トホホおやぢのブログ.....

アンチエイジング、自転車、ダイエット、スイム、ラン等々、徒然なるままを・・・

試乗会にて、(Calamita Due)

2010-05-25 08:43:00 | スチールバイク
 20年以上の付き合いになる彼は今年50歳。喫煙習慣のある多少メタボなおやぢである。今まで運動習慣は無かったが、自身の健康と肩凝り解消の為に昨年の秋からスイムを始め2ヶ月ほど前からバイクに乗り、今月はいきなり伊豆の新島のトライアスロンにデビューした。
 


彼の愛車は、カラミータ・デュエ。シルクブラッシュのモデルでホイルをNOVATEC JETFLY換え Wレバーを交換してSTIレバーを装着した。重量はペダルを入れても8.5kgだと思う。


今回の試乗会後のプチサイクリングは、アドマーニ(レストラン)の往復の予定だが、人数が10名を超えるので二班に分けて、経験者は、アドマーニよりも遠い鴻巣のポピー畑を目指すことにする。彼も練習?を兼ねて、ポピー見物組に参加。
昼の食事は、是非このレストランのテラスで取りたいというのが、いつもの暗黙の掟。だからならべく急いで、席を確保しなくてはいけないので、当然ながら速度は上がる。少し追い風の影響もあり、32~35km/hというレベルで走り出した。

実は彼がついてこれるか心配だったが、信じられないことにキッチリついてくる。先月30km/hのスピードを出すと文句タラタラ言っていた人間にはとても思えない。

軽快にケイデンスを重ねスピードを維持している。NOVATECのJETFLYとTIG溶接のカラミータデュエの相性は抜群のようだ。とても乗り初めて2ヶ月には思えない。

しかも、このカラミータデュエは車両価格を10万円以下だ。JETFLYにしても、約5万円。自分で企画・製作してこんなことを言うのも変だけれど、彼のエンジンの成長も勿論だが、シャシー(このフレーム)がここまで自分の狙い通りに性能を発揮してくれるととてもウレシイ。シートスティのベントとイタリアンチックに出来る限り小さくした後三角が、小気味良いウィップを生みオーバー30km維持するための推進力になっているようだ。さらに回転の良いJETFLYがスピード維持に貢献している、



 自転車に乗り始めた頃、30km/h以上で巡航するのは一つの目標だった。彼は、わずか2ヶ月でそれができるようになってしまった。自分はもっと時間がかかったような記憶がある。


荒川周辺は、桜の季節も終わり、からし菜の黄色の花も見かけなくなった。でも鴻巣の荒川河川敷ではこの写真のように広大なポピー畑がありお祭りをやっていた。この少し上流(吹上)では、3KM以上のポピー街道があり、自転車で走ると爽快だ。今週末はお祭りのはずだ。

一生懸命走るのも悪くは無いが、花を愛でる自転車の旅もいい。これからの季節だと菖蒲・アヤメ・そして紫陽花、課題は沢山ある(笑)



台中出張・・・・

2010-05-20 18:06:00 | 自転車事情
新島トライアスロンの応援から帰った翌日17日に成田から台湾に飛ぶ。

カラミータやACORの生産予定の確認と新製品開発の打合の為だ。
たまたま窓際の席に座っていたので、太平洋岸の景色が地図の形で見えた。

新幹線で台中に向い、ホテルにチェックイン
この時期、滞在した台中のホテルは、欧米の自転車関係者がけっこういる。ユーロバイクやインターバイクに出す新製品の最終的な詰めといったところか?

 その他に理由がもうひとつある。実は先月、欧州のスポーツバイク業界内には大きな事件があった。あるイタリアの自転車向けカーボン材料製造のメーカーが突然廃業してしまったのだ。(倒産ではないらしい。オーナーは相当の大金持ちかつ資産家と聞いている)ここは金型を自社工場内で造り、オートクレープの真空釜をイタリアとルーマニアで稼動させていた唯一のメーカーだった。数年前に訪問して見学させて頂いた。
 実は、世界の炭素繊維需要(他産業を含めて)の70%以上を実は日本企業が供給している。こと自転車に関しては、そのほとんどがTORAY(東レ)だ。物流コスト点から日本から遠いイタリアでは不利だ。さらに決定的なのは人件費。ルーマニアの稼働率を高めたところで焼け石に水だろう。にもかかわらず中国生産製品との対抗上かなりリーズナブルな価格提供をしていた。結局、ビジネスの旨みが無くなって止めたのかもしれない。 数多くの有名ブランドがお世話になっていたメーカーだ。この情報は直ぐに台湾にも届いて、品質で評判の良いいくつかのカーボン材料メーカー工場は、新しいオファーをゲットしたようだ。この件を見越して?!かどうかわからないが、深セン(香港の対岸の中国本土の工場)の生産キャパがオーバーしているので、内陸にさらに大きな工場を建設中らしい。(台湾の有力カーボンメーカーの工場は、多くが中国の深センに工場をもっている。政治と経済はまったく別なのだ)

..........なんて話が毎晩の宴席で話題になったりする。
酒の弱い私には苦痛(嘘&笑)だが、アッセンブラー・ハブメーカー・フレームメーカー・その他のメーカーが同席してこのようないろいろな情報交換ができるのが台中の強みだ。全世界のスポーツバイク需要のほとんどが、台中とその周辺の大甲・彰化地区
の企業に直接・間接に関わりをもっているので、いろいろなメーカーから業界情報をとる事ができるのだ。でも肝臓が強くないと潰されるので覚悟が必要。


取引先の打合の移動途中で、肉マン屋に立ち寄る。絶品!安い!日本では味わえない・・・
感激!


新島トライアスロン・・・

2010-05-16 23:14:00 | 泳ぐ・乗る・走る
先週の週末は、知り合い2名が新島トライアスロンにエントリーするというのでサポートに行く事に・・・・本当は、島焼酎と表彰パーティの御馳走が5年前の記憶から蘇り行きたくなっただけ!?


竹芝桟橋を金曜日の夜に出発。東京の港の夜景を見ながら船はノンビリ進む。

早朝に、大島そして利島(写真)を経て新島に到着する。

透明度は、宮古島に勝るとも劣らない。難点は水温が冷たい...17度ほど・・・
この写真がスイム会場になる。750mを2周回することになるのだ。二人とも海で泳ぐのは、ほぼ初めて・・・・・

持参した僕のトマジーニで彼らが休んでいる間に、少しサイクリングを楽しむ。

いよいよスタートだ。緊張が高まる。
ウェーブスタートなので、バトルはないけれど泳力が貧弱だと、あとから来る集団に巻き込まれてけっこう大変だ。
いろいろドラマがあったけれど、二人は無事完走する。



実は、これが目当てだった(笑) 運動していないのに、鱈腹飲んで喰ってしまった・・・・

翌日、少しでもカロリーを消化するためにサイクリングに向う






朝食をとり、露天風呂に向う。ここからの眺望は絶景だ。
船が出発する時間まで、のんびり湯につかり過ごす。
次回は20回大会とのこと・・・・参加してみるか!?