

 新型コロナの対応の時も 台湾は日本よりも先進的な国だなという印象をもちましたが、今回は 地球温暖化対策についても日本よりも優れている点が、たくさんあると感じた旅でした。

 それに関連してUbikeというレンタルバイクが台北市内のあちこちにあるのですが、そのシステムとクオリティがすごい。 もちろんこの目的は レンタサイクルにより、環境保護と省エネという目的を目指すものです。

 今回の台湾出張で タクシーを使用したのは1回だけ。帰国時に早朝に空港まで行ったときのみでした。そのほかは バスとUbikeでした。いずれの交通手段もGoogleマップと連動していて、現地の言葉がわからない外国人にとってはとても便利なものでした。

 バスは 行き先を入力すれば、最寄りのバス停でなんの番号のバスにのればよいかGoogleマップが教えてくれます。

レンタルバイクのUbikeも 行き先を入力すれば、どこにバイクのステーションがあって 何台空きがあるかを表示してくれるのです。

 

しかも、走りだせばこんなナビ迄!市内は 確かに 交通量が多く危険なのですが・・・・

 

台北を囲む川にはよく整備されたサイクリングロードがあるので、ホテルから台北ショーの会場迄それを利用しました。

 

使用方法はネット上に掲載されているので割愛しますが、とても簡単で便利でした。

中国本土でのシェアバイクシステムは、うまくいかず 崩壊したようですが、台湾では インフラ・システムともに これからの時代の最先端をいっているような気がします。

 

 

 

台北ショーでは、多くの企業が 地球温暖化問題に触れていました。この写真は 某(笑)フレームメーカーですが・・・

カーボンリサイクルについて、紹介していました。カーボンリサイクルについては、リサイクルの過程で大量のエネルギー消費をする課題があるそうなのですが、少しづつ前進しているらしいです

 また、環境負荷がフレーム材料の中では一番低いという点で、欧州ではクロモリバイクが見直されているようです。そして 修理して乗り続ける権利(サステナブル)が重視されているので、実は リムブレーキは存続し続けるというのが、EUや台湾の人々の見方でした。

 日本国内では、リムブレーキがなくなるということが まことしやかに 流布されていますが、どうも そうではないらしい。

 ヨーロッパ発の比較的新しい価値観である、企業の社会的責任(ESG)と企業存続の為の商品開発サイクルのバランスが、 今後強く求められるらしいのです。まぁ、もしかしたら これらのEU的な価値観と、真逆の米国大統領が生まれたら、この流れもどうなるか解りませんが・・・・

 たぶん、輸入障壁とが自由貿易を阻害するものだと強い姿勢に出て経済的な報復を考えるような気がしますが・・・・少なくとも多くの台湾企業はヨーロッパの価値観に重きを置いているようです。

 

 


逆走を注意してみたら・・・・

2024-02-20 11:38:29 | 自転車事情

逆走をしている人に注意したら・・・・

≪写真とスレッドと直接の関係はありません≫

「逆走だよ~!」

『なんで、そんなに怒るの!?』

*聞こえるように大声でいったせいで、怒っていると思ったらしい(笑)

「逆走だよ~~!」

『子供のせているのに、危ないでしょ!!』

*コチラ、予想外の反応に絶句

「逆走ですよ~~!自転車は左側通行」

『ウフフ、ごめんなさいね~』

*言い方で、反応が変わることもあると学ぶ・・・・

「逆走~!」

『うるせ~~!ば~か』

*この勇気ある女子高生?に恐れを感じました・・・・

「逆走!!」

『誰がそんなこと決めた!?』

*酔っぱらった、同年代のおやぢと思われます・・・・

 

「逆走ですよ!」

『・・・・・・・無言』

子供のせているのに・・・・・

 

 

片道18㎞ほどのジテツーの道で、毎回平均3件くらいの逆走に出くわす。その大部分は交差する前に気づいて、左側通行に訂正されるが中には逆走のまま突っ込んでくる。私は、基本的にキープレフトか停止する。そのさいに声掛けをするのだけれど、こんな調子だ。

ドライブレコーダーには多くの逆走が記録されているが、いつこんな景色をみずにすむのだろう・・・

 


ChatGPTを使ってみました。自転車業界ネタですが・・・(汗

2023-06-16 12:07:28 | 自転車事情

◇質問◇

日本市場におけるスポーツ自転車マーケットの今後?
 
