そもそも40歳を過ぎて、健康診断なんぞをやると約70%の人が、なんらかの問題がありその多くは「生活習慣病」とか言われるような自覚症状の無いビョーキなのだけれど、「このままだと、ドクターに早死にしますよっ!」とかなんとか言われて、運動しなくちゃいけない強迫観念に駆られていろいろ運動を久しぶりに始めるのが常だ。
仕事柄、(自転車関連輸入卸売商社)トライアスロンに関係する製品も扱っているでのでトライアスロンの現場に出向くことも多いけれど、いま多くの大会で年代のマジョリティは、50歳代になりつつある。多くの有名な大会で、年齢制限のある宮古島大会を除いてなんと40歳以上が85%以上を占める(2023年佐渡TR88%超2024年皆生TR88%超)
現場でトライアスロンを始めたきっかけはと尋ねると、実は若い時から継続している人は少ない。中高年になって、始めた人がほとんど。自分の健康の為に、最初はジム通い等から始まり、スイムを楽しみ、マラソン大会などに参加して仲間ができて、その中にトライアスロートがいて、「トライアスロンってどうなの?」と聞いたら、「簡単だよ!」と騙されて?!始めたという人が多い。
≪富士山を見ながらマラニック≫
トライアスリート間では常識だが、トライアスリートは嘘つきという習性はあまり知られていない。多くのトライアスリートは、ニワトリだ。3歩、歩けば苦しいことは忘れてしまう・・・・
・スタート前は、「なんでエントリーしちまったんだ・・・」と公開し
・ゴール直後は、「もう、トライアスロンは卒業だな・・・」と思っているのに
翌日にはそれを忘れて、次の大会は何処に出ようかなという生物なのだ。だから、そんな輩のアドバイスをうのみにすると、初陣の最初のスイムで、危うく溺れそうになりライフセーバーの御世話になることになる(経験談)
もう一つのアスリートの特性は、極めて面倒見が良い人が多いということ。嘘つきだけれど(たぶんその自責の念からか・・・)彼らは、トライアスロンを諦めようとした初心者に、根気強く教えてくれたり・練習に誘ってくれたりもする。初心者のおやぢも、つい練習会の後の宴(4酒目め)の魅力に負けてトライアスロンを続けてしまうことになるのだ。
結果、健康も回復しドクターに脅されることもなくなるワケで、酒を含めて大量摂取したカロリーを無かったことに成功するのだ。
話はもとに戻るけど、多くの中高年から始めたアスリートのゲートウエイは、自転車ではないので、自転車の楽しみ方を知っている人が少ない。だから苦手な人も多い。自転車のるんだったら、楽しく乗ったほうがいいし、いろいろな景色見れるし、輪行ができたら自転車旅も満喫できる
≪一応宮古島TRのボトルでトラであることをさり気なくアピール≫
≪日光の英国大使館別荘跡公園≫
≪半月峠からの景色≫
体重70㎏の人が、山を含めて100㎞くらいはしると、じつは消費カロリーは一日で4000kcalを超える。フルマラソンを走っても3000kcalくらいなので、各地の食材を満喫しながら鱈腹食べても無かったことにできるのだ。輪行ができれば、嫌になったら電車に乗ればいい。電車に乗って自宅へもタクシーを使えば、思い切り地酒や地場の食材を堪能できるワケだ。
とくに今のような酷暑には、日の出前の早朝に涼しい山に向かい、灼熱の平地は避けて帰りは輪行でかえるのが最高だ。
輪行できないと、サイクリングの楽しみの半分以上を知らないと思う
あ、輪行にはリムブレーキがいい、ディスクでもできるけど、持ち物増えるし面倒だからね