◆回答◆

日本市場におけるスポーツ自転車マーケットは、今後も成長が期待されています。以下に、いくつかのポイントを挙げて説明します。

自転車ブームの継続: 近年、日本国内で自転車の人気が高まっています。COVID-19パンデミックの影響もあり、人々は自転車を利用してアウトドア活動やエクササイズを楽しんでいます。このブームが続くことで、スポーツ自転車の需要も増えるでしょう。

健康志向の高まり: 日本の社会では健康志向が高まっており、スポーツ自転車は健康維持やフィットネス活動に適した選択肢となっています。特に中高年層や女性の間での需要が増えており、これらの市場の成長が見込まれます。

高品質な製品への需要: 日本市場は品質に対する要求が高く、高性能なスポーツ自転車への需要があります。自転車メーカーは、軽量で丈夫なフレーム、高性能なコンポーネント、快適な乗り心地など、消費者の要求に応えるために技術革新を行っています。

電動アシスト自転車の普及: 電動アシスト自転車(e-bike)は、日本市場でも人気が高まっています。特にヒルクライムや長距離走行など、より高いパフォーマンスを求めるスポーツ愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。

オンライン販売の増加: 近年、オンライン販売の普及により、スポーツ自転車の購入が容易になりました。消費者は自宅から製品を比較検討し、購入することができます。オンライン販売チャネルの成長が、スポーツ自転車市場の拡大に寄与しています。

これらの要因から、日本市場におけるスポーツ自転車マーケットは今後も成長し続けるでしょう。自転車メーカーや小売業者は、市場の変化に対応し、消費者のニーズに合わせた製品やサービスを提供することが重要です。

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マクロ的視点から見れば、将来性はあるということなので、こんな質問をしてみました。

◇日本のスポーツ自転車市場の中で生き残るためには?◇

◆回答◆

  1. 品質と信頼性の維持: スポーツ自転車市場では、品質と信頼性が非常に重要です。製品の品質を向上させ、信頼性を確保するために、厳格な品質管理プロセスを確立しましょう。また、顧客からのフィードバックを積極的に収集し、改善を行うことも重要です。

  2. 技術革新と研究開発: スポーツ自転車市場は競争が激しいため、常に最新の技術革新や研究開発に取り組むことが求められます。軽量化、剛性の向上、エアロダイナミクスの最適化など、市場のニーズに合わせた新しい技術や機能を開発しましょう。

  3. ブランドイメージの構築: 強力なブランドイメージを構築することは、スポーツ自転車市場での生存に不可欠です。自社のブランド価値を高めるために、優れたデザイン、広告キャンペーン、スポーツイベントへの参画などを活用しましょう。また、プロサイクリストやアスリートとのパートナーシップを築くことも有効です。

  4. ユーザーエクスペリエンスの向上: 顧客が製品を購入し、利用する際のエクスペリエンスを向上させることも重要です。製品の取り扱いやメンテナンスの容易さ、快適な乗り心地、カスタマイズの可能性など、顧客のニーズに合わせた優れたユーザーエクスペリエンスを提供しましょう。

  5. マーケティング戦略の適切な展開: スポーツ自転車市場では競争が激しいため、効果的なマーケティング戦略が必要です。ターゲット市場を明確に定義し、適切な価格戦略、販売チャネル、プロモーション活動を展開しましょう。また、オンライン販売やソーシャルメディアの活用など、デジタルマーケティングの重要性も考慮しましょう。

以上の要素を組み合わせて、競争力を持った製品とブランドを構築し、顧客のニーズに応えることができれば、日本のスポーツ自転車市場で生き残ることができるでしょう

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ある意味、概念的な回答ですが、これらの視点にどれだけ具体的な肉付けができるかが要ですね。ちなみにこれに、小売店の要素を喰えればそれなりの回答がでてくるようです。次回はそれを試してみましょう


どうして逆走自転車は危険なのか?

2022-10-19 19:16:13 | 自転車事情

 法令に違反して逆走(右側を走る)する自転車がなぜ危険かのか? 逆走する自転車に遭遇した場合の対処を含めて考えてみたいと思います。

よくある事例を考えてみましょう

さて逆走する違法自転車が近づいてきました。進路を譲る様子はまったくないようです・・・・

さて、あなたならば、どの方法を選びますか? よくあるのはA1。進行方向の右側に逃げるパターンです。

なぜなら、逆走する自転車があなたの進行方向左側逃げるからです。

多くの逆走自転車は、あなたの背後からくる赤い四輪自動車が見えているので、その方向に逃げるのです。

でも、正しく左側を走ってるあなたは背後の赤い四輪自動車に気が付かないかもしれません。その結果接触の危険があります。

実際のケースで、半分以上はこのような形で回避しているケースが多いのが現実です。運よく接触を回避できれば良いのですが、赤い四輪自動車のドライバーがスマホでも見てわき見運転していたら・・・・・

さらに車道の幅が狭くて、最悪のケースは・・・・

 元々の原因は、違法の逆走自転車が原因ですが、逃げてしまった例もあるそうです。

赤い四輪自動車にとってみれば、自転車が飛び出してきたことになり、接触事故になった場合は左側を走っていた自転車が踏んだり蹴ったりの状況です。

 

 ここ数日、違法走行の自転車の取り締まりを強化するとの報道がありましたが、残念ながら逆走を取り締まらない警察官の一部はこのような危険を理解していないようです。

「どのような危険があるか?わかりますか?」と質問したところ、

「法令に違反するから危険」という主旨の返事でした。

事故の防止、また注意・指導という視点では予想されるリスクを理解してこそ、説得力のある職務遂行が可能と感じ、ここに記しておくことにします。